近年、奈良県で暮らしやすい町の上位にある平群町。
街の幸福度ランキング2022<奈良県版>では、2位にランクイン。
平群谷と言われる山と山の間の自然多き場所でありながら、大阪まで電車で約1時間という好アクセスが住みよい理由。
平群の豊かさの中で生まれた魅力を発信するために、「平群ブランド」を制定し、地域のみんなで平群の魅力を高め、発信し、豊かなまちづくりを目指しています。
アクセス
大阪から1時間!!
平群町は非常に利便性に富んだ交通網を有しており、鉄道は近鉄生駒線が通り、北は生駒駅で近鉄奈良線に接続、 南は王寺駅でJR大和路線に接続し、ともに奈良、 大阪の中心部へ1時間足らずで行くことができます。
暮らし
長く暮らせるまち。
そこには、自然、交通、医療、そして高齢者がいきいきと過ごせる環境が整っています。山々に囲まれた平群町には、大きな公園が点在。
令和2年3月には近鉄平群駅前が「町の玄関口」として新しくなりました。国道168号沿いには、医療機関やお買い物スポットが立ち並びます。
高齢者支援も充実し、老後まで住み続けたいまちとして愛されています。
大きな公園でゆっくりした時間を
町の北部及び中央部には大きな公園があり、休日になると家族連れや運動を楽しむ人で賑わっています。
「平群北公園」は、春から夏にかけての青々とした美しい芝生が魅力的です。
「平群中央公園」は、イチョウなど四季折々の景色を楽しめ 大型遊具もあります。
町の玄関口
「近鉄平群駅前」中心市街地の都市核形成を図るための土地区画整理事業が令和2年3月に完了し、 「町の玄関口」として新たに生まれ変わりました。
周辺には総合文化センターや金融機関があります。
低い災害リスク
過去10年 (2013年1月~2022年12月)の震度2以上の地震発生件数は
たった5件で奈良県39市町村の中で5番目に少なく、警報発令回数も県内トップクラスの少なさ。
子育て
幼児教育の拠点
「はなさとこども園」、 「ゆめさとこども園」の2つの幼保連携型認定こども園を運営。
教育方針は、「遊ぼう!学ぼう!はじける笑顔とひびきあう心で。」
3~5歳児は保護者が働いている・いないにかかわらず利用でき、 就労状況が変化しても継続して利用できます。 給食は地元食材を使用した季節感あふれるメニューを、国内の調理室から提供しています。
地元食材を使用した給食
食材にこだわり、新鮮で安心な平群産農産物を積極的に取り入れた給 食を中学校まで提供。
「七夕メニュー」「お月見メニュー」など、季節感 のある献立で食育にも力を入れており、普段から手作りにこだわったメ ニューを提供しています。
また、ノンエッグマヨネーズや小麦不使用の 醤油・酢を使用するなど、 みんなが同じように食べられる給食づくりを 心がけています。
子どももママも安心の空間づくり
- 産前も産後も専門職がサポート
妊娠届出後から出産までの全妊婦に2回の電話相談や必要に応じた家庭訪問で不安軽減を図るなどきめ細やかな対応を行っています。
また、出産後の乳児家庭全戸訪問事業では、保健師や看護師など専門資格を持つ職員が必ず訪問し、保護者に寄り添い、個別支援が必要な場合には適切なサービスの提供を行っています。 - 多彩な育児サークル
子育てを頑張るママやパパをしっかりサポートできる育児サークルや子育て教室がいくつもあります。
みんなで子育てを楽しみましょう。 - 妊娠期から子育て期まで切れ目ないサポート体制
妊娠期から子育て期までの切れ目ないサポートを目的として、保健福祉センター「プリズムへぐり」と「子育て支援センター」が連携して『子育て世代包括支援センター』を開設しています。妊娠期の不安や子育てに関する悩みなどを解消できるように保健師や保育教諭、小学校教諭など専門資格を有する職員がみなさんを支援します。
働くママの強い味方!
- 一時預かり事業
「週に2.3日だけ働きたい」、「家族が病気で入院した」など、一時的に家庭での保育ができなくなったご家庭を対象に満6か月以上から就学前までのお子さんをお預かりする一時預かり事業を実施しています。 - 病児保育室「いちごルーム」
「子どもが病気になったけど、仕事は休めない…。」
そんな悩みを持つご家庭を支援する、西和地域病児保育室「いちごルーム」を利用できます。「いちごルーム」には保育士以外にも看護師が常駐し、奈良県西和医療センターの敷地内に併設しているため、病気中や病気回復期にあるお子さまを安心して預けることができます。 - 長時間の学童保育
平群町の学童保育は小学生全学年で19時30分まで対応。受入れ時間が長く、保育料も安価に設定しています(同一世帯の2人目以降の減免制度あり)。
通年入所の必要がない場合でも「夏休み利用枠」を別途設け、入所募集を行っています。
教育
学びやすい、学習環境
- 英語教育の充実(幼児期から義務教育まで)
ALT(外国語指導助手)をこども園及び小中学校に配置し、幼少期からネイティブスピーカーの発音や英語教育に触れることで、国際感覚を身につけ、学ぶ意欲を育んでいます。 - 充実した学校教育環境
学校ICT教育の推進として、小中学校の児童生徒への1人1台の情報端末配布や校内LANやデジタルモニターの整備などを実施し、時代の変化に対応しています。
また、全小中学校で空調設備を整備するなど、より良い学習環境を目指しています。 - 全小中学校に図書館司書を配置
成長・発達時期に読書の大切さを伝えるため、全ての小中学校に専任の図書館司書を配置するなど、学校図書館の充実強化を図っています。
平群町の魅力
特産品
「平群の小菊」「いちご」「ぶどう」「バラ」。
全国に誇れる農産物が数多く栽培されています。
いずれも、生産者が大切に育てた高品質のものばかり。
近畿大学、民間企業との連携事業にも力を入れ、農産物の商品開発で地域を盛り上げています。
自然豊かな平群町だからこその産業は、未来にもしっかりと繋いでいきたい平群の宝です。
小さく可憐な一級品「平群の小菊」
京阪神を中心に全国の生花市場から高い評価を受けている 『平群の小菊』。
平成21年に花き部門としては、 全国初の地域団体商標を取得。夏秋期は、 日本一の生産量を誇ります。
「西和花卉部会」 が、 花持ち良く、バラエティーに富んだ約200種類以上の品種を作付けしています。
大きな粒に甘みがぎゅっ「いちご」
奈良県の開発品種である 「アスカルビー」 や 「古都華」 を中心に、 近年では、「パールホワイト」や 「淡雪」 などの白色や桃色系統品種の珍しいいちごも栽培。
特に「古都華」は県内トップの生産量。
主にいちごを立ったまま収穫できる高設栽培で、平群の冬から春に甘い香りを漂わ
せています。
ぶどう
「椹原地区」は県内最大のぶどう産地。 100年以上続くぶどう栽培の歴史を受け継いでいます。
品種は、 種無しぶどうの代表的存在の「デラウェア」を中心に、消費者ニーズの多様化にも対応し、 付加価値の高い「巨峰」 「ピオーネ」 「シャインマスカット」 などの優良大粒品種の栽培にも力を入れています。
30~40歳代の生産者も多く、新しい品種や技術の導入も意欲的に取り組まれています。
バラ
「美しく、 高品質で、新鮮。そして、 きれいな状態で花が長持ちする。」と市場をはじめ愛好家から高い評価を受けている平群のバラ。
色とりどりのバラが温室栽培によって1年中生産されています。
平成14年には「バラ苗生産組合」 が立ち上げられ、 バラの苗の生産販売も行って
います。関西の主な花市場がある大阪や京都に近いため、 花屋の店頭に並ぶまで2日もかからないという好立地が最大の強みです。
観光と文化財
1400余年前に聖徳太子がたどり着き、毘沙門天が出現されたという「信貴山」に見守られている平群町。
「信貴山朝護孫子寺」「千光寺」を代表格に40寺院、22神社。
さらに町の中には、「長屋王墓」など古墳64基と名所・旧跡が数多く点在。
歴史を身近に感じられます。
信貴山朝護孫子寺 (しぎさんちょうごそんしじ)
霊峰信貴山の信仰から興ったと考えられる寺院。
聖徳太子が開いたと伝わり、平安時代に命蓮上人が中興しました。
塔頭には玉蔵院、 成福院 千手院があり、 宿坊として整備されています。
国宝の信貴山縁起絵巻をはじめ、多くの文化財を所有しています。
千光寺 (せんこうじ)
役行者 (役小角) が開いたと伝わる修験道の寺院。山号は「鳴川山」で、通称「元山上」と呼ばれています。
周辺には多くの行場がある他、 境内には、県指定文化財の鐘や町指定文化財の役行者像、 十三重層塔、 宝塔などがあります。
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