<h2>自然と共存するコンパクトな町</h2>ー 鶴岡市三瀬地区は、440世帯ほどが暮らす日本海沿岸部の町。海も山も近くコンパクトで自然豊かな地域です。昭和30年代頃は林業が盛んでしたが、時代の流れと共に荒廃していました。その森林に手を入れて「ひゃくねん森」と名付けて自然に触れられる場を開き、森林保全の中で出てくる間伐材を薪として活用するなど、地域内のコミュニティと自治会が連携し合い、新しい地域の価値を生み出しています。<h4>ー 三瀬の人たちは、わいわい集まって、様々な活動に取り組んだり、三瀬らしい魅力的なコンテンツを作り出している印象がありますね。</h4>竹内さん そうですね。地域の規模がそれなりにあるので、それぞれのコミュニティがありますね。ひゃくねん森の活動や夜光虫ウォッチング、自治会で行なう孟宗まつり、運動会など、それぞれのフィールドでグループを作って、グループごとに融通しあったり、それぞれの円が重なるところがたくさんあるので、そういうところがいいなと思います。<figure class="image"><img src="https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/PXL_20240613_035535716-1024x769.jpg" alt="" srcset="https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/PXL_20240613_035535716-1024x769.jpg 1024w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/PXL_20240613_035535716-300x225.jpg 300w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/PXL_20240613_035535716-768x577.jpg 768w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/PXL_20240613_035535716-1536x1153.jpg 1536w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/PXL_20240613_035535716-2048x1538.jpg 2048w" sizes="100vw" width="1024"></figure>八森山スキー場（提供：竹内秀一）<h2>森と人の心地よいバランスを探して</h2><h4>ー 間伐材を使った薪の利活用事業はどうやって始まったのですか？</h4>竹内さん 地域の方々の中で、山を活用ができないかと色々な研修会に行ったり、地域の資源を活用した再生可能エネルギーの導入を研究されている東北芸術工科大学の三浦 秀一教授をお迎えしてお話しを伺ったりして、ちいさな薪づくりを考える会を作って動き出しました。資金面では、使える補助金や関係部署の事業費などを利用しながら、徐々に活動が形になってきたというところです。地域の薪材を使って、バイオマス発電の熱エネルギーを地域で使うというサイクルができていけばいいなと思います。<figure class="image"><img src="https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/RIMG0707-1024x768.jpg" alt="" srcset="https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/RIMG0707-1024x768.jpg 1024w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/RIMG0707-300x225.jpg 300w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/RIMG0707-768x576.jpg 768w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/RIMG0707.jpg 1280w" sizes="100vw" width="840"></figure>ひゃくねん森で、いい薪割りっぷりの瞬間（提供：竹内秀一）ー 薪を利用してエネルギーを地域内で自給自足することで、荒廃した森林環境整備と地域内の経済循環を作ることができる「木質バイオマスの活用」。三瀬地区の保育園やコミュニティセンターには、薪ストーブや薪ボイラーが導入され、地域内でのエネルギー循環を作り出しています。地域の特性を生かしながら、雇用創出や人口増加や活性化など地域が抱える課題解決につながるのではないかと各地から注目を集めています。<figure class="image"><img src="https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/DSC03665-1024x683.jpg" alt="" srcset="https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/DSC03665-1024x683.jpg 1024w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/DSC03665-300x200.jpg 300w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/DSC03665-768x512.jpg 768w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/DSC03665-1536x1024.jpg 1536w, https://tsuruoka-iju.jp/wp-content/uploads/2024/11/DSC03665-2048x1365.jpg 2048w" sizes="100vw" width="1024"></figure>柔らかな火と温かなやかんの蒸気がすぐ思い浮かぶ、すてきな薪ストーブ。【鶴岡市移住サイト「前略　つるおかに住みマス。」移住者インタビューより一部抜粋。】 &nbsp;気になる続きは、鶴岡市移住サイト「前略　つるおかに住みマス。」をご覧ください！ ✅<a href="https://tsuruoka-iju.jp/report/11023/">https://tsuruoka-iju.jp/report/11023/</a>

鶴岡市

親戚の縁で、三瀬地区に家族とＵターンされた竹内さん。現在、移住者を受け入れる側になり、ＵＩターン者を引き付ける三瀬の魅力や体験談をもとにお話を伺いました。

山形県

2008年に妻と子どもと共に家族で鶴岡市にUターン。2017年からは鶴岡市三瀬地区自治会の事務局長となり地域の魅力発信や移住者の受け入れなどをされています。

# 自然と暮らす

# 自然と暮らすの移住体験談一覧：1件

地域の価値を生かしたグリーンな暮らし