高砂市(たかさごし)は、兵庫県の東播磨南東部に位置する市である。東播磨県民局管轄区域のひとつ。漁業、採石業、海岸部の工業地帯における各種製造業が営まれている。謡曲「高砂」の発祥の地として知られる「高砂神社」や、日本三奇のひとつである国史跡「石の宝殿」など、見どころも多い。また、市内南部を中心に神社が多く、播州の秋祭りと総称される豪華絢爛な祭礼が知られる。高砂市高砂町には、現在も昔ながらの町屋や蔵などが並ぶレトロな町並みが残されており、平成18年には兵庫県の歴史的景観形成地区に、平成30年には日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」に追加認定された。