移住者プロフィール
定講 保男さん
出身地:兵庫県、現住所:北海道妹背牛町、花き農家。
妹背牛町(もせうし・ちょう)に移住をした定講保男さん。“花を売るのではなく、育てたい”という想いから辿り着いた「花き(かき)農家」という選択ー。4人のお子さんに囲まれ、大変ながらも充実した毎日を送る定講さんに、「妹背牛町への移住の経緯」「花への想い」について、お話を伺いました。
ご出身と、花の仕事に携わることになったきっかけはありましたか?
定講保男さん(以下、定講):私は兵庫県出身です。大阪にある花市場で働いていた時、園芸店に勤めていた妻と出会ったのですが、「花に携わって生きていきたい」という彼女の想いに圧倒されたことを覚えています。
妻は大阪出身で、園芸高校を卒業し、神奈川県の短大で“園芸を専攻”するほど、「花一筋の人生」です。
移住を考えたきっかけを教えてください
定講:二人とも花に携わるうち、「花を売るのではなく、花を育てる“花き農家”の道」を目指すようになりました。北海道を選んだ理由は、“花き農家で新規就農”をするにあたって、入りやすい雰囲気があったからです。
それからは、仕事の合間をぬって、大阪の“農業担い手センター”に相談し、市町村をある程度しぼって、各地へ経歴書を送って「就職活動」をしました。結婚後、まとまった休みもとれないことから、北海道への視察旅行が“新婚旅行”となりました。
移住先を妹背牛町(もせうし・ちょう)にした決め手は?
定講:結局は、「人」でした。研修を受け入れてくれた農家さんとの出会いから、「妹背牛町で就農」することに決めました。現在は4人の子宝にも恵まれ、農業と子育てに大忙しです。