<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>鉾田市内の土地との出会いがありキャンプ場を開拓していた頃、行政や地域住民の皆さんの温かいご協力やアドバイスを頂いていた中で地域おこし協力隊の存在を知りました。</p><p>キャンプ場の開設当初、平日は東京で仕事をしながら週末キャンプ場に通っており、いわゆる関係人口でしたが、ふと自身が他県の方々を受け入れる立場になっていることに気づき、鉾田の素晴らしさをお伝えする側としてきちんとPRできるようになりたいと思いこの制度に応募させていただきました。</p><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/06/b82f8bc1-img_5486.jpg" alt="地域おこし協力隊の堀口実さん"></p><h2>茨城県鉾田市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>都心から程よい距離にあり、海、湖といった自然に加え、豊かな台地が育む農作物、そしてなんといっても「人」が温かい！自然の恵みだけでなく「人」そのものが心豊かで温かい。そんな人柄、土地柄に惚れました。</p><p>また、鉾田市はネットに掲載されていない住居用の物件も必死に探してくれたり、こちらでの事業成功のための心強い支援、補助金の活用など経済面でも親切丁寧に支えてくれます。鉾田市以外には選択肢はありませんでした。</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>就任当初はまちづくり推進課、翌年4月からは商工観光課に所属させていただき、鉾田市観光物産協会への配属となっています。 移住地での生活の糧であるキャンプ場の発展とのシナジーも鑑みてのご配慮を頂いたことで、任期満了後の自立を見据え着実に鉾田市民として永住への道を歩んでいるところです。</p><p>鉾田市観光物産協会では、自治体の方々と共に観光や物産を通じて市内外へのPR活動に参加させていただいたり、自身の移住体験を活かし移住促進に向けた民間ならではの取り組みをさせていただいております。 その活動においては、かつての経験を活かせるフィールドを用意してくださるなどきめ細かいご配慮を頂いています。</p><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/06/9239e64e-img_5485.jpg" alt="イベント時の堀口実さん"></p><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>自治体の担当窓口の方々や鉾田市観光物産協会では最大級のご支援とご理解をいただき、今までの人生経験、企業人経験を活かせる場をくださり「二刀流おじさん」として有意義な日々を過ごしています。</p><p>また、地域の方々の多くのご協力を得て、市街地に隣接する荒れ地であった山林を開拓しファミリー向けキャンプ場を開設したことで、県内外からの子供たちが安心して遊べる環境が一つ増えました。</p><p>近隣住民の方々からも「治安が良くなった」「こどもたちが安心して通れるようになった」など街の活気と安全にほんの少しでも貢献できているのかなと実感できたことが一番嬉しく、日々地域の方々への感謝の気持ちでいっぱいです。</p><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/06/53975ac9-img_5488.jpg" alt="たくさんの子供達と堀口実さん"></p><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>良い意味での想定外しかありません。ここまで自分の夢の実現のためにご支援いただけるとは思っていませんでした。</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>キャンプ場という瞬間移住スペースを使い、短期宿泊客に季節ごとの地元食材の紹介やレジャーをはじめ、滞在型農業体験など関係人口づくりに役立つ活動をしていきたいと思っています。</p><p>また、移住対策と空き家問題を同時解決する施策や、「日本一野菜をつくるまち鉾田」の農産物の廃棄量を減らしフードロスにもつながる仕組みづくりを通じて、ふるさと納税に貢献できる商品開発など移住に不可欠な「雇用の創出」にもつながる夢のある田舎暮らしをアピールしていきたいです。</p><p>先進的な農業にも興味がありチャレンジの機会があればやってみたいと思っています。</p><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/06/c5702638-img_5484.jpg" alt="地域おこし協力隊の堀口実さん"></p><h2>鉾田市の住民と触れ合った際の印象と、裏付けるエピソードについて教えて下さい。</h2><p>キャンプ場開設に向け、夫婦でコツコツ草刈りや設備づくりに奔走していた時には、近隣の複数のファミリーが快く手伝ってくださいました。子供たちがすぐにお友達になってくれたことで我が子が鉾田を大好きになったきっかけを作ってくれました。</p><p>また、岸田市長をはじめ行政の方々、多くの地元の方が地域の発展のために日夜尽くされている姿を見て感銘を受けました。縁もゆかりもない私たち家族を本当に温かく迎えてくださり、アドバイスも数多くいただきました。</p><p>汗だくの作業の後には地元の日帰り入浴施設を利用していたのですが、子供たちに地域の方々が心温まる声をかけてくださり、都心ではありえない人と人との自然なつながりを思い出した瞬間でした。</p><p>キャンプ場開設後も、旬のお野菜や果物を届けていただいたり、地元でご商売をされている方々からのご支援もいただいており、あらゆる面から支えていただいています。</p><h2>鉾田市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><ul><li><strong>日本でいちばん野菜をつくる街</strong><br>鉾田市は「メロン」や「さつまいも」などが産出額全国1位です。“日本でいちばん野菜をつくる街”なので、新鮮な農産物、豊かな「食」にも恵まれています。</li><li><strong>茨城県東部の大洗岬から千葉県東部の犬吠埼に広がる鹿島灘</strong><br>日本のゴールドコーストとも呼ばれる鹿島灘はサーフィンで有名ですが、遠浅で海水浴だけでなく、近年はサーフ（砂浜）からルアーで釣り上げる「ざぶとんヒラメ」でも有名です。<br>太平洋と湖に囲まれた比較的温暖な立地なため、レジャーを含め日常の生活、子育てにも最適な暮らしが叶います。</li><li><strong>充実した支援制度</strong><br>移住者への支援体制も大変充実しており、行政側のご担当者がとても親切です。起業に対する具体的サポートをはじめ、子育て環境を整えるための相談から手続き、経済面でも移住支援金も充実しており、至れり尽くせりです。</li></ul><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/06/669cf65f-img_5487.jpg" alt="畑仕事をする堀口実さんご家族"></p><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>住めば都とはよく言ったもので、今迄に知らなかった自然、人とのつながり、食文化など人生を豊かにしてくれる様々なものと出会うことができます。</p><p>まずは体験滞在やイベントへの参加など、心が揺れる場所が見つかるきっかけを持つことから始めてみてはいかがでしょうか。<br>自身の大好きなことをお仕事にできる可能性も無限大に広がっていると思います。</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong></p><p><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener">https://warp.city/features/2</a></p><p>&nbsp;</p>

ワープシティ公式

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやりがいなどについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第47回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、茨城県の鉾田市の堀口実さんです。

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茨城県鉾田市の地域おこし協力隊、趣味・特技：キャンプ・音楽　

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鉾田市の移住体験談一覧：1件

＃47 人生経験を活かして、鉾田市の活気と安全に貢献。永住への道に向かって