移住者プロフィール
千葉 健二さん・美治代さん
利用した支援制度
農業担い手育成センターの研修、空き家再生住宅、サポートハウス(田野町が新規就農者の独立に向けたサポートのために貸し出しているビニールハウス)
就農を目指し、地域おこし協力隊として研修中の千葉さん夫婦。田野町にたどり着くまでには紆余曲折あったようです。その経緯を伺いました。
高知移住のキッカケは
美治代さん(以下:美)
私はあまり高知を知らなかったのですが、主人が高知に行きたいと言っていました。高知の自然に魅力を感じていたようです。それで、約2年間かけて、高知県の西から東までを旅行を兼ねて訪れました。初めから移住後は農業をするつもりだったので、品目を3つほどに絞って移住地を探しました。
健二さん(以下:健)
高知には全く来たことがなかったのですが、コロナ禍の際に高知県主催のオンラインイベントに参加し、それをきっかけに高知に行きたいと思うようになりました。
(美)
本当に私の知らない間に、高知に行く話が進んでいたんです。(笑)
(健)
名古屋でも畑とかを貸してくれるところがあって、そこで農業に少し触れる機会がありました。その中で、自分に合うなと感じました。タイミングも良かったです。子どもが社会人になり、親の介護について考える必要がなくなり、家のローンも完済できたので、これからは自分の時間を自由に使って農業をやってみたいと思うようになりました。
移住の決め手は?
(健)
移住する2年ほど前に農業担い手育成センターの研修を受けました。初めは柚子を勧められ、柚子農家のところで研修も行ったのですが、私にはちょっと合わないなと思いました。その後、黒潮町のキュウリ、田野町のナスを検討し、田野町では移住体験住宅を利用して一週間滞在しました。
(美)
私も主人と一緒に品目を決めるためにいくつかの市町村に行きましたが、田野町が最も受け入れ体制が整っていました。移住促進住宅など、移住者がすぐに住める住宅があり、サポートハウスも完備されていました。農業を始める前に3年間※サポートハウスを借りて農業に取り組めるのは、不安を解消するのに非常に良かったです。
※サポートハウス:田野町が新規就農者の独立に向けたサポートのために貸し出しているビニールハウス。
(健)
50歳までに就農しないと補助金が出ないので、資金面で不安があったのですが、田野町は地域おこし協力隊として私を任用してくれました。当初は私一人の予定だったのですが、妻も一緒に任用してもらえました。
(美)
役場の提案がとても良かったです。主人が農業をやるので、私も最終的には一緒にやると思っていましたが、主人が研修している間はどこかで働かないといけないと思っていました。しかし、役場の方が私も協力隊として任用し、主人と一緒に研修できる形を提案してくれました。他の市町村では住まいが見つかるか不安だったのですが、田野町にはちょうどできたばかりの※空き家再生住宅があり、そのまま入居できるということで、不安がすべて解消されました。
※空き家再生住宅:移住・定住促進を目的として、町内の空き家を整備し、希望者に賃貸する住宅。
着任後のお仕事はどうですか?
(美)
1年目は農家さんのもとに弟子入りし、1年間その方と一緒に作業しながら、農業や経営のノウハウを学びました。2年目からは……
気になる続きは、高知県移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」に掲載中!
田野町での暮らしや、今後やってみたいことについてもお聞きしました。
✅https://kochi-iju.jp/interview/details_1434.html
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