移住者プロフィール
石塚 さん
前住所:東京都、現住所:佐賀県唐津市
唐津市に移住した経緯は?
石塚さん(以下、石塚):東京でIT関連業で働いていましたが、移住を考え始め、情報収集と観光を兼ねて日本各地を旅行しました。東北全県を車で移動してみたり、静岡と東京の2拠点生活をしてみたり。
それでも自分たちが住む場所としてしっくりくる土地が見つからず、「ここがダメだったら海外に行こう」という気持ちでまだ訪れていなかった九州ヘ足を踏み入れました。
当初は候補として他県が上がっていましたが、「せっかくだから佐賀も観光しよう」ということになり、事前に移住窓口担当者とアポを取っておき、その時は挨拶程度で終わりました。思っていた以上に佐賀の印象が良く、その後「お試し移住体験」に申し込みました。
お試し移住とは、実際に唐津暮らしを短期間体験することができるプログラムです。滞在中に住まいや仕事探し、唐津の人との交流など、移住を検討するにあたって必要な情報を集めることができます。
「お試し移住体験」ではどのようなことをしましたか?
石塚:滞在中、地元の方や先輩移住者との交流会、唐津くんち(祭り)に参加しました。また住まい探しでは、空き家バンクや不動産の物件を見学しました。
古民家にも興味がのあったので「NPO法人からつヘリテージ機構」さんが開催している古民家見学ツアーに参加しました。(お試し移住体験事業・・・文末のリンクにて紹介しています)
移住に不安はありましたか?
石塚:生活の大きな変化が伴う移住を決断するには、不安はつきものです。実際に足を使って、現地に行って五感を使わないと難しいと思います。現地で楽しくやっていくためには“人”が大事です。
町の人が自分とフィーリングが合えば、その町が好きになると考えます。唐津のお試し移住体験中には移住担当者を通して、唐津の町の人とつながることができました。
「唐津くんち」で個人宅にて行われるふるまいへの参加や、他県からの移住者を訪問し、唐津での暮らしについてリアルな声を聞くことができました。その後も数回九州を訪れ、妻と話す中で唐津へ移住する意志が固まっていきました。
物件を1年ほど探し続け、ようやく移住することができました。福岡へのアクセスもよく、好きなアウトドアを思う存分楽しめる唐津を気に入っています。
移住相談窓口では「こんな人と話したい」「ここはどんな町か」など移住に関するどんなことも相談に乗ってくれます。さらにこの窓口とつながっておくことで、移住に関する制度や助成金などの情報も得やすくなります。
石塚さんの体験談から、「自分にしっくりくるのかどうか」というのは、Web上の情報だけよりも実際に足を使って五感を使ったほうがより分かるということを学びました。
またそれを自分たちだけでやることは難しく、相談窓口やお試し移住を活用することで、移住後の生活がイメージしやすくなり、生活の中で最も重要となる“人”とつながることができます。
『NPO法人NetworkStationまつろ(現在はNPO法人唐津Switch)』が実施する移住サポートやお試し移住体験についての詳しい情報は以下のURLからご覧になれます。移住の情報収集に煮詰まっている方、まずは相談してみるのはいかがでしょうか。
【Information】
NPO法人NetworkStationまつろ(現在はNPO法人唐津Switch)
移住相談窓口・交流スペース「唐津Switch」
〒847-0013 佐賀県唐津市南城内2-6