天龍村について
天龍村は長野県の最南端に位置し、 愛知県豊根村や静岡県浜松市と接しており、村の真ん中を南北に流れる天竜川と、その支流が作るⅤ字渓谷に集落が点在する「純山村」です。 天竜川に沿ってJR飯田線が走り、村内には駅が5つ存在します。中でも「為栗駅」 (してぐり)と「中井侍駅」(なかいさむらい)は秘境駅と呼ばれ多くの鉄道ファンの方が訪れています。
天龍村の緯度は神奈川県の湘南海岸とほぼ同じで、長野県で最も温暖な地域と言われており、梅や桜が県で最初に開花します。 特産品には長野県で毎年のように県知事賞を受賞している中井侍銘茶や柚子、小梅、ブルーベリー、ヤツガシラ、伝統野菜である「ていざなす」などがあります。
伝統行事として、10月に行われる平岡地区の「満嶋神社の秋祭り」や松島地区の「十五社祭」、年始に行われる向方・坂部・大河内の「天龍村の霜月「神楽」などが有名です。イベントは、毎年2月に天龍梅花駅伝、4月にさくらまつりが開催され、6月は県の天然記念物である村鳥「ブッポウソウ」の産卵や巣立ちを観察しようと、多くの観光客が訪れます。
村民によるクラブ活動もたくさんあり、野球やフットサル、コーラス、和太鼓、ジャズバンドなど多種多様です。村内の職業は主に役場や介護福祉施設、遊休荒廃地の活用を目的とした天龍農林業公社、 学校関係の職員、土木建設業なとがあります。 近年では地域おこし協力隊として移住し、村のPR活動や観光客誘致、特産品栽培などの仕事や、集落支援員として集落の維持、点検、見回りを仕事としている方もいます。
村には保育園、小・中学校の他に、向方地区に山村留学を目的とした私立学園(小中高)があります。 遠方からの児童・生徒のために無料の送迎バスもあります。 高校に進学すると飯田方面へ電車で通学することが多いです。
アクセス
どこからアクセスするにも遠い天龍村。その分、都会では味わえないような昭和の風景や秘境感満載の場所が多く残されています。 その道中も楽しみながら天龍村へお越しください。
車で行く
- ① 中央道 飯田山本IC >> 三遠南信道 天龍峡IC >> 国道151号線を豊橋方面へ進む。早稲田交差点を右折する。 >> 阿南高校手前交差点を右折し県道1号線を進む。
- ② 新東名 浜松いなさJCT >> 三遠南信道 鳳来峡IC >> 国道151号線を飯田方面へ進む。阿南町 旦開(あさげ) 郵便局交差点を右折し国道418号線方面へ進む。
・八王子ICから約4時間 小牧JCTから約2時間、浜松いなさJCTから約1時間40分
電車で行く
- 東海道新幹線で豊橋駅 >> JR飯田線で平岡駅まで
・品川駅から新幹線ひかり 豊橋駅から特急伊那路を利用し約3時間半
・名古屋駅から新幹線ひかり 豊橋駅から特急伊那路を利用し約3時間
バスで行く
- バスタ新宿/立川駅前/名鉄バスセンター(名古屋)から飯田行き高速バスに乗車
飯田駅前下車 >> JR飯田線で平岡駅まで
バスタ新宿、立川駅から約6時間 名鉄バスセンターから約3時間半
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