【福島県大熊町】復興支援員インタビュー007
復興支援員の仕事についてお伺いしました!
氏名 | 遠藤 佳南子 |
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年代 | 20代 |
出身地 | 福島県 |
勤務先 | おおくままちづくり公社 |
勤務開始月 | 2023年9月 |
職種 | コミュニティづくり |
家族構成 | 1人 |
前職ではどのようなお仕事をされていましたか?
東京の大学を卒業後にまちづくりに関する仕事がしたいと探していたところ、東京の不動産会社が「まちづくりを一緒にやりましょう」と声をかけてくれました。そこで4年半秘書として仕事をしていました。
現在はどのようなお仕事、活動をされていますか?
町内や避難先のコミュニティが自立・自走できるような支援と、「おおくまコミュニティづくり実行委員会」主催イベントの企画打ち合わせ、段階的な準備、当日の運営をしています。
今のお仕事を選んだ理由はなんですか?
大熊町をよく知る知人に紹介してもらいました。学生の頃から学んでいた、まちづくりやまちおこしに関する仕事に興味があり、その中でもコミュニティという人と人とを繋ぐ仕事に携わる機会はなかなか無いなと思って、学びの意味も込めてここに来ました。
現在の業務の中で、印象に残っていることはありますか?
名前を覚えてもらって、町内外で声をかけてもらえるようになりました。この地域のネイティブスピーカーなので、なまって話せるのは、とっても嬉しいです。生まれた時から祖父母と同居していましたが、いまだにわからない言葉もあり、日々学びながらみなさんとお話させていただいています。
今後やっていきたい活動などありますか?
これから着手していく下野上地区のコミュニティづくりを中心に、それぞれの居場所を作っていきたいです。時代の変化とともにプライバシーやセキュリティの問題があり、震災前のようなコミュニティに戻すのは難しいですが、横のつながりの強化を図りたいと思っています。
大熊町に来る前と来た後での印象の変化はありますか?
実はそんなに変わった印象はないです。というのも、震災前は隣町に住んでいたので、大熊町をあまり特別視したことはなかったです。ですが、今の大熊町は着実に新しい町へと変わっていってると思うので今後が楽しみです。
復興支援員として大熊町がどう変化していけば良いと思いますか?
どこにいても誰にとっても居場所がある町になって欲しいなと思います。町内外を問わず、大熊町に関わりたい人を繋げていきたいです。
大熊町で働くことを考えている人へひと言
当たり前が無い町だからこそ、大熊町をあまり知らない人にとっては、大変だと感じることも多いと思います。なので、その特殊性を知ってから来ることをお勧めします!