<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>海外生まれの私にとって、日本は全体として興味深い国ですが、日本の原風景や美しい自然を楽しむには、やはり地方が一番だと感じています。私の母国オランダも日本と同じく人口密度の高い国ですが、大都市がいくつかに分かれている点で、日本とは少し異なります。日本は特に東京に人口が集中している印象を受けます。</p><p>これからの社会を考えると、個人的には大都市に人口が密集するよりも、地方に分散する形の方が望ましいと思います。新しい技術やインフラをうまく活用しながら、それぞれが地方で新しい生き方を築ける社会が理想です。</p><p>この考え方は、地域おこし協力隊のミッションとも通じるものがあると感じました。</p><h2>長崎県諫早市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>妻の就職先が長崎市内に決まり、しばらく長崎市で生活を送りました。オランダとも深いつながりのあるこの町は文化が豊かで、毎日がとても楽しかったです。</p><p>しかし、今後の暮らしを考えると、自然に囲まれた生活をさらに楽しめる郊外の方が理想だと思うようになり、長崎市内に通える範囲で雰囲気の良い町を探し始めました。</p><p>いくつかの町を訪ねる中で、特に心惹かれたのは多良見町の大草地区でした。日曜日の昼に地域の皆さんがBBQを楽しみ、子どもたちが遊んでいる和やかな光景が印象的で、「ここなら素敵な人々に囲まれて暮らせそうだ」と感じました。</p><p>海岸沿いを走る弓形の線路を行く汽車や、段々畑と石垣に広がるみかん畑の風景も美しく、心から感動しました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/VZjNm4N1g_kk3aN4S3Pyv.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>多良見の魅力創出コーディネーターとして、ちょうど1年が経過し、この1年目は地域の理解を深めるための調査や、住民や企業などさまざまな方々との関係づくりに力を入れてきました。</p><p>具体的には、大草地区でまちづくり協議会が運営する体験畑のサポートや、地域の特産品であるみかんについての学習にも取り組んできました。柑橘ソムリエの資格を取得したり、みかん農家の作業をお手伝いしながら知識を深め、東京でのイベントでは、訪れた方々に地域の魅力をお伝えする機会もいただきました。また、SNSを活用して、多良見での暮らしの魅力を発信するなど、さまざまな方法で地域との関わりを広げています。</p><p>今後も、失われつつある石積みの技術を次世代に伝えるワークショップや、大村湾でSUP体験などを通して多良見を楽しむイベントなど、地域の魅力を感じられる多様な企画を進めていきたいと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/VhKs7YQiS0ecIC1hbQtYS.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/06/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/TqBWNYQQ5IkaZeFwVBSgI.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>地域おこし協力隊の活動とは、自分と地域がお互いを深く理解し合う貴重な機会だと思います。</p><p>地域の人々との交流を通じて少しずつ相手を知り、自分のことも知ってもらいながら、信頼関係が築かれていく。その過程で、自分が地域に自然と溶け込んでいくのが地域おこし協力隊の魅力だと感じています。</p><p>こうして自分の「居場所」が少しずつできるにつれ、感謝の気持ちが増していき、これからはその恩返しをしていきたいと心から思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/06/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/EAGE2Ge0dBJrEc1F6u50J.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>これは地域にもよりますが、多良見に関して意外に感じたのは住居の状況でした。「地方なら空き家がたくさんあって、良い物件がすぐ見つかるだろう」と思っていたのですが、実際には希望する地域で思い通りの住まいを見つけるのは意外と難しいという印象を受けました。</p><p>こうした状況も、少しずつ地域に仲間を増やして、「家を探しているんですよ～」と話していくうちに、いつか良いご縁が巡ってくるのを待つしかないと感じています。</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>企業での就職も考えていましたが、近くの大学で教えたり、翻訳や通訳の個人事業をしたりと、自分の強みである言語スキルを活かす仕事も視野に入れています。</p><p>現時点では活動地域に住む予定でいますが、実際のところは住居や土地の状況に左右されると思います。</p><h2>諫早市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。</h2><p>秋の行事に参加した際、消防団の団員と出会いました。もともと入団に興味があったのですが、以前住んでいた地域では問い合わせても「満員です」と断られてしまいました。</p><p>その際、外国人だからというわけではなく、言語的な面での不安もあるのだろうと理解していました。指示を確実に伝えられるかなど、心配されるのも当然だと思います。それでも、憧れていた大草地区では「こんね！」と温かく歓迎していただいたことが、とても印象に残っています。</p><p>今では諫早市消防団の一員として、微力ながらも自分にできることを果たせることを、大変誇りに感じています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/XJVVTiaqyykPKx-GmQFeR.webp"></figure><h2>諫早市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>ぜひ多良見のみかんを食べていただきたいです！</p><p>また、いくつかおすすめのスポットもありますが、特に「風の彩」というレストランのランチはぜひ試していただきたいです。穏やかな大村湾を眺めながら、旬の魚の刺身や天ぷらなど、長崎ならではの食材が豪華に揃った定食を楽しめる、贅沢なひとときが味わえます！</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/ogp2tcH3MbcCYt8Kvh6_y.webp"></figure><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>自分の人生の軸となるのは何なのか、今後どんな暮らしをしたいのか、移住を検討するときにいろいろ考えると思います。「本当に大切なことさえ決まれば、詳細はどうにでもなる」という私の考えは楽観的に捉えがちかもしれませんが、心からそう信じています。</p><p>大切な人々に話しながら、ぜひ真剣にご検討ください。都会と田舎の違いは、良い意味で想像以上に大きいかもしれません。地方では都会ではできない経験が本当にたくさんできるはずです。</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

ワープシティ公式

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第152回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、長崎県諫早市のルッテ マーテンさんです

諫早市

長崎県

長崎県諫早市の地域おこし協力隊、趣味・特技：柑橘ソムリエ・SUP・日本ミツバチの養蜂

ルッテ　マーテン

#152 オランダ出身の私が見つけた、日本の地方での絆と地域おこし協力隊の役割

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>長崎県内での移住を考え、理想の地域を探しながら、自分のやりたいことを実現できる仕事を模索していました。そんな中で出会ったのが、諫早市の地域おこし協力隊の募集です。</p><p>この土地には豊かな自然、多彩な食材、そして長崎全体を楽しめるアクセスの良さがあり、さらに空港も近いため実家にも帰りやすい点に魅力を感じました。また、仕事内容もイラストや料理のスキルを活かせる内容で、地域の方々に喜びを届けられるのではないかと感じました。</p><p>自分自身が成長しながら地域に貢献できることにワクワクし、諫早市の地域おこし協力隊に応募しました。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/06/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/dyezNt-Uj1m2iWwQ2Hr8f.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>私の活動ミッションは、「小長井地域魅力創出コーディネーター」として、この地域の魅力を自ら楽しみながら、地元の方や訪れる方にその魅力を発信していくことです。</p><p>具体的な活動としては、地元特産品を使った料理イベントの企画や、地域住民に向けて発行する「小長井新聞」の定期発行などを行っています。また、地域の暮らしをテーマにしたイラストの展示や、文化や日常の素晴らしさを伝えるイベントも開催しました。</p><p>これらの取り組みを通じて、小長井の魅力を広く発信し、地域の活性化を目指して活動しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/06/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/j7GwKtxnv0LKVSismGP3i.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>地域おこし協力隊のやりがいは、何よりも地域の方々と深く関わりを持てることです。地元の特産品や文化を発信するイベントを企画したり、地域の課題について一緒に考えたりする中で、住民の皆さんとの絆が深まっていきます。</p><p>また、自分のアイデアが地域の活性化に貢献できたときの達成感はひとしおです。新たな挑戦を通じて自身も成長でき、地域の未来に少しでも役立てていると実感できる喜びがあります。</p><p>地域の皆さんとともに笑顔を作り出すことが、私の最大のやりがいです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/06/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/_aHEghFHwTyVVT-7iMzCU.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>地域おこし協力隊として活動を始めてから、思った以上に特に大変なこともなく、順調に進められています。地域や役所の方々が非常に協力的で、温かく迎え入れてくれたおかげだと感じています。</p><p>また、自分のやりたいことが想像以上に実現でき、地域に新しいアイデアを取り入れる楽しさを実感しています。今後も地域の皆さんと共に、新しい挑戦を続けていきたいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/06/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/a68H6S078ajZy_82DB8Bd.webp"></figure><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>地域おこし協力隊を退任した後は、諫早市を拠点に、今取り組んでいる活動を仕事として続けていきたいと考えています。</p><p>この地域には多くの魅力があり、その魅力をイラストや文章で表現することで、地域の良さをさらに広めていきたいと思っています。具体的には、地域の方々の声やストーリーをイラストに描き、その熱い思いを多くの人に伝える活動をしていきたいです。</p><p>また、地域のイベントにも積極的に参加し、イラストを通じて交流を深めることで、より多くの人々とつながりながら地域の魅力を発信していけたらと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/06/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/DYdDJOMv2iKWS2rYVQIWX.webp"></figure><h2>諫早市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。</h2><p>地域おこし協力隊として、小長井の畑農家さんの家で畑体験会を開催しました。参加者の皆さんが土に触れ、野菜を育てる楽しさを体感する姿を見るのはとても嬉しい瞬間でした。地域の人々は本当に温かく、熱心にサポートしてくれました。</p><p>また、地域の人たちの熱い思いをインタビューし、その内容を地域の新聞にまとめる機会もありました。彼らの話を聞くことで、地域への愛情や誇りを感じ、私自身もその一員としての実感が深まりました。</p><p>このような触れ合いを通じて、地域の魅力を再発見し、共に盛り上げていけることがとても嬉しいです。これからも、地域の皆さんと共に楽しい活動を続けていきたいです。</p><h2>諫早市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>諫早市小長井町は、美しい自然と温かい人々が魅力の地域です。有明海に広がる干潟や穏やかな海の風景は、訪れる人々を魅了します。</p><p>また、海の幸にも恵まれており、特に牡蠣やあさりをはじめとする魚介類が豊富です。町全体で特産品のPRに力を入れており、新鮮な海の恵みを堪能できます。</p><p>さらに、小長井の方々は自分たちの土地を心から愛し、大切にしています。地域のイベントやお祭りでは、みんなで力を合わせて盛り上げ、地域の絆を深めている姿がとても印象的です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/06/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/k7GXj6mEig1tl54wOoluu.webp"></figure><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>移住して想像していた以上の素晴らしい世界が広がっていることに気づきました。今まで知らなかった地域の文化や人々との出会いが、私の視野を大きく広げてくれたように感じています。</p><p>自然が身近に感じられる環境での生活は、心を豊かにし、日々の癒しにもなっています。また、都会での運転に不安がある方もご安心ください。こちらでは都会に比べて運転しやすい道が多く、ペーパードライバーでも問題なく運転できる環境です。</p><p>移住は人生における大きな決断かもしれませんが、思い切って一歩踏み出せば、その先には驚くほど広がる新たな世界が待っています。</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第151回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、長崎県諫早市の伊藤優美さんです。

長崎県諫早市の地域おこし協力隊、趣味・特技：絵を描くこと・料理・旅する事

伊藤 優美

#151 得意のイラストと料理を通して長崎県諫早市の魅力発信！

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>自然豊かな地方で移住生活をしてみたいと思う中で、メディアで地域おこし協力隊のことを知り、そこで地域おこし協力隊に興味を持ちました。</p><p>自分のスキルが活かせて、理想的な環境の中、地域に貢献できるような仕事が決まった状態で移住できることが決め手となり、地域おこし協力隊に応募しました。</p><h2>長崎県諫早市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>諫早市を選んだ一番の理由は、ミッション内容と自分自身の持つスキルの一致です。加えて、海のある町で暮らしてみたいという気持ちがあり、3つの海がある諫早市なら理想的な生活が実現できると確信しました。</p><p>また、海だけでなく山も近く、風光明媚で、新鮮な食材が豊富なことも魅力的でした。</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>「山茶花高原ピクニックパーク・ハーブ園及び小長井地域の地域資源を活用した小長井地域の活性化を図る」です。佐賀県との県境にあり、過疎地域に認定された小長井町にある、山茶花高原ピクニックパーク・ハーブ園というレジャー施設の活性化を通して、町全体を盛り上げるといった内容です。</p><p>具体的には、山茶花高原のSNS運用をはじめ、商品開発・イベントのサポートや、チラシ・ポスター・パッケージデザインの見直し、その他、職員向けのマーケティング研修の企画などを行っています。</p><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>協力隊として活動する中で一番嬉しかったのは、多くの方と関わる機会が増えたことです。</p><p>地域とのつながりを築くために尽力してくださる地元の方々、地域行事やイベントを一緒に盛り上げる仲間、そしてさまざまなアイデアを共有できる協力隊の仲間たち。3年間の任期中に得られた人とのつながりは、きっと退任後の活動にもつながっていくと感じています。</p><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>想定外だったのは、食文化の違いです。今まで関東で気軽に手に入った調味料が手に入らなくなったので、帰省のたびに買いだめするようになりました。</p><p>また、移住当初は、すべての食べ物が甘く感じて、味付けの違いにびっくりしていましたが、今ではすっかり慣れ、地元に帰省した際に、甘さのない味付けに逆にびっくりすることがしばしばあります。</p><p>また、通勤について、いい意味で想定外だったこともあります。関東での電車通勤は、満員電車でストレスのたまる日々でしたが、現在車での通勤に変わり、海沿いの道を走りながらの通勤は、まるでドライブのようで楽しいです。</p><p>朝日や夕焼けなどで変わる海の景色を楽しみながら通勤できるのは、地方ならではの楽しみ方だなと感じています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/dU38XvIMdVAAVwCUTLPpp.webp"></figure><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>協力隊卒業後は、引き続き諫早市を拠点にデザイナーとして活動しながら、山茶花高原のサポートを続け、個人事業主として空き家の利活用にも挑戦したいと考えています。</p><p>具体的には、活動地域である小長井町には多くの魅力的な場所や特産品があるにもかかわらず、宿泊施設が不足しています。そのため、空き家を活用した宿泊施設の運営に挑戦し、地域の魅力をさらに発信できる場をつくりたいと考えています。</p><h2>諫早市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。</h2><p>地域住民の皆さんは、人に対してとても優しく、裏表がなくまっすぐな方が多いという印象を持ちました。季節の野菜をおすそ分けしてくださったり、地域の子どもたちがまっすぐ目を見て挨拶をしてくれる姿には、都会ではなかなか見られない、地方ならではの温かさを感じています。</p><p>また、困ったときには見返りを求めずにすぐ手を差し伸べてくださる方が多く、自分もそんなふうに人の力になれる人間でありたいと改めて思うようになりました。</p><h2>諫早市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>海と山が近く、毎日風光明媚な景色を楽しめるのも諫早市の魅力です。諫早市は町ごとに異なる特産品があり、牡蠣やアサリなどの海産物から、れんこん・じゃがいも・にんじんといった野菜類、さらにみかんなどの果物まで、バランスよく美味しいものが揃っています。</p><p>また、Instagramで話題のフルーツバス停や、干陸地、高原、渓谷など、バラエティ豊かな観光スポットも多く、訪れる人を楽しませてくれます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/x5VC-V9uqxKKqq1MxgczO.webp"></figure><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>私も移住を決断するにはとても勇気が必要でした。新しい場所、新しい仕事、新しい人間関係…不安に思うことはたくさんありましたが、移住生活にはワクワクもたくさん詰まっています。</p><p>人により、理想とする場所は違いますが、もし、ここに住みたい！という場所を見つけられたなら、ぜひ思い切って、一歩踏み出してもらえたらと思います。</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第150回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、長崎県諫早市の下﨑レイナさんです。

長崎県諫早市の地域おこし協力隊、趣味・特技：植物を育てること

下﨑 レイナ

#150 スキルを活かして地方で暮らす！海も山もある理想の町・諫早市での暮らし

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>「何か面白いことがしたい」「さまざまな人と関わる仕事がしたい」と考えていたとき、地域おこし協力隊という職種の存在を知りました。</p><p>諫早市の協力隊には指定された地域ごとのミッションがありますが、他の地域でも活動できる自由度の高さが魅力的で、さまざまなことにチャレンジできると感じました。また、福利厚生がしっかりしている点も大きな決め手となり、応募を決意しました。</p><h2>長崎県諫早市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>私は23年間、東京以外で生活したことがなかったため、あまりにも不便な場所で暮らすのは難しいと考えていました。諫早市には「田舎の良さ」と「田舎過ぎない良さ」の両方があり、不便なく生活できると思い、移住を決めました。</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><ul><li>市の職員と空き家バンク運営の手伝い（現地確認、内見の同行）</li><li>移住定住促進業務（移住相談会の参加、東京などでのいさはやPR ）</li><li>SNSで諫早の魅力やイベントの企画運営、情報発信</li></ul><p>私のミッションは「空き家利活用コーディネーター」です。具体的には、空き家となっていた古民家を、所有者の方と協力しながら、レンタルスペースやイベント会場として活用しています。</p><p>イベントでは、諫早市で活動する方々を講師として招き、さまざまなジャンルの教室を開催しています。また、地域イベントの実行委員としても活動し、イベントを通じて諫早市外の方々と交流する機会を増やし、諫早市のPRにもつなげています。</p><p>さらに、商店街の皆さんと協力し、商店街の活性化を目指したプロジェクトにも参加しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/dJP8opOEvhEl6L-S4NE7h.webp"></figure><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/1lsT8kSJtL97av6kcJ3D2.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>地域おこし協力隊のやりがいは、性別や年齢、立場、業種を問わず、多くの方とつながりを持てることです。</p><p>さらに、地域の方々と協力してイベントを開催し、参加者や関係者に喜んでいただけたときや、「次もお願いします」と声をかけられる瞬間、自分の活動が地域に役立っていると実感できるのが大きなやりがいです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/22L7zFW-nA49OuWqpn9he.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>地域おこし協力隊として活動する中で、直接面識のない地域の方々や、インスタグラムを通じて私たちを見てくださっている方々から応援をいただけることに驚きました。こんなにも多くの方に気にかけていただけるとは思っておらず、本当に嬉しいです。</p><p>また、自分たちの活動がラジオやテレビなどのメディアに取り上げられる機会が多いことにも驚きました。さらに、企画ややりたい活動に対して、地域の方や役所の方々が協力してくださり、実現できることが多い点も大きな魅力です。</p><p>さまざまな業種の経営者と関わる機会が多く、新しい学びや経験を得られるのも、この仕事ならではの貴重なポイントだと感じています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Miv7Vqv7P8rJrVsZi5y9K.webp"></figure><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>まだ明確ではありませんが、諫早市にはおいしい食べ物や魅力的な人、素晴らしい場所がたくさんあるのに、それらが知られず埋もれていると感じています。</p><p>そこで、諫早市の魅力を市内の方にも県外の方にも広く伝えられるツールや場所を作りたいと考えています。この地域の素晴らしさを共有し、多くの人に知ってもらえるきっかけを提供したいと思っています。</p><h2>諫早市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。</h2><p>諫早市の方々はとても優しく、温かい人が多いと感じています。</p><p>商店街を活性化するための活動では、私自身がお店を持っているわけでもないにもかかわらず、気づけば実行委員に加わっていました。外から来た私のような存在でも、諫早市の方々は快く迎え入れ、支えてくださいます。困ったときには心配して助けてくださり、プライベートでもお世話になることが多いです。さらに、活動につながるアドバイスも積極的にしてくださいます。</p><p>また、諫早市の年配の方々は少しシャイな印象もありますが、飲み会などを通じて交流すると、一気に打ち解け、たくさんのことを教えてくれます。話を聞いていると、諫早市への愛情がとても強い方が多いことに気づかされます。</p><p>このような温かく支えてくださる方々との関わりが、諫早市での活動を一層楽しく、充実したものにしてくれています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/19/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/_5KGC80sGP4HZ52YbPC8e.webp"></figure><h2>諫早市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>諫早市は県央地域に位置しているため、さまざまな場所にアクセスしやすく、不便すぎない暮らしやすい町です。一方で、中心部から少し外れると、段々畑や田んぼが広がり、田舎ならではの良さも感じられます。</p><p>季節ごとに美しい景色が楽しめるのも魅力のひとつです。さらに、お米や野菜、魚など新鮮で美味しい食材も豊富で、食の楽しみが尽きません。</p><p>都会と田舎の良さを併せ持ち、何でも楽しめて揃うのが、諫早市の魅力だと感じています。</p><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>最初は、誰も知らない場所、行ったことのない場所に移住することへの不安が大きかったです。しかし、地域の方々が否定することなく温かく迎えてくださり、とても嬉しく、安心することができました。</p><p>諫早市での生活は、探せば探すほど新しい場所や美味しい食べ物が見つかります。移住して2年目になりますが、まだまだ知らないことばかりです。それを地域の方に教えていただいたり、自分で開拓したりしながら、毎日新しい発見を楽しんでいます。</p><p>ぜひ一度、諫早市に来てみてください！これまで暮らしてきた地域とは違う、新たな楽しみ方や魅力がきっと広がると思います！</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

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「地域おこし協力隊に聞きました！」第149回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、長崎県諫早市の木下侑香さんです。

長崎県諫早市の地域おこし協力隊、趣味・特技：直売所巡り

木下　侑香

#149 探せば探すほど諫早市魅力発見 ！活動を通じて広がる応援の輪

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>長年、長崎への移住を考えていました。起業を目指していた際、諫早市の地域おこし協力隊の募集内容が私の理想と合致しており、とても魅力的に感じたため応募を決意しました。</p><h2>長崎県諫早市を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>私が長崎出身であることが大きな理由です。諫早市は実家のある長崎市へのアクセスが良く、また、以前住んでいた大阪にも新幹線で行きやすいという利便性があります。</p><p>さらに、空港へも比較的短時間で移動できるため、生活の拠点として非常に魅力を感じました。</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>私は諫早市飯盛地域の移住魅力創出コーディネーターとして地域おこし協力隊の活動を行っています。この役割は、特定のミッションに縛られることなく、自由な発想で地域に貢献することが求められています。</p><p>現在、1年目の活動として、地域のニーズと私自身がやりたいことを調和させた取り組みを優先的に進めています。具体的には、海岸清掃の実施、地域イベントの企画・運営、さらに空き家と地元高校とのコラボレーションを目指したプロジェクトに取り組んでいます。</p><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>地域の人々の温かさに触れ、日々感謝の気持ちを感じられることが大きなやりがいです。地域からの感謝が自分のモチベーションにもつながり、前向きな気持ちで活動を続けることができています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/HFxhNzjVmz_8DbjfmTimv.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>休めるときはしっかりと休める点が意外でした。シーズンによっては休日に活動する機会もありますが、まとまった休暇も取れるため、時にはロングバケーションのようにリフレッシュできることがありました。</p><p>これまで行けなかった場所を訪れたり、充実したプライベートの時間が持てることが予想外の喜びでした。</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>「自律」が目標です。一人親世帯の母として、自分を律して行動することを心がけています。</p><p>今後はドローンのライセンス取得やその他の資格取得にも挑戦し、3年後にはシングルマザー向けシェアハウスの実現を目指しています。自分の得意分野を活かしながら資金を整え、シェアハウス運営への基盤を築いていきたいと考えています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/uOYIgHkW3MDAPsMT-d8u6.webp"></figure><h2>諫早市の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>ジャガイモ畑越しに広がる橘湾の景色、そこから望む夕陽や朝日、そして出会う人々の優しさが諫早市の魅力です。地域に根ざした豊かな自然や温かい人柄は、暮らしの中で心癒される要素となっています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/11/05/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/6nz8GizA4m3Ulaii2VDRN.webp"></figure><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>諫早市飯盛町は、海や山の美しい景色と、温かな人々に触れることで心が洗われるような「愛の深い」地域です。車が必須にはなりますが、長崎県内はもちろん、九州各地へのアクセスも良好です。<br><br>ぜひ一度、飯盛町を訪れ、その素晴らしさを五感で感じてください。長崎県諫早市飯盛町でお待ちしています！</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第148回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、長崎県諫早市の木山睦美さんです。

長崎県諫早市の地域おこし協力隊、趣味・特技：新日本プロレス観戦・平面図作成

諫早市

諫早市の移住体験談一覧：5件

#152 オランダ出身の私が見つけた、日本の地方での絆と地域おこし協力隊の役割

#151 得意のイラストと料理を通して長崎県諫早市の魅力発信！

#150 スキルを活かして地方で暮らす！海も山もある理想の町・諫早市での暮らし

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#148 地域の温かさが原動力に！諫早市での魅力創出コーディネーターの仕事

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