<h2>基山にお住まいで、福岡市に通勤されているそうですね。基山が地元なのでしょうか？</h2>
才田豪幸さん（以下、豪幸）：いえいえ、僕は福岡県中間市の出身で、今も中間に実家があります。2017年4月に基山町に引っ越してきたのですが、それまで全くゆかりがありませんでした。基山といえば、高速道路の基山パーキングを知っているくらいで…。
<img class="alignnone wp-image-12021 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/02/9760d7aa-dsc_9549.jpg" alt="自宅で移住について話す才田豪幸さん" width="1000" height="667" />
<h2>基山町に移住されるまでを教えてください</h2>
豪幸：実は基山に住むまでいろんなところで生活してきたんですよ。中学まで中間市で暮らし、高校は熊本、大学は神奈川。
就職してからは福岡県久留米市と飯塚市に住みました。そして今の会社に転職して、本社がある兵庫県加古郡で働き、九州営業所へ異動することに。その際、家を建てるところを探して、基山に落ち着いたというわけです。
<h2>お仕事について教えてください</h2>
豪幸：創業70年を超える会社（株式会社神戸工業試験場）で、素材が一定の基準を満たしているかどうか試験を行い、解析・評価する会社で営業をしています。
<h2>福岡市で働くことが決まった後、どんな基準で住むところを探されたのでしょうか？</h2>
豪幸：職場は博多駅のすぐ近くで、通勤が30分くらいという点にこだわりました。実家が中間市なので、まずは博多から東の赤間や福間あたりを考えたのですが、ピンとくる土地がなくて。
知り合いに「基山はどう?」とすすめられて、「えっ、佐賀でしょ!?」と驚いたけど、調べてみると意外といいところだとわかり、結局は基山に決めたんです。
<h2>最終的に基山町に決めた理由はどういったものだったのでしょうか？</h2>
豪幸：博多駅から基山駅までJRの快速なら30分以内という第一条件にピッタリだったんです。それも土地が安くて、家を建てるのに町から数十万円の補助金があったというのも大きいですね。嫁は基山町のサイトを見て、子育てするのにいい環境だと思ったようです。
それで、2017年4月にまずはここからすぐ近くの賃貸アパートに引っ越し、打ち合わせを重ねて家を建て、2018年7月にここに住み始めました。
<img class="alignnone wp-image-12022 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/02/dede994e-dsc_9530.jpg" alt="自宅リビングで、才田豪幸さんと奥様が話す様子" width="1000" height="667" />
<h2>実際に基山で暮らしてみて、毎日の通勤はどんな感じでしょう？</h2>
豪幸：毎朝、基山駅まで平坦な道を5分歩き、朝7時くらいの電車なら座れるので、電車に乗ったら博多駅まで30分くらい寝てますね。なので正直辛いと思ったことはないですね。むしろ快適です。
<h2>そうなのですね。寝ながらだと乗り過ごす不安はありませんか？</h2>
豪幸：それが大丈夫なんです。博多駅で降りる人が多いから、ゴソゴソという気配で必ず目が覚めます（笑）。
もし初めに探していた赤間や福間あたりに住んでいたら、朝は電車が混んで座れないとあとで知り、やっぱり基山でよかったと思いました。帰りも座ることができて、平均すると夜7～8時くらいには家に着いています。
<h2>生活する場としての基山はいかがですか？</h2>
豪幸：町内で買い物ができるし、車で少し行けば筑紫野も鳥栖も小郡もあって、生活するにはとても便利ですよ。一方、自然豊かで静かで、広い草スキー場や公園も多くあり、子どもたちはのびのびと育っています。この家も当初の予算内で納得できるものが完成して、大満足です。
<h2>奥さまも基山にはゆかりがなかったのでしょうか？</h2>
才田奈美子さん（以下、奈美子）：そうですね。私は神奈川出身で、結婚したあと夫と一緒に引っ越しを繰り返してきました。7歳の長男は保育園を4つ転園したので、ようやくここで落ち着いて暮らせそうで安心しています。
この家なら2歳の次男が走り回ってもいいし、猫のスペースも作ってあげることができて、すごく快適ですよ。  このエリアは新しい家が4つ集まっていて、皆さんお子さんがいてすごくいい方たちばかり。
一緒に遊んだり、真ん中のスペースにテーブルを出してご飯を食べたりしています。昨夜も夜まで外で飲んでました。  近所の人に限らず、基山の人はめちゃくちゃ優しいんですよ。
皆さんよく挨拶してくれたり声をかけてくれたり、自転車に乗った思春期の中学生でも「こんにちは！」ってさわやかに挨拶してくれたり…これまで住んでいたところでは考えられない（笑）。うちの子も基山でそんな風に育ってくれるといいなと思っています。
<img class="alignnone wp-image-12024 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/02/6b3cd437-dsc_9539.jpg" alt="才田豪幸さんの二人の息子さん" width="1000" height="667" />
<h2>奥様もお仕事していらっしゃるそうですね</h2>
奈美子：はい、上の子が小学生になり、下の子は町の保育園に入ることができたので、私も仕事をしています。前に住んでいたところでは保育園に入れず、激安の内職で疲れ切っていた時期もあるので、好きな仕事ができる今はとても幸せです。
<img class="alignnone wp-image-12023 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/02/191b27ed-dsc_9596.jpg" alt="才田豪幸さんの奥様の奈美子さん" width="1000" height="667" />
<h2>基山で暮らしてみて、課題だと思うところがあれば教えてください</h2>
豪幸：うーん、あえて言うなら、うちの前の川沿いにガードレールが少ないことかな。あとは、駅からうちまでの道に街灯が少ないこと（笑）。この件は町の「町民提案*」という制度を通じて、発信しようと思っています。
*まちづくりに関する施策や事業に関する提案、意見及び要望を基山町に提出することが出来る制度。提出された提案等が具体的な施策や事業等に反映できる場合は、制度の整備及び充実が図られる。
奈美子：あー、そういえば街灯が少ないね。でも、基山は犯罪の注意喚起がしっかりなされていて、この前なんかは「置いていた自転車が盗まれ“かけた”」ということまでが記事になっていて、防犯意識がしっかりしている町だと感じました。実際住んでみても治安の良さは実感していますし子育てには最適な町だと思いますよ。
<img class="alignnone wp-image-12025 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/02/475c86b0-dsc_9554.jpg" alt="リビングで遊ぶ才田豪幸さんの二人の息子さん" width="1000" height="667" />
<h2>地域での活動についてはいかがですか？</h2>
豪幸：うちは子どもがいるので、かえって地域のつながりがありがたいです。この前は、地域の子どもたちとプールに行って、流しそうめんとバーベキューをして、最後は花火して、というフルコース。体は疲れたけど、子どもたちはすごく喜んでくれるし、やっている僕らも楽しかったですね。
地域で川やお宮を掃除したりという活動がありますが、強制ではなく、できる人ができるときに参加したらいいという感じで明るくオープンな雰囲気です。
<h2>最後に、基山町への移住を検討している人にアドバイスやメッセージをお願いします</h2>
豪幸：基山は福岡に通勤するにも生活するのにも便利で、自然がいっぱいあって静かで、安く家を建てることができる。住んでいる人たちがとてもよくて、犯罪が少ない。あ、そうだ、町長さんがおもしろいのも魅力だな。  
<img class="alignnone wp-image-12026 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2022/02/e3e93d74-dsc_9515.jpg" alt="自宅リビングで移住について話す才田豪幸さん" width="1000" height="667" />
<h2>松田町長には前回、取材させていただきました。気さくな方ですよね</h2>
豪幸：そうなんです、保育園の行事にも参加して、かつらをかぶって踊られたり（笑）。まだ家を建てる前にたまたま町長にご挨拶したら、覚えていてくださったみたいで、次に会ったときは「家はできた？」と聞かれました。一度会った人のことはよく覚えていらっしゃるようです。
そんな町長がいる町って、なんかいいですよね。今回は、住まいは基山町で職場が福岡市内というライフスタイルについてうかがってきました。よく“地方に仕事はない”と言われますが、隣接する都市・福岡市まで視野に入れるとアクセスの良い基山町の暮らしはメリットも大きいのではないでしょうか。
マイホームやのびのびと子育てをしたい方など、基山町も候補に入れてみると良いかもしれません。
出典: <a href="https://www.town.kiyama.lg.jp/ijyu/kiji0031946/index.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">基山町から福岡市内への通勤は実際どうなの？ 移住者に聞いた基山のリアルライフ。</a>

ワープシティ公式

佐賀県の東部に位置し、福岡県とも隣接する基山町。一見全国のどこにでもあるような地方の田舎町のようですが、ちょっと他とは違う、未来の可能性に満ちた魅力ある町のようです。才田豪幸さんは2017年4月にご家族で県外から佐賀県基山町へ移住されました。自宅は佐賀県、職場は福岡市内というライフスタイルです。基山町からわざわざ福岡市内まで通勤なんて本当は大変なのでは？という疑問を持ちつつ本音の部分を伺いました。

基山町

佐賀県

才田豪幸、出身地：福岡県中間市、現住所：佐賀県基山町、職業：株式会社神戸工業試験場 勤務、才田奈美子、出身地：神奈川県、現住所：佐賀県基山町

才田 豪幸・奈美子

住まいは佐賀県で職場が福岡市内！基山町のリアルライフとは？

<h2>唐津への移住のきっかけは？</h2>
山田さん（以下、山田）：夫の転勤がきっかけで唐津に移住しました。 実際に住みだして四季の移り変わりを感じることができる唐津を好きになり、すぐにマイホームを建築しました。
<img class="aligncenter wp-image-3503 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/873f7927-2.jpeg" alt="山田さんご夫婦が移住後すぐに建築したマイホーム兼カフェ「Sweet home clover」の外観" width="720" height="350" />
<h2>移住に不安な想いはありましたか？</h2>
山田：周りに親戚･友人がいない中で、引っ越し当初は心細い想いをしました。そんな中で心強かったのは、唐津市子育て支援情報センターの存在や、唐津市内にある園の一時預かりの場所でした。
唐津市子育て支援センターは、子育ての不安や相談などの情報ニーズに対応する窓口で、子育て家庭を支援しようと官民協働で設立されたNPO法人です。
相談窓口のほか、急な仕事など緊急時の託児や、熱は下がったけど通園にまだというお子さんを託児するサービスを提供。支援センターのほかにも、子育てサロンなど色々な受け皿があって、子育て中のお母さんの頼れる場所が多いのが魅力的です。私も支援センターの「ラビットくん」(送迎･託児サービス)を利用していました。
<img class="aligncenter wp-image-3504 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/22ed22bb-3.jpeg" alt="「Sweet home clover」で開催されるクラフト教室の日、ママたちがカゴを編んでいる様子" width="720" height="350" />
<img class="aligncenter wp-image-3505 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/86767048-4.jpeg" alt="「Sweet home clover」での教室開催日の託児、二人の赤ちゃんが座って遊び、おやつを食べている様子" width="720" height="350" />
<h2>唐津市での暮らしはいかがですか？</h2>
山田：色んな方とのご縁や、出会いがあり、今の私がいます。足を運んでくださるお客様、可愛いハンドメイドを委託してくださる作家の皆さん、各教室の講師の皆さんに、各関係者の方々に支えられて守られて成り立っています。
私たち夫婦は、親戚も知り合いも友達もいなかった、そして観光で訪れた事も無かった、この唐津という街に永住を決めて良かったと心から感じる日々です。
<img class="aligncenter wp-image-3506 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/00d54700-5.jpeg" alt="「Sweet home clover」にて赤ちゃんを抱っこしながら笑顔でお話くださる山田さん" width="720" height="350" />
<h2>移住を考えている人にアドバイスをお願いします</h2>
山田：移住を検討する際、他県に比べてあれがないとか、ここが不便、ないもの、足りないものを探すのではなく、唐津にあるよいもの、よいところ、よいご縁に目を向けて欲しいです。
《よいもの》に目を向けさえすれば、きっと好きなものも見つかり心地良い唐津生活ができると思います。
出典: <a href="https://karatsugurashi.com/column_yamada.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">みんなで作ってきた理想のカフェ この唐津という街に、永住を決めて良かったと心から感じる日々</a>

静観な住宅街。周りには深い緑があって、道路を上っていくと松浦川も見渡せる。自然に囲まれている雰囲気の良い住宅街。その一角に山田さんのマイホーム兼カフェがある。茶色の木目が際立っていてオシャレな雰囲気。道路側に緑に白抜きの文字「Sweet home clover」。自宅兼カフェで子育て中のママが気軽に集まれて、子育ての相談をしたり、気分転換できる場所という想いから始めたといいます。取材日はちょうど、カフェ内で開催されるクラフト教室の日。客席は満席で、先輩ママから後輩ママまで幅広い年齢層が集っていました。クラフトで自分好みのバックを作成しながら、子どもも見ることができる。なんと言っても、子どもと一緒に気軽に来店できるのが魅力です。参加者や山田さんの笑顔が、「子育て中のママが気軽に集まれるカフェ」を物語っています。

唐津市

現住所：佐賀県唐津市、職業：カフェオーナー



山田 

唐津という街に、永住を決めて良かったと心から感じる日々

<h2>移住のきっかけについて教えて下さい</h2>
黒川洋行さん(以下、洋行）：それぞれの両親の介護を終えたとき縛りがなくなり、「あとは僕らの自由にしていい」と思ったことがきっかけです。東京は大好きですが、せっかく自由になれたのだから、空気が全然違う土地で暮らしてみるのも良いと思いました。
黒川愛紀子さん（以下、愛紀子）：「どこにでも住める」となった時に、最初に思いついたのが唐津でした。私は佐賀県武雄市出身です。学生の頃は佐賀県は何もない、つまらないところだと思っていました。母の介護のために月1くらいで実家に帰るようになり、改めて大人の目でいろいろ見たら結構面白くて。
嫌々介護のために帰るのではなく、楽しみに帰れるようになりました。唐津は、子どもの時に海水浴で毎年行く場所でイメージが良くて。改めて訪れたら、すごく気持ちがいい町だと思いました。
洋行：私は名古屋出身ですが、妻とともに唐津を何度か訪れたことがありました。これからの人生をより面白くできる土地を考えた時、いちばん唐津がしっくりきました。
唐津は、文化や歴史、お城もあり、住んでる人たちも自分の町が好きで誇りを持っています。そういうのが見える感じがとても良いです。山や川、海も身近にあって釣りができるのも良いところです。
<img class="alignnone wp-image-3495 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/80d1dc38-2.jpeg" alt="唐津城天守閣から見た、黒川さんが移り住んだ東唐津の町　奥に見えるのが名勝「虹ノ松原」" width="900" height="574" />
唐津城天守閣から見た、黒川さんが移り住んだ東唐津の町　奥に見えるのが名勝「虹ノ松原」
<h2>移住に不安はありましたか？</h2>
愛紀子：人生のテーマは『一生観光気分』。「きっと私たちは、ここではずっとよそ者と思われる、どうせどこかから来た人と思われるんだったら、一生観光気分で楽しもう」と思っていました。
洋行：私は、受け入れてもらえるだろうか、東京を離れて大丈夫だろうか、という不安がありましたが、妻のその言葉でスッキリ消え去り、気が楽になりました。
無理してその土地に馴染もうとするのではなく、ただ謙虚にその土地にある楽しさを享受する。そうやって楽しむことに重きを置いた移住ライフを送っていきたいと思いました。引っ越してきた日は、唐津の一大イベントである唐津くんち（唐津神社の秋季例大祭）の初日でした。
移住がその時期だと知った唐津の鮨屋の主人に「それなら宵山*に間に合うようにおいで！」と言われ、強行スケジュールで引っ越し準備を進め、ぎりぎり間に合いました。
鮨屋の大将がすごく良くしてくれて「宵山の日は開けておくから食べにおいで」と言ってくれました。二人で食べていたら曳山が店の目の前にわぁって来て、まるで演出されているようで感動しました。来てよかった！！決めてよかったーーー！！！って。
*宵山…3日間ある唐津くんちの初日　午後7時半からたくさんの提灯で飾られた曳山が夜の町を巡行する。
<img class="aligncenter wp-image-3496 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/13f23706-3.jpeg" alt="一軒家をリノベーションしたギャラリーカフェ「ニジノネ」のエントランス" width="900" height="596" />
<h2>移住後はどのような生活を送っていますか</h2>
洋行：2019年9月、東唐津にある海まで徒歩1分の一軒家をリノベーションし、ギャラリーカフェ「ニジノネ」をオープンしました。
店名の由来は、名勝「虹の松原」の根っこにあたる町にあることと、虹の根っこには宝物が埋まっている、という言い伝えからです。
愛紀子：1階はカフェ、ギャラリー。ギャラリーは2か月ごとの企画展示。2階は定員3名の図書室。蔵書は、デザイン、アート、写真、建築などの古本が中心。ワンオーダーで自由に座って読むことができます。
600枚以上あるアナログレコードも自由に聞くことができ、読書に飽きたら海までぶらりと散歩し、戻ってまた読書。そんな贅沢な唐津のひと時を過ごすことも可能です。
ここではなるべくモノは売らないようにして、時と空間を提供しています。なかなか難しいことなのだけど、それを目指しています。
飲食もここでの時間をよりよくするためのものです。アート・音楽・会話を楽しんでいただき、そして、ただそこにいて何もしない時を楽しむ。そんな新しい大人の楽しみ方の可能性を秘めた空間にしていきたいです。
<img class="alignnone wp-image-3497 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/138d46a8-4.jpeg" alt="左：1Ｆカフェスペースではコーヒーを飲みながら展示を楽しむことができる。右：2Ｆ古道具の展示販売もある" width="1000" height="740" />
左：1Ｆカフェスペースではコーヒーを飲みながら展示を楽しむことができる。右：2Ｆ古道具の展示販売もあり。
洋行：ニジノネをオープンした今も、唐津では「暮らし」を最重要にしています。 それは当たり前のようで、決して当たり前のことではありません。
誰もがよりよく暮らすために働いているはずなのに、いつの間にか働くことがメインで、「どう暮らしたいか、どう生きたいか」を置き去りにしてしまっている人は、実は多い気がします。癖でつい働いちゃうから、なるべく遊び重視にして楽しまないと。
海にベンチを持って行ってビールを飲んだり、釣りをしたり。働くことが最重要だった東京ではできなかった唐津での日常を、思いっきり楽しんでいます。
<img class="alignnone wp-image-3498 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/0b3824e2-5.jpeg" alt="２Ｆ　定員3名の図書室　愛紀子さんの実家から譲り受けた柱時計の音が優しく時を刻む" width="1000" height="693" />
２Ｆ　定員3名の図書室　愛紀子さんの実家から譲り受けた柱時計の音が優しく時を刻む
<img class="alignnone wp-image-3499 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/f68d16b4-6.jpeg" alt="「ニジノネNijinone」の看板" width="900" height="596" />
【Information】
ニジノネNijinone
毎週金土日月営業／15:00~21:00
<a href="https://nijinone.info/">https://nijinone.info</a>
駐車場2台（軽4台）有り
出典: <a href="https://karatsugurashi.com/column_isshou_kanko.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">【唐津人】「一生観光気分」で楽しむ暮らし</a>

CMプランナー、イラストレーター、そしてギャラリーのオーナーとして、第一線で活躍してきた黒川洋行さん。2017年11月、40年住み慣れた東京を離れ、ご夫婦で唐津へ移り住みました。黒川さんにとって縁もゆかりもない唐津。どうしてここ唐津への移住を決めたのでしょうか。

前住所：東京、現住所：佐賀県唐津市、ニジノネNijinone経営

黒川洋行・ 黒川愛紀子

「一生観光気分」で楽しむ暮らし

<img class="aligncenter wp-image-3486 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/fce271a1-2.jpeg" alt="「ラフティング」のプロチームに所属していた頃の藤川雄大さん、日の丸を背負い仲間と共にボートを漕ぐ様子" width="720" height="480" />
<h2>ご出身と、これまでの活動を教えてください</h2>
藤川 雄大(ふじかわ ゆうた)さん（以下、藤川）：出身は、東京都です。2019年まで、ゴムボートで激流を下る「ラフティング」のプロチームに所属し、神奈川県で生活をしていました。
日本代表として、数々の国内大会、世界選手権にも出場させてもらい、世界2位という成績を残したこともあります。このまま選手として活躍し続ける道もありましたが、気持ちの変化があり、「環境を変えて何かに挑戦したい」と思うに至りました。
その後、チームを退団し、約7年のプロ生活に区切りをつけました。
<h2>唐津との出会いを教えてください</h2>
藤川：自然が大好きなので、“水が美しい場所”を条件に、中部や四国を巡り、その流れで九州に来ました。その中の1つとして、チームメイトがいた唐津に足を踏み入れました。
最初はチームメイトの家にお世話になっていましたが、唐津の“移住者支援”で『お試し移住』があることを知り、制度を活用し、1週間唐津に滞在しました。滞在中、“西の浜”を訪れたのですが、国定公園になるほどの美しさで人が住んでいる場所なのに、海や川にほとんど人がいなかったんです。
その時に、「“海に行くこと”が日常の選択肢の一つに挙がるくらい、“西の浜”を文化にしていきたい」という想いが生まれました。そこで、手軽に海に出る手段として始めたのが『スタンドアップパドルボード＝SUP（サップ）』です。
<img class="aligncenter wp-image-3487 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/3fec8f02-3.jpeg" alt="海で『スタンドアップパドルボード＝SUP（サップ）』をする様子、空には虹がかかっている" width="1860" height="880" />
<h3>SUP（サップ）を通して、海に触れ合う人は増えていますか？</h3>
藤川：増えています。毎日海に出ることを習慣にすべく、ほぼ毎日「朝活SUP」を企画し行っていて、現在の登録者は40名ほどです。その中の15名ほどは、毎朝集まってくれています。
年齢層も10代から70代と幅広く、よく来ている方は、海に出ることへの抵抗を微塵も出さず、ボードとパドルをもって海に入っていきます。
海へのハードルはできるだけ下げるようにしていますが、合わせて、経験値を高め、人間本来の“危機管理能力”もしっかり身につけてほしいと思っています。自然と上手に触れ合うことができるようになれば、自分の世界を広げることにつながるはずです。
海に出て、風を感じたり、明日の天気を想像しながら雲を眺める、そんな日常に心の豊かさを感じています。自然と関わりあう生活はきっと楽しいですよ。
<img class="aligncenter wp-image-3488 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/66fe2976-4.jpeg" alt="美しい夕焼けの中で『スタンドアップパドルボード＝SUP（サップ）』をする様子" width="1859" height="881" /><img class="aligncenter wp-image-3489 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/95fc0726-5.jpeg" alt="『スタンドアップパドルボード＝SUP（サップ）』に参加する方たちと藤川雄大さん" width="1000" height="750" />
<h2>現在の活動について教えてください</h2>
藤川：古民家を借りて、皆が集まれる「好候- YOSORO-」を作りました。海と川遊びの道具の販売や、ラフティングやSUP体験ができます。“好候（ようそろ）”は船の言葉で、船が現在向いている方向のまま直進せよ！という号令を表す言葉です。
「このまま行きましょうか！」といった、“勢いよく進んでいくイメージ”を持って名付けました。朝SUPをメインに、様々なマリンスポーツのインストラクターとしても活動しています。「唐津の海に文化を作ること」に目標を定め、それに向かって進んでいるところです。
<img class="aligncenter wp-image-3490 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/8eee1956-6.jpeg" alt="古民家で「好候- YOSORO-」について語る藤川 雄大さん" width="1000" height="750" /> <img class="aligncenter wp-image-3491 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/5fdb94fa-7-746x1024.jpeg" alt="紺色に白文字の「好候- YOSORO-」のロゴ" width="746" height="1024" />
【Information】
<a href="https://site-ggg-paddling-club.mystrikingly.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://site-ggg-paddling-club.mystrikingly.com/</a>
出典: <a href="https://karatsugurashi.com/column_sea_culture.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">海と近い町で根ざし始めた文化</a>

唐津の中心街に隣接する“西の浜”にほぼ毎朝6時に人が集まり、海に出る。そんな光景が見られるようになったのは、藤川雄大さんが唐津に移住してからのこと。2019年までプロのラフティング選手として活動し、日本代表選手として、国内外でも活躍してきた藤川さんに、唐津への「移住秘話」をお伺いしました。

出身地：東京都、現住所：佐賀県唐津市、「好候-YOSORO-」代表。

藤川 雄大

西の浜を「唐津の文化」にするために

<h2>唐津市に移住した経緯は？</h2>
石塚さん（以下、石塚）：東京でIT関連業で働いていましたが、移住を考え始め、情報収集と観光を兼ねて日本各地を旅行しました。東北全県を車で移動してみたり、静岡と東京の２拠点生活をしてみたり。
それでも自分たちが住む場所としてしっくりくる土地が見つからず、「ここがダメだったら海外に行こう」という気持ちでまだ訪れていなかった九州ヘ足を踏み入れました。
当初は候補として他県が上がっていましたが、「せっかくだから佐賀も観光しよう」ということになり、事前に移住窓口担当者とアポを取っておき、その時は挨拶程度で終わりました。思っていた以上に佐賀の印象が良く、その後「お試し移住体験」に申し込みました。
お試し移住とは、実際に唐津暮らしを短期間体験することができるプログラムです。滞在中に住まいや仕事探し、唐津の人との交流など、移住を検討するにあたって必要な情報を集めることができます。
<h3>「お試し移住体験」ではどのようなことをしましたか？</h3>
石塚：滞在中、地元の方や先輩移住者との交流会、唐津くんち（祭り）に参加しました。また住まい探しでは、空き家バンクや不動産の物件を見学しました。
古民家にも興味がのあったので「NPO法人からつヘリテージ機構」さんが開催している古民家見学ツアーに参加しました。(お試し移住体験事業・・・文末のリンクにて紹介しています)
<img class="aligncenter wp-image-3471 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/4e7ddf3b-2.jpeg" alt="石塚さんご家族が乾物を干しているのを見ている様子" width="1024" height="683" />
移住体験期間中に呼子を訪問
<h2>移住に不安はありましたか？</h2>
石塚：生活の大きな変化が伴う移住を決断するには、不安はつきものです。実際に足を使って、現地に行って五感を使わないと難しいと思います。現地で楽しくやっていくためには“人”が大事です。
町の人が自分とフィーリングが合えば、その町が好きになると考えます。唐津のお試し移住体験中には移住担当者を通して、唐津の町の人とつながることができました。
「唐津くんち」で個人宅にて行われるふるまいへの参加や、他県からの移住者を訪問し、唐津での暮らしについてリアルな声を聞くことができました。その後も数回九州を訪れ、妻と話す中で唐津へ移住する意志が固まっていきました。
物件を１年ほど探し続け、ようやく移住することができました。福岡へのアクセスもよく、好きなアウトドアを思う存分楽しめる唐津を気に入っています。
<img class="aligncenter wp-image-3472 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/bd69f188-3-1024x683.jpeg" alt="相談窓口担当者のアテンドで先輩移住者を訪問した様子" width="1024" height="683" />
相談窓口担当者のアテンドで先輩移住者を訪問
<img class="aligncenter wp-image-3473 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/29c2358c-4-1024x768.jpeg" alt="石塚さんがご家族で趣味のキャンプをした際の様子" width="1024" height="768" />
<img class="aligncenter wp-image-3474 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/11/3ee495a6-5-1024x768.jpeg" alt="石塚さんご一家が釣った、クーラーボックスに入った大量の魚" width="1024" height="768" />
趣味のキャンプ、釣りを楽しむ（写真提供：石塚さん）
移住相談窓口では「こんな人と話したい」「ここはどんな町か」など移住に関するどんなことも相談に乗ってくれます。さらにこの窓口とつながっておくことで、移住に関する制度や助成金などの情報も得やすくなります。
石塚さんの体験談から、「自分にしっくりくるのかどうか」というのは、Web上の情報だけよりも実際に足を使って五感を使ったほうがより分かるということを学びました。
またそれを自分たちだけでやることは難しく、相談窓口やお試し移住を活用することで、移住後の生活がイメージしやすくなり、生活の中で最も重要となる“人”とつながることができます。
『NPO法人NetworkStationまつろ（現在はNPO法人唐津Switch）』が実施する移住サポートやお試し移住体験についての詳しい情報は以下のURLからご覧になれます。移住の情報収集に煮詰まっている方、まずは相談してみるのはいかがでしょうか。
【Information】
NPO法人NetworkStationまつろ（現在はNPO法人唐津Switch）
移住相談窓口・交流スペース「唐津Switch」
〒847-0013 佐賀県唐津市南城内2-6
<a href="tel:090-2507-0303" target="_blank" rel="noopener noreferrer">TEL 090-2507-0303</a>
WEB <a href="https://karatsu-switch.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">https://karatsu-switch.com/</a>
出典: <a href="https://karatsugurashi.com/column_ashi_wo.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">しっくりくる場所は、足を動かして見つける</a>

昨年家族で東京から唐津市に移住してた石塚さん。移住までに約10年の間、情報収集をしてきたという石塚さんの体験談から、Webだけでは分からない、自分たちがしっくりくる移住のために必要な情報収集のやり方をお伝えします。石塚さんはこれから移住を考えている人へのアドバイスとして「実際に足を使って地元の人から直接情報を得る事が大事」と話します。

前住所：東京都、現住所：佐賀県唐津市

石塚 

しっくりくる場所は、足を動かして見つける

<h2>伊万里の魅力は？</h2>
石黒みさとさん（以下、石黒）：海も山も楽しめるところです。程よい人口規模で、フレンドリーな方が多く、人と人とが繋がりやすい街ですね。あとは、食材の宝庫で、美味しいお店が多いことは伊万里の魅力です。
<h2>不便なことや困っていることはありますか？</h2>
石黒：交通手段が限られていること。宿泊者の方々が市街地に出るには、バスの本数が少なく車か自転車しかないのが不便です。
<h2>伊万里の好きな場所・風景は？</h2>
石黒：「Ne doco?」から見る景色は、ただの山林ですが緑がいっぱいで好きです！
<img class="alignnone wp-image-7660 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/09/9b2d7265-1-1024x683.jpeg" alt="「Ne doco?」から見える景色・緑の稲と山、青空が美しい" width="1024" height="683" />
<h2>伊万里暮らしを検討するうえでの要点とは？</h2>
石黒：交通の便、レストランやスーパー、道の駅などの食事情ですね。
<h2>移住者へのアドバイスをお願いします</h2>
石黒：楽しい人がたくさんいる街です。いろいろな場所に出向いて、いろいろな方と話してみてください。みんなおしゃべり好きで、たくさん話してくれますよ♪
<img class="alignnone wp-image-7661 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/09/d6baa0c9-2-1024x683.jpeg" alt="石黒みさとさんがオーナーを務める伊万里の食材を使った、玄米おむすび屋の店内の様子" width="1024" height="683" />
出典: <a href="https://www.city.imari.saga.jp/19268.htm" target="_blank" rel="noopener noreferrer">30代は伊万里で、40代は世界へ！！</a>

ゲストハウスオーナーの石黒みさとさんは、やりたいことを次々と叶えていく行動力で佐賀市から伊万里へ移住。祖父母の空き家を改装し、農家民宿型のゲストハウスをオープンされました。その後も伊万里の食材を使った、玄米おむすび屋をオープンするなど、精力的に活動されています。

伊万里市

前住所：佐賀県、現住所：佐賀県伊万里市、職業：ゲストハウスや玄米おむすび屋のオーナー

石黒 みさと

食材の宝庫で、美味しいお店が多いことは伊万里の魅力

<h2>伊万里の好きなところは？</h2>
ローア・マイケルさん（以下、ローア）：こちらに来て、お米やお茶の美味しさを知りました。梨や葡萄、伊万里牛など美味しい食べ物がたくさんあること、四季を感じられる桜やモミジの美しさを身近に体感できることは伊万里の魅力です。
<h2>好きな場所・風景は？</h2>
ローア：大川内山の街並み、岳神社、イマリンビーチ
<img class="alignnone wp-image-5050 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/09/50d664d9-1.jpeg" alt="大川内山にある権現岳神社の鳥居" width="250" height="215" />
<h2>伊万里で困ったこと、苦労したことは？</h2>
ローア：伊万里へ来た当時、公共交通機関で英語の案内がなかったことで苦労しました。車は必須ですね。あと、伊万里の中でも地区ごとに異なる方言に苦戦しています。私の子供たちのほうがよく使っていておもしろいですね。
<h2>移住を考えている方へメッセージをお願いします</h2>
ローア：伊万里は、自然がいっぱいで落ち着いていて、災害が少なく住みやすいまちです。山や海、焼き物が美しく、優しい人がたくさんいるのですぐに馴染めると思います。好きなお店めぐりも楽しみの一つになるはずですよ！
出典: <a href="https://www.city.imari.saga.jp/19085.htm" target="_blank" rel="noopener noreferrer">カナダのウィニペグから移住された、ローア　マイケルさん。外国の方ならではの視点で伊万里についてお話を伺いました。</a>

2007年、語学指導を行う外国青年招致事業で伊万里市へ派遣され、現在ALTとして市内の小学校で英語を教えていらっしゃいます。地区のイベントや、トンテントンなど、伊万里ならではのお祭りが好きなんだそう。休日は家のDIYをしたり、大川内散策を楽しんでいらっしゃいます。外国の方ならではの視点で伊万里についてお話を伺いました。

前住所：カナダ・ウィニペグ、現住所：佐賀県伊万里市、職業：小学校の英語教師

ローア マイケル

伊万里でお米やお茶の美味しさを知りました

<h2>伊万里の好きな風景は？</h2>
加藤雄太さん（以下、加藤）：5月ごろ、川沿いに現れるホタルと、波多津町アグリ山の頂上から見る伊万里湾は絶景です。
<img class="alignnone wp-image-5047 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/09/0a61316e-1.png" alt="絶景の波多津町アグリ山の頂上から見る伊万里湾" width="250" height="167" />
<h2>生活のしやすさが魅力</h2>
加藤：食材が新鮮で豊富で何しろ安いので、生活費が減りました。自然が豊かなのに田舎すぎず、過ごしやすさもあってか、人が優しいのでストレスフリーになりました。
<h2>不便なところ、苦労していること</h2>
加藤：車は必需品、洋服などを購入する際は遠出する必要があること、方言が難しいことです。
<h2>伊万里市へ移住を検討している方へメッセージをお願いします</h2>
加藤：伊万里は特産物の種類が豊富で、物価が安く、車があればどこに行くにもほどよい距離です。仕事もそれなりにあるので総合力が高く、可能性がまだまだあるまちだと思います。伊万里市の中でも地域差があるのでしっかり調べて自分に合う場所探しを！
<h2>移住してできた知人は何人？</h2>
加藤：約100人。元気で優しい若い方がたくさんいるので、早めに仲の良い友達を作って欲しいですね。
出典: <a href="https://www.city.imari.saga.jp/19061.htm" target="_blank" rel="noopener noreferrer">念願の"伊万里を好きになる"きっかけとなるカフェをオープン！</a>

東京から移住された、加藤雄太さんと加藤ゆきさん。結婚を機にゆきさんの実家である伊万里に「地域おこし協力隊」として移住し、波多津町で3年間地域の方とともに、まちおこし活動に携わってこられました。お店を開くため、伊万里商工会議所主催の「いまりMIRAI創業塾」を受講し、現在は大坪町で古民家カフェをオープンされています。

前住所：東京都、現住所：佐賀県伊万里、職業：カフェオーナー

加藤雄太・ 加藤ゆき

念願の"伊万里を好きになる"きっかけとなるカフェをオープン！

<h2>移住後、苦労したことや良かったことを教えてください</h2>
児島さん（以下、児島）：移住当初は人間関係に苦労しました。育った環境の違いもあり、話が合わないことが多く苦労もありましたが、心の温かい人が多く今では苦労が良かったことに変わりました。
<h2>伊万里暮らしを検討するうえでの要点とは？</h2>
児島：地域との関わり合いが都会とは違います。行政の区割りが細かく区長さんとの距離感も近いです。草刈りなど地域の行事も多く、都会との違いを理解した上で移住を検討した方が良いと思います。
<h2>これから移住を考えている人にアドバイスはありますか？</h2>
児島：移住後、公共交通機関に不便を感じましたが、暮らしていくうちに不思議と不便に感じなくなり、電車の時間を軸に行動の予定を立てられるので、徐々に不便が心地よさに変わっていきました。
自分のとらえ方一つで「悪い」も「良い」に変わるものだと実感しました。あとは、自分から人と関わっていくことが田舎暮らしには大切だと思います。
<h2>移住してから出来た伊万里市の知人は何人いますか？</h2>
児島：5人ほどです。飲み友達ができました。お酒を飲みに行く時、電車を利用するのですが、運行本数が少なく1時間に1本という不便さが、逆に予定を立てやすく心地良さを感じるようになりました。
<h2>最後に移住の満足度を教えてください</h2>
児島：80点です。まだまだやりたいことがたくさんありますので。
出典: <a href="https://www.city.imari.saga.jp/13235.htm" target="_blank" rel="noopener noreferrer">福岡から移住された小島さん</a>

転勤の多い家庭で育ち、神奈川、大阪、福岡と都会で育った児島さん。幼い頃から本が好きでジャンルを問わず読みあさったそうです。ケアマネージャーとして福岡で働き、定年を迎えましたが生涯現役でありたいとの想いから、仲間と共に福岡で古本屋を始めました。両親の他界後、実家の管理と墓守のため伊万里市に移住し、自宅敷地内に古本屋の姉妹店をオープンしました。現在は、本を愛するお客さんとのコミュニケーションを満喫しながら、仲間と共にワークショップを開催し活動的な毎日を送られています。

前住所：福岡県、現住所：佐賀県伊万里市、職業：古本屋オーナー

児島 

家の管理と墓守のために移住

<h2>仕事探しや家探し、驚いたことや困ったことはありますか？</h2>
江口華さん(以下、江口）：4月からの入社でしたので、1月上旬から家探しを始めました。知らない土地での一人暮らしに不安があり、セキュリティが充実した賃貸物件を探していたのですが、物件数が少なく空室もなく苦労しました。
<h2>これから移住を考えている人にアドバイスはありますか？</h2>
江口：当初は、女性の一人暮らしに不安を感じていましたが、いざ暮らしてみると20代女性でも安心して暮らせる治安のよい街で、住んでみると不安は無くなりましたよ。
<h2>苦労してることや良かったことを教えてください</h2>
江口：苦労は特にありません。良かったことは伊万里市の、のんびりとした空気が自分の肌に合い暮らしやすいことです。
<h2>移住してから出来た伊万里市の知人は何人いますか？</h2>
江口：社内の先輩方と仲良くさせていただいているのですが、仕事以外ではまだまだです。もっと地域に溶け込み、多くの方と知り合いになりたいと思っています。
<h2>最後に移住の満足度を教えてください</h2>
江口：80点。ショッピングモールが欲しかったので20点です。
出典: <a href="https://www.city.imari.saga.jp/12922.htm">福岡から移住された　江口華さん</a>

小さい頃から自分が情報を発信したい、知らないことに挑戦したいという夢を叶えるために、福岡から伊万里ケーブルテレビジョン株式会社に就職した江口さん。取材や収録、番組準備などの業務をこなし、日々伊万里市の情報を発信しています。また、プライベートでは自然豊かな伊万里市で英気を養い、意欲的な毎日を送られています。

前住所：福岡県、現住所：佐賀県伊万里市、職業：伊万里ケーブルテレビジョン株式会社勤務

江口 華

夢を叶え職場の伊万里へ

<h2>なぜ伊万里市を選ばれたのですか？</h2>
岩楯忠介さん（以下、岩楯）：田舎暮らしを考えた際、いくつかの候補の中で妻の実家に近くで、知り合いが多い場所として伊万里市を選びました。
<h2>仕事に関して不便なことはありますか？</h2>
岩楯：仕事での不便は特にありません。メールのやり取りで済むことも多く、仕事の都合で東京に行くのも月に1～2回程度で、ほぼ以前と変わりません。
<h2>移住して苦労していることや良かったことを教えてください</h2>
岩楯：不便を感じるのは公共交通機関ですね。どうしても車に頼らないといけないことが多いです。良かったことは、スーパーに新鮮な海の幸や野菜が豊富にあるということです。
<h2>これから移住を考えている人にアドバイスはありますか？</h2>
岩楯：特技というか必殺技のようなものが一つでもあれば、地域に溶け込みやすいと思います。難しい事じゃなく、些細な事でもこんなことできるよ、知ってるよというものがあれば、可愛がってもらえると思います。あと運転免許は必須です。
<h2>移住してから出来た伊万里市の知人は何人いますか？</h2>
岩楯：SNSを通じてたくさんの知り合いができました。現在は50人ほどです。これからもたくさんの人とお話しして伊万里を盛り上げて行きたいですね。
<h2>最後に移住の満足度を教えてください</h2>
岩楯：90点です。運転免許が必須なので－10点です。
出典: <a href="https://www.city.imari.saga.jp/12921.htm" target="_blank" rel="noopener noreferrer">東京から移住された　岩楯さん</a>

東京から伊万里市に移住してきた、鹿児島県生まれ東京育ちのライター岩楯忠介さんと、伊万里市出身のイラストレーター岩楯愛久美さん。子育てをするなかで、自然豊かな伊万里市で健やかに暮らしたほうが良いのか、東京を離れることで子ども達の選択肢を狭めてしまうのではないかと葛藤されたそうですが、夫婦でよく話し合い、愛久美さんの生まれ育った伊万里市に移住を決意されました。現在はマイホーム建設中で、完成を楽しみに待ちながら充実した生活を送られています。

前住所：東京都、現住所：伊万里市、職業：忠介さん・ライター　愛久美さん・イラストレーター、

岩楯忠介・ 岩楯愛久美

娘2人の成長とともに、東京から伊万里移住を決意

<img class="alignnone wp-image-7656 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/3deca90c-1.jpeg" alt="伊万里焼が置かれる歴史ある街並み" width="300" height="172" />
<h2>伊万里市のどのようなところが好きですか？</h2>
井川範道さん（以下、井川）：歴史のある町なので、街並みの様子や街の中に伊万里焼がいろいろ置いてあります。そんな文化的な雰囲気がいいなと思いました。
<h2>伊万里市の子育て環境はいかがですか</h2>
井川：地域で子どもを育てようという雰囲気が残っているように感じがします。街の人が子どもに優しいですね。公園で遊ぶ子育て世帯も多く、共有できる人も多いので、都会よりは子育てしやすいだろうと思います。
みんな全然知らない人でも、朝は「おはようございます」昼も「こんにちは」ってあいさつしてくれます。人と人との繋がりが感じられます。ゆっくりした生活で家族と時間もとれると思います。
<h2>移住希望者にメッセージをお願いします</h2>
井川：伊万里の良さは、来て見て初めて分かるし、調べてもなかなか分からないことがあります。実際に来て、人の温かさや街の雰囲気の良さを体感してもらえたらと思います。
出典: <a href="https://www.city.imari.saga.jp/12920.htm" target="_blank" rel="noopener noreferrer">福岡から移住された　歯科医　井川範道さん</a>

歯科医の井川範道さんは、病院を建てる場所を探しているときに、いろいろな伝手（つて）で伊万里と出会い、福岡県から伊万里へ移住。伊万里に病院を作りました。

前住所：福岡県、現住所：佐賀県伊万里市、職業：歯科医

井川 範道

福岡から移住し、伊万里で歯科医院を開業

<img class="alignnone wp-image-7652 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/2ea956ca-1.jpeg" alt="伊万里の海。青い空と白い雲、穏やかな海の様子" width="300" height="169" />
<h2>伊万里の魅力は？</h2>
森永：美味しい食べ物が集まります。山の幸や海の幸が集まって、肉も魚も美味しく、野菜も美味しい場所はなかなかないと思います。
<h2>伊万里市は、どんな町ですか？</h2>
森永：この町に来ると、「つながり」を感じられると思います。人と出会うのも自分の行動次第だと思いますが、色んな行動をしていくと、色んな人が集まってきます。若い人に「頑張れ！」と応援する大人が多いと最近感じています。決めつけたり、押し付けたりするような人はあまりいないかな。
「人や場所を結ぶ町」なのかなと思う。この街は、今後もまだ多くの余白がいっぱいあるので、住みやすいし、活動がしやすい。伸び代がいっぱいある街なので、若い人たちにとっては、色んなことを起こせる町だと思います。孤独にはならないと思いますよ。
<img class="alignnone wp-image-7653 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/08/2b4a92ce-2.jpeg" alt="日本三大喧嘩祭・伊万里トンテントン祭りの様子" width="300" height="172" />
出典: <a href="https://www.city.imari.saga.jp/12919.htm" target="_blank" rel="noopener noreferrer">長崎から移住された　CAFEオーナー　森永一紀さん</a>

「伊万里市は、山も海もあり、すごくきれいな川のロケーションがあります。こんなに心が落ち着くような場所はありません！」。そう語るのは、長崎から移住したCAFEオーナー・森永一紀さん。森永さんの生まれ育った町も田舎だったので、自然に囲まれる環境が好きなのだそう。そんな森永さんに、伊万里についてお話を伺いました。

前住所：長崎県、現住所：佐賀県伊万里市、職業：カフェオーナー

森永 一紀

「人や場所を結ぶ町」伊万里

<h2>塩田の魅力は？</h2>
堀口満智子さん（以下、堀口）：田舎はほっとしますし、四季を感じられるのはいいですね。東京まで飛行機で1時間半。距離は感じないですよね。今はどこにいても欲しいものが手に入る時代。若い頃に抱いていた田舎のイメージとは全く違って、とても住みやすいですよ。
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<h2>今後の展望は？</h2>
堀口：先祖から譲り受けた土地を宅地にして分譲。イギリスにあるベッドと朝食を提供するBB（ベッド＆ブレックファスト）のような宿を創りたいと思い、ペンション経営をはじめました。
素人の怖さ知らずで大きなことをしたかもしれませんが、生産性がちょっとでもあれば楽しいですよね。暮らしをクリエートして、田舎ならではの楽しみ方を自分で見つけることができたら良いですね。
<img class="alignnone size-full wp-image-5035" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/1c786db6-2.jpeg" alt="" width="380" height="254" />
出典: <a href="https://www.city.ureshino.lg.jp/kurashi/teiju/_24043/_24062.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">気づけばふるさとはとてもいいところでした</a>

「塩田で生まれて、短大進学で上京。結婚して、主人の転勤で海外で暮らして、40代から神奈川県で暮らしています。10年ぐらい前から、母の介護で毎月帰ってきていました」そう語る移住者の方は、海外暮らしを活かして塩田でペンション経営を始めたのだそう。塩田を離れたからこそ、ふるさとの良さを感じられているようでした。改めて気付いた塩田の魅力についてお伺いしました。

嬉野市

出身地：佐賀県嬉野市、前住所：神奈川県、現住所：佐賀県嬉野市、職業：ペンション経営

堀口 満智子

ふるさと「塩田」でペンション経営

<h2>嬉野市への移住のきっかけは？</h2>
マーク・アンソニー・ファーリーさん（以下、マーク）：嬉野で暮らすようになったのは、英国に10年近くいた私のパートナーが、ふるさと嬉野に帰ることを希望したからです。嬉野市の人はあたたかくて友好的ですね。
<img class="alignnone wp-image-5044 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/76bfbf8d-1.jpeg" alt="マーク・アンソニー・ファーリーさんと愛犬の散歩の様子" width="330" height="220" />
<h2>お仕事は何をされていますか？</h2>
マーク：私は、サウンドデザイナーです。自宅のスタジオで英国のクライアントのためにオーディオや音楽を作成しています。
BBCラジオのサウンドイメージングを作ったり、オーダーメイドの音楽トラックを書き込んだり、常に新たな挑戦をしています。また、父親でもある私は、娘を嬉野市で育てるのが楽しみです。この先、新幹線が開通して国内外から多くの人が訪れて、楽しんでくれればいいと思いますね。
<img class="alignnone wp-image-10030 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/3054118b-1.jpeg" alt="自宅のスタジオでサウンドデザイナーの仕事をするマーク・アンソニー・ファーリーさん" width="330" height="220" />
出典: <a href="https://www.city.ureshino.lg.jp/kurashi/teiju/_24043/_24061.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">英国と嬉野市の違いをいろいろ楽しんでいます </a>

表情豊かな山々や田園地帯が広がる中、犬と散歩をしながら新しい発見をしたり、英国と嬉野市の違いを楽しむ生活を送る英国人&amp;日本人夫婦。お二人に移住についてお話を伺いました。

前住所：英国、現住所：佐賀県嬉野市

マーク アンソニー・ファーリー

英国と嬉野市の違いをいろいろ楽しんでいます

<h2>移住の経緯は？</h2>
山崎智一さん（以下、山崎）：そろそろ店を構えてやってみようかと思った時に、女房のふるさとである塩田の町を改めて歩いてみたんです。町並みはきれいだし、人は明るくて楽しい。「やるならここがいい感じだよね」ということで、和食処をオープンさせました。
地元の皆さんの意見を聞きながら、おいしいって言ってもらえるように店づくりをしていきたいと思っています。
<img class="alignnone wp-image-5037 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/be18999b-1.jpeg" alt="オープンした和食処で料理の腕をふるう山崎智一さん" width="330" height="220" />
<h2>今後の展望は？</h2>
山崎：店も自宅も買ったことですし、ずっとここで暮らし続けるつもりです。実際に生活してみて、静かで住みやすい所だと思います。何より、人があたたかいというのがいいですよね。今後は、地元で愛されるように頑張って、できるだけ長く店を続けていきたいと思っています。
<img class="alignnone wp-image-5038 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/dc163717-2.jpeg" alt="オープンした和食処の店内に立つ山崎智一さん" width="330" height="220" />
出典: <a href="https://www.city.ureshino.lg.jp/kurashi/teiju/_24043/_24060.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">懐かしい町並みや人のぬくもりが好きです</a>

九州・中国地方、各地のホテルや旅館の厨房で料理の腕を磨いて30年以上の山崎智一さん。独立のために移住先に選んだのは塩田の町でした。山崎さんに、移住までの経緯や今後の展望についてお話を伺いました。

現住所：佐賀県嬉野市、職業：料理人

山崎 智一

料理の腕を磨いて30年以上の料理人が嬉野市に店を構えた理由

<h2>嬉野市でお茶の修行を始めたきっかけは？</h2>
松田二郎さん（以下、松田）：大学時代、ニュージーランドに留学した時に「うれしの茶」を持っていったら、すごく喜ばれたのが印象的でした。去年、はじめて新茶づくりに関わらせていただいて、その後 、日本各地の茶所を巡る旅をしました。
結果、「うれしの茶」の良さを再認識して、嬉野市で修業をさせていただいています。そして、なんと今年は、自分の名前でお茶を生産させていただいたんです。ありがたいですよね。
<img class="alignnone wp-image-5040 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/2652c71e-1.jpeg" alt="茶畑での笑顔の松田二郎さん" width="300" height="417" />
<h2>今後の展望は？</h2>
松田：将来は、長崎・佐世保の実家の近くで、お茶をベースにして商売をするのが夢です。生産は嬉野市で継続しながら、お店は違う場所ということに意味があります。
嬉野市の魅力を広めていきたいと思っています。生産から携わって刺激を受けながら、その感動や素晴らしさをお客様に伝えるというのがベスト。今は、どこからでも情報発信ができる時代なので、地方でおもしろい仕事はどんどんできると思っています。 
<img class="alignnone wp-image-5041 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/4df8920d-2.jpeg" alt="お茶作りの作業をする松田二郎さん" width="350" height="233" />
出典: <a href="https://www.city.ureshino.lg.jp/kurashi/teiju/_24043/_24059.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">地方でもおもしろい仕事はできると思います</a>

「お茶を通して嬉野市の魅力を広めていきたい」という長崎県出身の松田二郎さん。松田さんに、嬉野市に移住するまでの経緯や、今後の展望についてお話を伺いました。

前住所：長崎県佐世保、現住所：佐賀県嬉野市

佐賀県

佐賀県の移住体験談一覧：17件