地域おこし協力隊とは?

WHAT’S
Community-reactivating
cooperator
squad

地域おこし協力隊とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

令和2年度地域おこし協力隊の隊員数

5,454

令和2年度地域おこし協力隊の受入自治体数

1,065自治体

出典:総務省HP地域おこし協力隊推進要綱

主な仕事内容

Content

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
主な仕事内容をご紹介します。

  • 観光ルートの企画立案や
    観光客のサポートを行いながら、
    地域の魅力をアピール
  • SNSや動画などによる
    地域の魅力をアピール
  • 地場産品の販売や
    地産地消の推進
  • 農業・漁業・林業などの管理や
    指導、普及活動
  • お祭りやイベントなどの地域行事、
    伝統芸能の応援、都市との交流事業
  • 村営宿泊施設を運営、
    空き家を補修など、
    移住者促進事業を支援
  • 水源地の整備や道路の清掃
  • 青年団や消防団などの団体で
    地域施設の運営補助
  • 高齢者の見守りサービスや
    通院・買い物時の移動サポート

地域協力隊はこんな方におすすめ!

  • いろんな人とコミュニケーションをとりたい!
  • 目立たない仕事でも地道コツコツやりたい!
  • 伝統芸能や地域行事・文化を知りたい!
  • 地域の魅力をアピールしたい!
  • 地域の困り事を解決したい!

着任までのステップ

Step

  1. 01

    赴任する地域を選ぶ

    隊員を募集している地方自治体は、各自治体のホームページや、地域おこし協力隊のポータルサイトにまとめられています。興味のある地域や職務内容、条件、求められる役割などを確認しましょう。

  2. 02

    募集に応募する

    理想の条件に当てはまる地域を見つけたら、必要な書類を確認し、就職活動のように応募します。自分の経歴やできること、地域でやりたいことを整理して、自治体にしっかりとアピールしましょう。

  3. 03

    書類選考・面接
    などの選考

    エントリー後、自治体から返事が来ると面接に進みます。地方自治体による選考の結果、採用が決定します。

  4. 04

    活動に向けての準備

    採用後、採用先の自治体に住民票を移し、自治体の「地域おこし協力隊」の担当者からの指示を受けて、活動に向けて準備を始めます。自治体は、隊員の雇用主であり、共に地域を盛り上げるパートナーでもあります。自治体が求めていることを把握し、良い人間関係を構築していきましょう。

任期・給与・条件

Conditions

任期

概ね1年以上3年以下の期間、地方自治体の委嘱を受け、地域で生活し、地域協力活動を行います。活動期間は自治体によって異なるので、確認しましょう。

給与

隊員の平均年収は199万円。
給与は16万6千円のところが多いです。まれに20万円のところもあり、自治体によってさまざまです。

※給与と活動費(隊員1人につき400万円上限(=報酬等(上限200万円)+活動費(上限200万円))
※厚生労働省の賃金構造基本統計調査を参考に、独自に算出しています。
出典:一般社団法人 移住・交流推進機構

条件

地域おこし協力隊に求められる条件は、各自治体によって異なるため、希望する地域の条件を確認しましょう。

参考例

  • 満20歳以上~50歳以下
  • 心身が健康で、かつ、地域協力活動に意欲と情熱を持って取り組める
  • 日常的にパソコンを使用、電子メール等情報の受発信ができる
  • 土日及び祝日の行事参加や夜間の会合等、不規則な職に対応できる

「地域おこし協力隊」は、地域の活性化を目的に設立された制度です。
着任後は、常に地域に役立つことを意識することが大切です。
あなたができる、地域のために役立てることとは、何でしょうか。
自治体から託されるミッションを遂行することはもちろんのこと、
自分のやりたいことや特技を活かした活動ができるよう、
担当者に相談してみましょう。

地域おこし協力隊の
先輩の声

Voice

ワープシティでは地域おこし隊の方の体験談を掲載しています。
興味のある都道府県の体験談を読んで、移住定住の参考にしてみてください!