藤枝市は、静岡市から西へ約20キロメートル、静岡県のほぼ中央に位置しています。市域は、北は南アルプスを望む赤石山系の森林地帯から、南は江戸時代「越すに越されぬ」と言われた大井川の一部まで、東西16キロメートル、南北22キロメートルに広がり、面積は約194平方キロメートル。豊かな自然に恵まれた、歴史と文化の香りあふれるまちです。昭和29年3月に市制を施行し、平成21年1月1日に、隣接する岡部町と合併。人口14万6千人余の静岡県の中核都市として発展しています。現在、選ばれるまちを目指し、さまざまな取り組みを行っています。藤枝市の歴史は古く、すでに縄文時代には、いくつかの集落が営まれていました。江戸時代になると東海道五十三次の21・22番目の宿場町「岡部宿」「藤枝宿」として本陣や多くの旅籠が設けられ、東海道の交通の要衝であったことから、政治・経済の拠点、教育の中心でもありました。 現在は、JR東海道本線、新幹線、国道1号バイパス、東名高速道路に加え、平成24年に開通した新東名高速道路といった日本の大動脈が、まちを東西に走っています。さらに、隣接する地域にある、富士山静岡空港へのアクセスも充実し、交通の要衝として発展しています。