館林市について
日本遺産「里沼」のまち
館林市内には、多くの沼があります。これらの沼は古くから人々の暮らしと深く結び付き、人が沼辺を生かすことで良好な環境が保たれ、文化が育まれてきました。 この沼々と館林の人々が共生した歴史・文化、暮らしを「里沼」と呼び、令和元年には、文化庁から「里沼(SATO-NUMA)-「祈り」「実り」「守り」の沼が磨き上げた館林の沼辺文化-」として、日本遺産にも認定されました。
・茂林寺沼 ~祈りの沼~
市の南部にある沼で、周囲には低湿地湿原が広がり、貴重な水生動植物などが生息する豊かな自然環境を残しています。また、沼の畔には童話・文福茶釜で有名な古刹「茂林寺」があります。
・多々良沼 ~実りの沼~
市の北西部にある沼で、平安期に行われた蹈鞴(たたら)製鉄から名付けられたとされています。 また沼の水を利用して、麦の生産が行われ、麦を使ったうどんなどの名産品が生まれました。周辺には「館林美術館」があるほか、富士山や夕陽のスポットになっています。
・城沼 ~守りの沼~
市の中央部にある沼で、近世館林城築城時には「天然の要害」となりました。南岸には国指定名勝「躑躅ヶ岡」があり、春はツツジ、夏は花ハス遊覧などを楽しむことができます。
館林市へのアクセス
- 【電車の場合】
館林駅→東京駅 約1時間20分
館林駅→浅草駅 東武伊勢崎特急 約1時間
館林駅→北千住駅 東武伊勢崎特急 約50分
館林駅 →久喜駅→ 大宮駅 東武伊勢崎特急 約30分 JR普通 約20分 - 【車の場合】
東北自動車道
館林 IC →(47㎞) 浦和 IC 約35分 - 【高速バス】
館林と成田空港、羽田空港を約2時間で結ぶ「空港バス」が毎日出ているので、飛行機を利用して国内外へ旅行や出張をする際も便利です。
館林市役所前 バス停 → 羽田空港 ターミナル(乗り換えなし)
館林市役所前 バス停 → 成田空港 ターミナル(乗り換えなし)
気候
館林の年間平均気温は14.9°Cで、東京の15.4°Cとほとんど変わらず暮らしやすいところです。
子育て / 教育
【子育て】
・ぽんちゃん子育てナビ
スマートフォン等から登録を行うと、妊娠中は妊婦健診の予定、出産後は赤ちゃんの予防接種や乳幼児健診の情報を確認できるサービスです。 特に予防接種については、自動でスケジュール管理ができるので、忙しい子育て家族の強い味方になっています。
・ファミリー・サポート・センター
「育児のサポートを行いたいかた(まかせて会員)」と「育児サポートを受けたいかた(おねがい会員)」からなる会員組織です。 アドバイザーにより、子どもの一時預かりや保育園への送迎など、会員同士で子育てを支え合う活動の連絡、管理や調整を行います。 これにより、子育て中の家族を一時的・臨時的に地域の人が応援し、安心して子育てができるよう、地域での子育て支援に取り組みます。
・コミュニティ・スクール
コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会制度を導入した学校で、市内の全小・中学校が指定されています。 地域の皆さんの声を学校運営に反映させながら、地域と学校がいっしょに子どもたちを育むシステムです。 地域と学校が教育について共通のビジョンを持ち、課題を共有しながら、独自の教育や活動を行っています。
※他にも子育て支援あり
【教育】
・「英語村」プロジェクト
子どもたちが積極的に英語でコミュニケーションできる力を育てるために、ALTとのふれあいや校内外で楽しめるイベントなど、様々な体験活動を展開します。
・オンライン学習
オンラインによる家庭学習支援ソフトとして「スタディサプリ」を導入しています。学校から配信される宿題や、自分の苦手な分野の復習に効率よく取り組むことができます。
仕事・暮らし
<仕事>
- 地元企業ガイダンス
商工会議所やハローワークと協力し、館林と周辺地域の企業説明会を行っています。館林の有効求人倍率は、令和4年4月現在で1.45倍と全国平均を上回る数値となっており、移住後の就職先もたくさんあります。 - UIターン支援奨励金
UIターンして市内企業に就職したかたに、最大10万円の奨励金を支給しています。 - 創業支援事業
市内に移住して創業を考えているかたに、店舗設備費補助(上限200万円)や店舗PR補助・販路拡大補助等の補助制度をご用意しています。
<通勤・通学>
- 移住定住促進通勤支援金
特急、グリーン車を利用し東京圏へ通勤するかたへの支援です。東京圏に通勤を開始し、特急又はグリーン車を利用したかたへ、実費の1/2(月上限1万円)を支給しています。 - 定住促進通学支援金
東京都等(東京都又は東京都を経由する地域)に通学する大学・専門学校生等に、通学定期券の購入金額を補助(1年度上限2万円)しています。
<住まい>
- 移住促進まちなか新築住宅取得支援金
市内のまちなかに新築住宅を取得したかたに最大で50万円の支援金を支給しています。 - 市有地活用移住定住支援金
市有地を購入して住宅を建設し定住したかたに、最大で60万円の支援金を支給しています。 - 市営住宅の紹介
市営住宅は、ご家族だけでなく、単身者や高齢者のかたも幅広く募集しています。 - 空き家利活用助成金
空き家バンクを利用し空き家を購入した場合は上限40万円、空き家を賃借した場合は1か月の家賃(最長12か月)の1/2(上限4万円)を助成しています。
館林市の魅力
館林は東京から特急電車を使って1時間ほどの位置にあり、東京圏への通勤や休日のお出かけも気軽に行けます。また、群馬県というと山に囲まれた地域をイメージする人も多いかもしれませんが、館林は平地にあり、5つの沼が点在する自然豊かな場所です。
また、育児や教育支援だけでなく、妊娠中から出産後の家族へのケアも充実しています。 市内には公立、私立合わせて14の保育園と、6つの幼稚園、 2つの認定こども園があります。また、小・中学校に3人以上お子 さんがいる場合は、第3子以降の学校給食費が無料となります。
群馬県立館林美術館
開館から20年を超えた、県立2館目の美術館です。 「自然と人間」をテーマに作品を収集し、展覧会や教育普及活動を行っています。 来館者に人気の高いフランソワ・ポンポンなどの彫刻作品を展示するほか、館のテーマに沿った展覧会を年4回程度開催しています。 ランドスケープと一体となった建築も見どころのひとつです。
つつじが岡公園
公園内には、ヤマツツジ、キリシマツツジなど100余品種約1万株のつつじが咲き誇る日本有数のつつじ公園です。
また、約10,000平方メートルの芝生広場では、広大な敷地内で遊んだり、お弁当を食べたりできます。さらに、園内にはカフェや噴水広場もあり、一年を通して楽しむことができます。
~ チャレンジできる街、館林 ~
築90年の看板建築をリノベーションした厨房付きシェアスペース 「TATEBAYASHI PUBLIC HOUSE」 館林パブリックハウス(TPH)は、週1から始められる自分のお店。みんなの「やってみたい」を形にする創業支援の場所として利用されています。 TPH運営:合同会社 三手家守社(みつでやもりしゃ)
お問合せ
群馬県館林市 にご興味があるかたは、こちらからお問合せください。