移住者プロフィール
土屋 尊司(たかし)さん
移住時期
2017年
出身地:静岡県下田市、前住所:大阪、現住所:静岡県下田市、民宿「勝五郎」三代目店主
目次
INDEX
移住のきっかけを教えてください
土屋尊司(たかし)さん(以下、土屋):私は下田出身、民宿生まれ、民宿育ちです。大学入学を機に県外に出て、学生時代と社会人の時期は県外で過ごしました。
廃業していた祖父母の民宿を引き継ぐことを決め、2017年にUターン移住しました。2018年に、温泉民宿「勝五郎」を再開業し、宿泊業の傍ら、前職のスキルを活かした設計・デザイン、イラストの仕事などもしています。
移住して再発見した下田の魅力はありましたか?
土屋:「子育て環境の良さ」は誰よりも実感しています。昔と同じように、近所の方々も一緒になって子どもを可愛がってくれる環境です。自然に囲まれのびのびとした生活ができるのは、下田の最大の魅力だと思います。一度外に出て、住み慣れた環境を“リセット”したことで、その魅力を再発見することができました。
移住はご家族にとってはいかがでしたか?
土屋:サラリーマン時代は帰りが遅かったので、夫婦一緒に夕食をとることが少なかったのですが、今は自営業のため「家族揃っての食事が当たり前」になっています。
自分たちのペースで仕事をしているのでストレスも少なく、充実感を得ることができます。もちろん収入面での不安定さはありますが、自分たちで責任を持って、自分たちらしく生活できています。
地元に戻ろうと思ったもう1つのきっかけがあったそうですね
土屋:「生まれ育った民宿、自分を育ててくれた祖父母の民宿をなくしたくない!」とUターン移住を決めましたが、もう1つの決め手は“自分が育った魅力的な環境”という「思い出」でした。子供の頃の楽しかった思い出が移住を“後押し”してくれた気がします。 コロナ禍の影響もあり、今後は地方での生活がさらに見直されてくると感じています。
これからの目標と移住を検討中の方へメッセージをお願いします
土屋:今やりたいことの1つが、「移住を含め、Uターンしたいと思う子どもたちを増やすこと」です。自分たちの移住経験を含め、新しい働き方や過ごし方を伝えていくことで、少しでも多くの人が 「下田に帰りたい、住みたい」と思える環境を作っていきたいと思っています。 是非一度遊びに来てください!海を感じながらいろいろなお話しをしませんか?移住のこと、これからの下田のことを。
温泉民宿 勝五郎
〒 415-0012
静岡県下田市白浜2189-1 TEL : 0558-22-1937
Mail : info@katsugoro.com H P : http://katsugoro.com