<h2><span style="color:#000000;">現在の地域へ移住を決めたきっかけは？</span></h2><p>移住を考え始めたきっかけは、コロナ禍で働き方がリモートワーク中心に切り替わったこと、そして第一子の誕生でした。当時、私たちは東京の2LDKマンションに住んでいましたが、子どもが生まれて手狭に感じるようになり、さらに在宅勤務が増えたことで「本当に都内に住み続ける必要があるのだろうか？」と夫婦で話し合うようになりました。もっと広い家でのびのびと暮らし、豊かな自然に囲まれた環境で子育てをしたい――その思いは日に日に強まっていきました。</p><p>三島市を選んだのは、私たちの希望をすべて満たしていたからです。まず、都内に比べて土地の価格が手頃で、理想の広さの住まいを実現できること。そして、少し車を走らせれば、公園や川など子どもが思い切り遊べる自然豊かな場所がたくさんあること。さらに、新幹線を利用すれば自宅から1時間以内で東京のオフィスに通えるというアクセスの良さもありました。これらの条件がそろっていたことが、移住を決断する大きな後押しになったのです。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b817-aee8-7009-9140-b3512a0f4c57.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;">「子育て」を考える上で、移住先に特に求めていた条件や希望について教えてください。</span></h2><p>子育てをする上で、移住先に最も重視していたのは「子どもが自然の中でのびのびと過ごせる環境」でした。机の上での学びだけでなく、土や水、緑に触れながら、五感を使って多くの体験をしてほしい――そんな想いがあったため、日常的に自然を感じられることは絶対条件でした。</p><p>さらに、「少し足を伸ばせば、多様な遊び場へアクセスできる立地」も重要なポイントでした。週末ごとに家族で気軽にお出かけできる場所が近くにあれば、子どもの好奇心をより一層引き出してあげられると考えたからです。</p><p>そして、日々の暮らしを考えると「生活の利便性」も欠かせません。小児科や産婦人科、幼稚園や保育園といった子育てに必要な施設が、自宅から近い距離にまとまっているコンパクトな街であること。毎日の送り迎えや、子どもの急な体調不良の際にも安心して対応できる環境を求めていました。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b818-c2cc-7009-9140-c3183106f427.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>地方で子育てをして、「ここは良かった！」と感じる点は何ですか？&nbsp;</strong></span></h2><p>まず何よりも実感しているのは、子どもが思いきり遊べる場所が圧倒的に多いことです。都内にいた頃は、週末に公園へ行くだけでも大イベントでしたが、三島では少し足を伸ばせば広々とした公園や川辺など、豊かな自然にすぐ触れられます。泥だらけになりながら虫を追いかける子どもの姿を見ていると、五感をフルに使ってのびのび育っていると感じられ、移住して本当に良かったと思います。</p><p>そして現実的な面で特に助かっているのが、小児科の待ち時間が短いことです。東京では予約をしても1時間以上待つのが当たり前でしたが、こちらではすぐに診てもらえることがほとんど。子どもが急に熱を出した時など、親が最も不安を感じる場面で、長時間待たずに診察していただける安心感は、何にも代えがたい大きな魅力です。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b81b-9a9c-7009-9140-e45f7342839a.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>教育環境や医療体制について、移住前と比べて感じた良かった点／不安だった点の両面を教えてください。</strong></span></h2><p>医療については、正直に言うと移住前は「地方の医療の質は大丈夫だろうか？」という漠然とした不安がありました。しかし、実際に暮らしてみると、それは全くの杞憂でした。前の質問でも触れましたが、特に小児科は待ち時間が本当に短く、子どもの体調が悪い時にすぐに専門医に診てもらえる環境です。これは親として大きな安心感につながり、むしろ東京にいた頃よりも良いと感じている点です。</p><p>一方、教育環境については、やはり東京と比べると選択肢の少なさに戸惑いを感じたのも事実です。例えば、我が家で視野に入れていたインターナショナルスクールのような選択肢は近隣にありませんでした。ただ、悩んだ末に選んだ私立の幼稚園は、先生方がとても熱心で子どもに合った素晴らしい環境で、結果的には大変満足しています。とはいえ、今後の小学校進学を考えると、公立が基本で私立校の選択肢がない点は、やはり少し気になる部分ではありますね。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b81d-0a2e-7009-9140-eb59bca7a73d.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>実際に暮らしてみて、予想外だったことや、課題だと感じていることについて教えてください。</strong></span></h2><p>課題だと感じているのは、やはり車での移動です。もともと車社会であることに加え、市内には昔ながらの狭い道も多く、国道付近は交通量が多いため、時間帯によっては渋滞が起こりやすいです。特に夏のお祭りなど地域の大きなイベント時には交通規制や観光客の車でさらに混雑し、慣れるまでは「こんなに時間がかかるのか！」と不便に感じることもありました。</p><p>一方で、良い意味で予想外だったのは買い物の利便性です。移住前は「地方での買い物は不便になるかもしれない」と覚悟していましたが、実際にはスーパーやドラッグストア、大型商業施設が市内に揃っており、日常的な買い物で困ることは全くありません。この点については、東京で暮らしていた頃とほとんど変わらない感覚で生活でき、とても驚きました。</p><h2><span style="color:#000000;"><strong>移住後、ご家族の暮らし方や時間の使い方はどのように変化しましたか？</strong></span></h2><p>暮らし方は180度変わりました。まず、私自身がフルリモートで働くようになったことで通勤時間がなくなり、その分子どもと過ごす時間が圧倒的に増えました。朝、一緒にご飯を食べて幼稚園に送っていく――そんな当たり前の日常が、何よりの幸せだと感じています。</p><p>時間の使い方も大きく変わりました。週末は家族でアクティブに過ごすことが多くなりました。三島は立地が非常に良く、伊豆や箱根、富士山方面、熱海にも車で1時間以内で行けます。気軽に豊かな自然の中へ出かけ、アウトドアを楽しむことが週末の定番になりました。</p><p>また、念願だった広い敷地に注文住宅を建てたことで、「おうち時間」も格段に豊かになりました。庭で家庭菜園を楽しんだり、天気の良い日には友人を招いてバーベキューをしたり、夏には子ども用プールで遊んだり。東京のマンション暮らしでは考えられなかった、ゆとりのある時間を過ごせています。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b81a-1dc8-7009-9140-d5386ab56cff.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>移住前と比べて、人付き合いや地域との関わり方に変化はありましたか？ 地方特有の「人付き合いの濃さ」について、率直なご感想をお聞かせください。</strong></span></h2><p>移住前は、正直なところ「地方特有の濃い人付き合い」に少し身構えていました。地域に溶け込めるだろうか、過度な干渉はないだろうかと少し不安に思っていました。しかし、実際に暮らしてみると、そのイメージは良い意味で大きく裏切られました。</p><p>東京のマンションでは、隣人のことをほとんど知らず、エレベーターで会っても挨拶を交わす程度でした。それが今では、ご近所さんと道で会えば自然に会話が弾みます。例えば、家庭菜園で採れた野菜をお裾分けすれば、「おいしかったよ」と声をかけていただき、逆にご近所のお庭で採れた果物をいただくことも。時にはお互いの家を訪れ、ゆっくりお茶を飲むこともあります。</p><p>干渉しすぎず、無関心でもない。この温かく「適度な距離感」のあるコミュニケーションが、私たちにとって非常に心地良いものとなっています。</p><h2><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b81d-ca38-7009-9140-f3e2023bc983.webp"><br>&nbsp;<span style="color:#000000;"><strong>利用されている子育て支援制度や、実際に使ってみて「ありがたかった」と感じる市町村や地域の取り組みがあれば教えてください。</strong></span></h2><p>まず経済的な面で本当にありがたいと感じているのは、「子どもの医療費が18歳まで無償」であることです。子どもは予測できないタイミングで熱を出したり、怪我をしたりしますが、医療費の心配をせずにいつでもためらわず病院へ連れて行けるというのは、子育てをする上で大きな安心材料になっています。</p><p>制度だけでなく、日常的に活用しているのが「地域の子育て支援センター」です。子どもが小さかった頃は、よく遊びに連れて行きました。室内で安全に遊べるだけでなく、同じくらいの年齢の子どもを持つ親御さんと情報交換をしたり、スタッフの方に育児のちょっとした悩みを相談したりと、私にとっても大切な息抜きの場になっていました。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b81f-5b62-7009-9141-05051ab711fd.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>休日は、ご家族でどのように過ごすことが多いですか？</strong></span></h2><p>休日は、家族で出かけることが多いですね。特に伊豆方面は、車で少し足を伸ばせば魅力的なスポットがたくさんあり、動物園巡りやテーマパークでの遊び、家族みんなでの温泉体験などを楽しんでいます。季節ごとに表情を変える伊豆は、何度訪れても飽きません。</p><p>また、買い物も兼ねて、ららぽーとや御殿場アウトレットなどの大型ショッピング施設へ行くこともあります。子ども向けの施設が充実しているため、一日中家族みんなで楽しむことができます。</p><p>普段は近所の公園で過ごすことも多く、三島市内には楽寿園や柿田川公園など自然豊かな公園があり、夏場は水遊びをして子どもと一緒に涼むことも。アウトドアからショッピングまで、気分や天候に合わせて多彩に過ごせるのが、三島での休日の魅力だと感じています。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b81a-ef8c-7009-9140-db4bde34bd65.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>これから移住を検討している子育て世代の方々に、メッセージをお願いします。</strong></span></h2><p>これから移住を検討されている方へ、まず具体的に準備しておきたいのは「車の運転免許」です。地方での生活は車が中心になるため、ご夫婦ともに運転できると、日々の買い物から休日のレジャーまで行動範囲が大きく広がり、格段に快適になります。</p><p>そして何より大切なのは、「実際にその土地を訪れ、人と話してみること」です。インターネットで情報を集めることはできますが、街の空気感や人の温かさ、暮らしのリアルな部分は現地に行かないと分かりません。移住後の「思っていたのと違った」というミスマッチを防ぐためにも、ぜひ一度足を運んでみてください。</p><p>幸い三島市には、先輩移住者に直接話を聞ける「移住アンバサダー制度」があります。移住者だからこそ分かるメリットやデメリットなど、何でも気軽に相談できる貴重な機会ですので、ぜひ活用してみてください。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b820-af3f-7009-9141-1303dc3cbd29.webp"></figure>

ワープシティ公式

子育て移住には、家族それぞれの想いや選択があります。

「自然に囲まれた場所でのびのび育てたい」「地域とのつながりを大切にしたい」「子どもの個性を尊重できる環境で暮らしたい」——きっかけも、目指す暮らしも十人十色です。

この連載では、子育てをきっかけに地方へ移住した方々のリアルな声を通して、移住先で見つけた“新しい日常”と“家族のかたち”をお届けします。

三島市

静岡県

出身地：東京都、居住地：静岡県三島市、移住時期：2021年、家族構成：4人家族、

花岡　明

#10 暮らし方が180度変化！東京→三島の移住で叶えた自然豊かな暮らしと家族時間

<h2><span style="color:#000000;">現在の地域へ移住を決めたきっかけは？</span></h2><p><span style="color:#000000;">コロナ禍で日本での定住地を実家のある愛知県で探していましたが、私たちがイメージしている「家・環境・敷地・値段」の4つの条件を満たす物件には出会えませんでした。</span><br><br><span style="color:#000000;">そこで、主要空港のある千葉県・神奈川県・関西地方へと範囲を広げて探したところ、現在の家と白子町に巡り会うことができました。家の周辺はのびのびとした環境で、理想的な子育ての場だと感じています。</span></p><h2><span style="color:#000000;">「子育て」を考える上で、移住先に特に求めていた条件や希望について教えてください。</span></h2><p>一番の理想は、自然豊かな場所で子どもが自然に触れ合いながら育つこと、そして「遊び」を最大限に活かせる環境でした。<br><br>子どもたちが小さい頃はしばらく海外で自然に囲まれた環境で生活していたこともあり、また実家のある名古屋で長女が通っていた幼稚園では【自由保育】を柱に、子どもたちが遊びの中からさまざまなことを学ぶ保育が実践されていました。<br><br>その経験を通して、遊びが子どもにとってどれほど大切かを実感し、都会の便利さよりも、自然の中でのびのびと子育てをしたいと強く思うようになりました。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/09/29/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199947b-eabe-788c-82e5-24c0d04c6901.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>地方で子育てをして、「ここは良かった！」と感じる点は何ですか？&nbsp;</strong></span></h2><p>一番は、やはり自然と環境です。<br>白子町に住んでみて、町の中で子ども向けの居場所づくりや子ども食堂などを積極的に開催している法人があることを知り、地域コミュニティの中で子育てをしていることを実感しています。</p><p>また、子どもの人数が少ない分、お友達だけでなく、その親御さんともつながる機会が多くあります。子ども同士の関わりだけにとどまらず、家族ぐるみでのつながりができることも、とても良いと感じています。</p><h2><span style="color:#000000;"><strong>教育環境や医療体制について、移住前と比べて感じた良かった点／不安だった点の両面を教えてください。</strong></span></h2><p>良かった点は、予防接種やちょっとした風邪のときに気軽に相談できる「かかりつけ医」ができたことです。子どもたちも先生や病院に慣れているので、安心して受診できるのは大きなメリットだと感じています。</p><p>一方で、名古屋にいた頃と比べると医療機関の選択肢は少なく、皮膚科・眼科・矯正歯科・小児科といった専門的な診療を希望する際には、白子町や近隣市町村ではなく、より遠方まで足を運ばなければならないこともあります。その点ではやはり距離の不便さを感じます。</p><h2><span style="color:#000000;"><strong>実際に暮らしてみて、予想外だったことや、課題だと感じていることについて教えてください。</strong></span></h2><p>移住した当初は、現在ウェルシアがある場所に「スーパー・ハヤシ」があり、私たちも営業していた時期を少しですが知っています。そのため、撤退してしまったのは予想外でした。</p><p>私たち家族には車という移動手段があるので、買い物は少し足を伸ばせば行くことはできます。しかし、高齢の方が自転車やカートを押しながら、真冬や真夏に買い出しに出ている姿を見ると、交通手段の課題を強く感じます。特に、自分の親をこちらに呼んで一緒に生活することを想像すると、車や家族の協力がなければ、日常の買い物すら難しいのではないかと思ってしまいます。</p><h2><span style="color:#000000;"><strong>移住後、ご家族の暮らし方や時間の使い方はどのように変化しましたか？</strong></span></h2><p><span style="color:#000000;">名古屋にいた頃は、近隣のスーパーへ毎日買い物に行っていました。しかし、こちらに越してきてからは、日々の買い出しは週に1回になりました。</span></p><p><span style="color:#000000;">買い物に費やす時間が減ったことで、夕飯のメニューを事前に考えられるようになり、朝のうちに夕飯の準備を進めることもできるようになりました。</span></p><p><span style="color:#000000;">その分、子どもたちが学校から帰ってきたあとには、一緒に散歩に出かけたり、家の前で遊んだりするなど、子どもとの時間が少し増えました。</span></p><h2><span style="color:#000000;"><strong>移住前と比べて、人付き合いや地域との関わり方に変化はありましたか？ 地方特有の「人付き合いの濃さ」について、率直なご感想をお聞かせください。</strong></span></h2><p>私自身は特に変化を感じていませんが、子どもたちにとっては、声をかけてくれる関わりのある大人が増えたように思います。</p><p>また、地域のイベントやお祭りに行くと、必ずお友達や知り合いの方々がいて、子どもたちも安心して楽しむことができています。そのおかげで、何かあったときには親以外の大人に助けを求めたり、相談できる環境が整っていると感じます。</p><h2><span style="color:#000000;"><strong>利用されている子育て支援制度や、実際に使ってみて「ありがたかった」と感じる市町村や地域の取り組みがあれば教えてください。</strong></span></h2><p>白子町に越してきて、最初に感じたことは、生涯学習課が企画している教室や夏休みの講座の内容が、名古屋ではあまり見かけない、この町ならではの魅力的なものだということでした。</p><p>田植え体験やサーフィン教室、エコバッグ＆ピザ作り、プログラミング教室、スケボー体験、開催には至らなかったものの募集要項にあった大工さん指導の工作教室など、ほかにも社協さん主催のビーチクリーンやすいか割り、宝探しイベントなど、魅力的な活動がたくさんあります。長女が低学年のときは、ほぼ全てに参加させていただきました。</p><p>子どもたちがさまざまな経験や楽しい体験をできることに、本当に感謝しています。</p><p>また現在では、大多和医院さん主催のスポトレやひらめきパレット、その他さまざまなイベントも毎回楽しませてもらっています。そのおかげで、他校の友達もでき、子どもたちにとってとてもいい時間になっています。</p><p>寺子屋さくらさんの子ども食堂と寺子屋には昨年の夏休み中大変お世話になり、とても助かりました。浜紫さんの月1回の子ども食堂では、ママたちとゆっくり話す機会と場を提供していただき、私にとって情報交換やリフレッシュの場にもなっています。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/10/06/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199b983-0cda-7009-9141-642b4256b8ce.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>休日は、ご家族でどのように過ごすことが多いですか？</strong></span></h2><p>現在、子どもたちはライフセービングチームに所属しており、休みの日は勝浦の海で練習をしています。練習がない日は、友達と一宮の海でサーフィンを楽しんだり、釣りに行ったりしています。</p><p>ライフセービングを始める前は、休日に古所海岸へ散歩に行ったり、自転車で堤防沿いを走って白子神社やげんき君パークまで出かけたりしていました。月に一度の土曜日には、友達と一緒に睦沢の真っ白い広場へ行き、川遊びや原始的なBBQを楽しむなど、自然の中での体験を満喫していました。</p><p>それ以外の時間は、自宅の前で土を掘ったり虫を探したり、家のブランコやトランポリンで遊ぶなど、身近な自然や遊具を活かして元気に過ごしています。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/09/29/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199947c-8f04-788c-82e5-2bac2412481e.webp"></figure><h2><span style="color:#000000;"><strong>これから移住を検討している子育て世代の方々に、メッセージをお願いします。</strong></span></h2><p>私たちは、移住を目標に計画を進めたり…というステップを踏まずに、思い切って引っ越しをしました。土地や町のことをリサーチすることもなく、決め手は空港からの距離、家の周辺環境、学校までの距離、そして家の見た目だけでした。そのため、お伝えできることはほとんどないのですが…。</p><p>子どもが大きくなり、高校へ進学するときには交通手段の課題も出てくるかもしれません。しかし、今は白子町でよかったと思っています。在宅で仕事ができる環境も大きな助けになっています。</p><p>将来的には、仕事と交通手段が私たちにとっての大きな課題になるかもしれません。ですが、都会での便利さが大人にとって快適である一方で、子どもたちが子どもでいられるこの貴重な時間には、便利さよりも不便さの方が私たちには魅力的です。白子町での子育ては、子どもがのびのびと自分らしく過ごせる場所だと感じています。</p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/09/29/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/0199947f-60ec-788c-82e5-3b12bd8eb4d4.webp"></figure><figure class="image"><img></figure><figure class="image"><img></figure>

白子町

千葉県

出身地：愛知県名古屋市、居住地：千葉県長生郡白子町、移住時期：2021年、家族構成：4人家族（子ども2人）　

#子育移住

#子育移住の移住体験談一覧：2件

#10 暮らし方が180度変化！東京→三島の移住で叶えた自然豊かな暮らしと家族時間

#5 白子町の自然が心を育む。家族のかけがえのない時間