【徳島市】第7回徳島市移住者交流会を開催しました!
6月2日(日)、第7回徳島市移住者交流会を開催しました。
徳島市移住交流支援センターでは、徳島市に移住された方が交流する場として、定期的に移住者交流会を開催しています。
7回目となった今回のテーマは「四国遍路(四国八十八か所巡り)」
第1部では徳島市国府町の福屋盛寿の郷にて、お遍路を研究されてきたモートン常慈氏をゲストに招き、四国八十八カ所について講演いただきました。
第2部ではプチお遍路体験ということで、実際に2つのお寺を歩いて巡りました。
お天気は、朝方ザーッと雨が降ったものの、何とか曇り時々晴れでお遍路日よりとなりました
前半は、徳島市国府町にある和菓子屋さん「福屋盛寿の郷」さんで、お遍路を研究をされているモートン常慈さんのお話を聞かせていただきます。
もともとお遍路の論文を執筆されていたカナダ出身のモートンさん、より深くお遍路について研究するために、2001年5月に大学教授として来徳、まさに「お遍路移住者」でもあります。
1915年にイギリス人の方が、初めて外国人でお遍路をされた記録が残っているということや、247回もお遍路をした方の納札、昭和2年にアルフレッド・ボーナーさんというドイツ人のお遍路さんが使用したという納札箱、1815年と1884年のいわゆるお遍路ガイドブックとして使用された本、1763年に作られた遍路地図の復刻版など、歴史が刻まれた貴重な品を見せてくださいました。
参加者の皆さんからは感嘆の声や質問も飛び出し、興味津々の様子でした。
その後、めいめいで自己紹介や交流を深めます。
興味深かったのが、お遍路経験者が半分近くいたこと!中でもお一人は先達もされている大ベテラン。
改めて、移住者からの注目度合いが分かりますね。
会場としてお借りした福屋盛寿の郷さんの和菓子は、練り切り・あじさいとわらび餅。この季節らしい風を届けてくれます。
とても上品なお味で美味しかったです
後半は常楽寺・國分寺に皆で歩いて行きました。
道中、多くのお遍路さんとすれ違い、改めてお遍路への注目度を感じました!
第14番札所 常楽寺
第15番札所 國分寺
和気あいあいとした移住者交流会となりました😊
なお、四国放送ラジオの方がモートン常慈さんと、交流会に参加された方の取材に来られていました。
取材の模様は6月9日(日)四国放送ラジオ『中四国ライブネット』で18時より放送予定とのことです!