移住者プロフィール
尾本 彩さん
高知県南国市の地域おこし協力隊OG尾本彩さんに、ものづくりへの思い、フリーミッションの地域おこし協力隊のご経験をインタビューしました!
フリーミッションの地域おこし協力隊へ
高知にUターンを決めた頃は、ドッグウェア等を扱う会社で働いていました。その会社は、ワンちゃんと⼀緒に着られるというコンセプトで、⼈間⽤の服やバッグも作っていました。元々ソーイングで何かできないかと考えていたところ、丁度南国市の地域おこし協力隊で“ものづくりで中⼼市街地活性化”というフリーミッションの案件を見つけ、「私が今やりたい事はこれかもしれん。」と思って応募したんです。
無事、地域おこし協力隊としての採用が決まり、そこで現在の「ごめんく(旧ものづくりアトリエtete)」で毎月ソーイングを通じたものづくりのワークショップを始めました。その後、ものづくりの良さや楽しさを、作る側もそれを使う側も体感して欲しいという思いで、「ごめんteteマルシェ」を⽴ち上げました。作家さんの「⼿(te)」からお客さんの「⼿(te)」へたくさんの「⼿(te)」 が繋がって、ものづくりで沢⼭のあたたかさに触れてもらいたいという思いを名前に込めたのです。
▼ごめんく(旧ものづくりアトリエtete)▼
https://www.nankoku-kankou.jp/life/dtl.php?hdnKey=1111
放課後手芸クラブで子どもたちにものづくりを
地域おこし協力隊として活動する中で、南国市内のある⼩学校で1番⼈気だった⼿芸クラブが無くなったという話を聞きました。理由は⼿芸クラブの活動費に賛同が得られないご家庭があったからとのこと。じゃあここで放課後⼿芸クラブをやってみたらどうかと、⼿芸⽤品を取り扱う企業と、ミシン販売の企業に協賛をお願いしたところ、「次世代のものづくりをしたい若い⼦達を育成するのなら喜んで。」と、ご協力くださることに。
南国市内の⼩学校5、6年⽣を対象に募集して開催したので、違う⼩学校のお友達との交流の機会にもなったようです。作ったのはミサンガやポーチ。⼥の⼦達ってそういうの⼤好きなんですよ。⾊んな工夫を加えて友達同⼠で⾒せ合ったり。協賛していただいた材料を使い、協⼒隊の活動費から費⽤を捻出して、⼦ども達には⼀切負担は無かったので、お⺟さん達もすごく喜んでくれて、「ぜひ これからも続けてください。」と。
放課後⼿芸クラブに参加した⼥の⼦からは、「私もものづくりやりたい!」「マルシェに出店したい!」という声が上がりました。どんな物を作るかを⼀緒に考えて、アクセサリーとかなら売れるかもとなり、自作のアクセサリーでteteマルシェに出店してくれました。実際にとてもよく売れていました。
地域おこし協力隊の任期終了後は、自宅でソーイング教室を開校(起業)
その当時⼤型⽝を飼ってたんです。仕事の間はワンちゃんと離れてるわけですが、できればずっとワンちゃんと⼀緒にいれたら良いなと思っていました。家でできる仕事だと⼀緒にいられる時間が増えるなあと思って、自宅でソーイング教室を開業することにしました。
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