高知県民に「よく行くラーメン店は？」と質問すると、多くの方がこう答えるはずだ。 　「地元にある豚太郎（とんたろう）！」　県民で知らない人がほぼいないぐらい有名なチェーン店で、豚太郎本部のＨＰによると、現在県内で１７店舗が営業している。 　豚太郎はチェーン店でありながら、店のメニューは店舗ごとに大きく異なる。「しお、しょうゆ、みそ」の三つのラーメンとギョウザだけが共通で、あとは各店舗が自由にメニューを考案するという形式だ。 　ニラ豚や唐揚げ、焼肉定食などラーメン以外のメニューが充実している店もあれば、ラーメンと炒飯、ギョウザなどのセットが豊富な店、量が「半端ない」店など、店舗によって全然違う品揃えになっている。だから、「あのメニューを食べたい」と思ったら、その店に行くしかない。他の豚太郎では味わえないことも多々あるのだ。　今回の主人公、「豚太郎」須崎（すさき）店も、他店では味わえないメニューを幾つも持っている地元の人気店。店主の梶原剛（つよし）さん（56）が、35歳の時に脱サラして、前店主から豚太郎を引き継いだ。　「全国規模の金融関係の仕事に就いていたんですが、転勤が多く、脱サラしてラーメン店をやろうと考えていました。その時に、この店の引継ぎの話があり素人同然で飛び込んだんです」　給料なしで店に入り、前店主から特訓を受け、味を引き継いだ。従業員も残ってくれたので、色々と教えてもらいながら、軌道に乗せていった。 　引継いだ味を大事にしたのはもちろんだが、自身でも独自メニューを沢山開発した。全メニューの半分以上は梶原さんになってからの新メニュー。「うめラーメン」や「汁無し担々麺」などは、梶原さんの代になってからラインナップに加わった。 　ラーメン以外のサイドメニューも豊富。30種類以上がお品書きに書かれており、その多くは梶原さんが始めたものだ。　メニュー以外での客寄せの工夫も行った。ユニークなのは、綿菓子を作る機械が店内に設置されていることだ。来店する子供たちに無料で作らせてあげているという。 　「綿菓子デビューはうちの店、という須崎の子供は多いんですよ」と笑う。　受け継がれた豚太郎の味に、独自メニューが加わり、さらにお客さんの気持ちに寄り添った経営が評判を呼び、地元客を中心に今も多くの客が訪れる人気店となっている。　ところが、五十代半ばを過ぎ、長年の無理がたたって、手首や肘が悲鳴を上げてきた。また、店の休日に手掛けていた不動産事業の規模が徐々に大きくなり、時間が足らなくなってきた。「体調面もしんどくて、二足の草鞋を履く事が難しい状況になりました。かといって、急に閉めてしまうのは可愛がってくれている地元の皆さんに申し訳ない。だから、昔の私のように誰かに引き継いでもらいたいんです」　豚太郎の名前や味にこだわらず、ラーメン店の箱だけを受け継ぐという形式でも相談に乗るそうだが、「豚太郎」は高知県内でトップレベルの知名度を誇るだけに、須崎店をそのまま引き継ぐ形式の方が成功率は高そう。継業者が希望すれば、自分がしてもらったように、伴走して味を伝えるという。　須崎市は、全国的に有名なB級グルメ、「鍋焼きラーメン」の街であり、ラーメン文化の浸透率は高い。「鍋焼き」ではなく、「豚太郎」で市民に愛されている店を承継して、さらに飛躍させる。麺をゆでるお湯に負けない熱い志を持ち、前向きに走る若い力が求められている。<img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1865/250904_33.jpg"><h2><img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1865/250904_2.jpg">ここがポイント！</h2><ul><li>初期投資が低額で人気のラーメン店を継業できる！</li><li>経験があまりなくても、現経営者が伴走支援してくれるので大丈夫！</li><li>交通の要衝に立地し駐車場も広い。近くに大規模施設の計画も！</li></ul>・事業内容：　ラーメン店「豚太郎（とんたろう）」須崎店の経営 ・引継場所：　高知県須崎市（すさきし）西糺町（にしただすまち）16-7 ・引継条件：　相談の上決定いたします ・引継詳細：　店舗（建物1F・賃貸108㎡）、駐車場（１２台収容）、業務用冷蔵庫、エアコン機器 &nbsp; &nbsp; &nbsp;　他調理機材一式、顧客・取引先、地元での知名度、など<h2>求める人物像</h2>・須崎市へUターン・Iターンを検討している方 ・自然豊かな土地でラーメン店の開業を目指す方 ・飲食業を通して、地域経済の活性化にチャレンジしたい方 ・地域のコミュニティを大切にし、人との繋がりを楽しめる方 ・現事業主の理念を理解し、事業を承継できる方、革新的なアイデアをお持ちの方<h2>継業への取り組みについて</h2>「地元のためにお店を続けたいが後継者がいない」 「高齢になってしまって事業継続が難しい」　地域の生活を支えてきた中小企業や商店では、こういった理由から、事業縮小や廃業を余儀なくされるケースが後を絶ちません。 一方で、働き方が多様化する今、県外からのＵターン者や移住者が過疎地域に住まい、ゼロから起業をするより圧倒的にコストが抑えられる、”なりわい”を活かした「事業承継」や「継業」といった働き方がひそかに注目を集めています。店舗そのものや機材設備などの初期費用一式を抑えられるほか、一定の顧客や販路、技術までもそのまま引き継げるとして、地方暮らしを目指す若者や移住者にとって新たなビジネスチャンスといえます。　「事業承継」「継業」とは、地域で生まれた”なりわい”を引き継ぎつつ、第三者の新たな感性と価値観でそのものの価値を見出し、再活性化して、地域で継続できるなりわいを営むことです。今回の「豚太郎」須崎店もそういった取り組みのひとつ。 引き継いでくださる方、お待ちしております！↓詳しくはこちら <a href="https://kochi-iju.jp/work/recommend/details_1865.html">【須崎市】ご当地ラーメンの人気店、「豚太郎」須崎店を引継ごう！</a><img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1865/250904_10.jpg"><img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1865/250904_14.jpg">

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＼mission！／地元で人気のラーメン店、「豚太郎」須崎店を継業し地域に貢献せよ！！

【事業承継】地元人気ラーメン店🍜を居抜きで引き継ぐ！未経験者でも伴走支援します🏃‍➡️

<h2>移住後の暮らしをお試し滞在で実感してみましょう！</h2>移住をご検討中の方に、ぜひおすすめしたいのが「お試し滞在」。観光目的の宿泊とは違い、移住を見据えながら興味のある市町村に滞在して、生活者目線でリアルな暮らしを体験することは大変有意義と言えるでしょう。　 例えば、何度も高知県を旅行で訪れている方でも、旅行者目線と生活者として感じる事とは、大きく異なるかもしれません。お試し滞在は移住におけるミスマッチを防ぐ第1歩にもつながります。 高知県内には多くの市町村に短期から長期まで宿泊滞在が可能で、移住後のリアルな暮らしを体験できる「お試し住宅」があります。今回は、2024年4月に予約受付を開始した、高知県のほぼ中央部、須崎市（すさきし）にある「すさきお試し住宅」にお邪魔してきました。須崎市多ノ郷地区の閑静な住宅街の一角に「すさきお試し住宅」があります。JR須崎駅から約4キロの位置にあり、暮らしの面でも市役所、量販店、飲食店などが軒を並べるエリアから車で約5分と大変便利な立地です。3DKの2階建て住宅。長く教員住宅として利用されていましたが、改修を経て移住体験施設としてこの度生まれ変わりました。1泊から最長31泊まで利用可能。須崎市への移住を検討されている方がご利用いただけます。（転勤などによる転入予定や、旅行などの目的にはご利用いただけません）定員は5名まで。生活に必要な家電、調理器具、寝具も一式そろっておりすぐに暮らし体験がスタートできます。<figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/09/13/qARYnBe5dUEiLksYfZrAt/2CxRbjQPcngNOpg92NYd3.webp"></figure><h2>須崎市の移住支援団体「暮らすさき」事務局長　大崎緑さんに案内をしていただきました。</h2>玄関を入って左側には6畳のダイニングと6畳の和室があります。調理台流し台も十分な広さ。冷蔵庫も余裕たっぷりの大型でたくさんの食材が保存できます。もちろん調理器具やお皿まで必要かつ十分に備え付けられています。 「須崎市は海、山、川の自然環境や食材に恵まれていますよ」と大崎さん。 「ここから車で5分ほどのＪＡの直販所では新鮮な地元野菜が人気です。また、須崎といえば魚。市内にある個々の鮮魚店はもちろんですが、この直販所でも新鮮な海産物が売られています」とのこと。さらに意外なお魚ショッピングスポットも教えてくれました。「ここからやはり車で5分程のところにある大型ドラッグストアの鮮魚店、朝どれの魚の販売はもちろん、刺身盛り合わせなどの持ち帰り料理も人気なんですよ。私もよく注文します」 ドラッグストアでも魚が人気とは、魚の街須崎市ならではのお話ですね。滞在中は海産物をはじめとした須崎自慢の食材で、料理に腕をふるってみてはいかがでしょうか。さて、さらに住宅の中を見てみましょう……🏠気になる続きは、高知県移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」でご覧いただけます♪ <a href="https://kochi-iju.jp/other/details_1341.html">https://kochi-iju.jp/other/details_1341.html</a>

須崎市ってこんなところ！高知市から車で1時間程の高幡地域の中核的な都市です。  豊かな海と温暖な気候に恵まれ、生産量日本一を誇るミョウガをはじめハウス園芸や土佐文旦やポンカンなどの柑橘類の栽培が盛んで、最近では「鍋焼きラーメン」の街として県内外で有名です。  流通の拠点でもある須崎港は良港として知られるほか、野見湾内外でのタイやハマチの養殖、須崎湾内外でのレジャーフィッシング、近海の小魚を使ったカマボコなど、海の恵みを存分に受けています。

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須崎市の移住コラム一覧：2件

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