<h2><strong>きっかけは「ふらっと訪れた村」</strong></h2><p>他県で飲食事業を経営していた川越さん。事業は順調でしたが、ゆっくり自然に囲まれて暮らしたかったのと、自給自足の生活や「火」を使った暮らしがしたいという想いから、理想の地へ移住を検討するようになりました。<br>三原村との出会いは、知り合いを訪ねたことがきっかけ。最初に来たときは「何もない場所だな…」と思ったそうですが、村役場での移住相談が運命を変えることになります。<br>相談を終え、帰ろうとしていた矢先、移住相談員から思いもよらない電話が。<br>「まだ荷物が残ったままで、家の修理も必要かもしれないけれど、貸してくれるという家があるので見に来ませんか？」という内容でした。<br>川越さんはすぐに引き返し、その家を見に行った瞬間、「一目ぼれ」。<br>それが三原村での生活が始まる瞬間でした。</p><h2><strong>自然との共生と自給自足のライフスタイル</strong></h2><p>現在、川越さんが住んでいる家は、目の前に広がる畑があり、まさに自給自足のライフスタイルにぴったりの場所。無農薬で育てているのはナス、ピーマン、トマト、レタスなど、多岐にわたります。<br>さらに、近所には自然遊びの名人である「師匠」がいて、ジビエ料理にも挑戦しています。猟の免許（わな猟）を取得し、自分で獲ったジビエを調理する。その味は格別で、自然の恵みを感じながらの食事は最高の贅沢です。<br>川越さんの目標は、卵の自給自足も実現すること。現在ニワトリを飼っており、さらには「ふ化機」を購入して卵の数を増やそうとしています。<br>心の距離が近い地域の人々と助け合いながら、日々の生活を作り上げています。</p><p><img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1903/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E7%94%A8%E2%91%A0.jpg"></p><p><img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1903/%E5%90%8D%E7%A7%B0%E6%9C%AA%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%20(7).jpg"></p><h2><strong>地域とのつながりが大きな魅力</strong></h2><p>川越さんが三原村に来てからの最大の発見は、 「人とのつながり」 です。<br>地域の会合に積極的に参加し、「とにかく聞く」ことを心掛けています。これが功を奏し、村の人々とどんどん仲良くなっていきました。特に、近所の方々との交流が、日々をより充実させています。<br>川越さんは言います。「この集落では50歳は若手。地域の頼まれごとも多いけれど、その分、充実した毎日が過ごせています。ここでは独りになることはありません。夕方になると誰かが飲みに来て、みんなでバーベキューを囲みながら楽しむことができるんです。自然の中で食事と酒を共にする時間が、何よりも幸せです。」</p><h2><strong>仕事とプライベートのバランス</strong></h2><p>移住後しばらくは自由な時間を過ごしていましたが、その後、集落支援員として「集落活動センター やまびこ」で働くことに。<br>主な仕事は、三原村の特産品（こんにゃくやお米など）を県内外にPRすることや、移住希望者の交流会などをサポートすることです。<br>また、仕事の合間にサーフィンを楽しむ時間も忘れません。限られた時間の中でも、川越さんはリラックスしながら暮らすことを大切にしています。</p><p><img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1903/2.jpg"></p><p><img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1903/3.jpg"></p><h2><strong>これからの夢</strong></h2><p>川越さんには、 「トムソーヤの冒険」 に登場するようなツリーハウスを作るという夢があります。<br>また、自然体験ができるゲストハウスを運営し、自転車ツアーやSAP（自然を感じる体験プログラム）を提供することも考えています。<br>三原村での暮らしは、川越さんの新たな挑戦の場でもあります。</p><h2><strong>移住を考えているあなたへ</strong></h2><p>川越さんは、これから移住を考えている人々にこうアドバイスしてくれました。<br>「小さな町で暮らすには、近所とのコミュニケーション と 自然との向き合い方 が大切です。地域の伝統や文化を尊重し、自然の中でどのように暮らしていくかを考えることが求められます。三原村の魅力は、自然と共に生きられるところです。自然の中での生活は、健康にも良い影響を与えてくれますよ。自然が目の前に広がり、30分走れば海にもアクセスできます。食材はほぼ自給自足。これほど贅沢な生活は他ではなかなかできません。」</p><p><img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1903/%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%81%A8%E9%81%8A%E3%81%B6.jpg"></p><p><img src="https://kochi-iju.jp/content/image/1903/10.jpg"></p><h2><strong>訪れてみたい方へ</strong></h2><p>川越さんは、自分の暮らしに興味を持った人にはぜひ訪ねてきてほしいと話してくれました。<br>「もし三原村に興味が湧いたら、私に会いに来てくださってもかまいませんよ。いろんなことを教えてくれた師匠も紹介しますよ！」と笑顔で語ってくれました。<br>川越さんが感じているように、三原村はワクワクする毎日が待っている場所 です。<br>自然に囲まれた豊かな暮らし、人々との温かなつながり、そして自分らしいライフスタイルを追い求める中で、日々の生活がより充実していくことを実感できる場所です。<br>もし「自然の中で自分の理想とする暮らしを実現してみたい」と思っている方がいれば、三原村は理想的な場所かもしれません。<br>新しい一歩を踏み出すために、三原村での生活があなたを待っています。</p><h2>移住のことなら「高知家で暮らす。」</h2><p><span style="color:rgb(38,38,38);">「高知もいいかも。」</span><br><span style="color:rgb(38,38,38);">そう思った瞬間こそ、Uターン・Iターンを考え始める最良のタイミング。</span><br><span style="color:rgb(38,38,38);">数年後の未来を、誰と・どこで・どう生きていたいか。</span><br><span style="color:rgb(38,38,38);">私たちと“高知移住”を考えてみませんか？</span></p><p><span style="color:rgb(38,38,38);">高知県移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」には、</span><br><span style="color:rgb(38,38,38);">イベント・仕事・暮らし・住まいなど、様々な情報を掲載しております。</span><br><span style="color:rgb(38,38,38);">ぜひアクセスしてみてくださいね♪</span></p><p><a href="https://kochi-iju.jp/">高知家で暮らす。｜高知へのU・Iターンを支援する移住ポータルサイト</a></p><figure class="image"><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/posts/2025/11/19/qARYnBe5dUEiLksYfZrAt/019a9e7e-c858-7998-b39b-fa1660ea5cbf.webp"></figure>

高知県

高知県三原村に移住した川越広幸さん（51歳）は、都会の喧騒から離れ、自然に囲まれた生活を求めて新たな一歩を踏み出しました。その理由は単に田舎での生活を楽しみたいからではなく、自分らしく、心から充実した日々を送りたかったから。川越さんの移住ストーリーは、まさに「ワクワクする毎日が過ごせる場所」がここにあることを教えてくれます。

三原村

出身地：宮崎県／現住所：三原村／移住年：2023年／職業：集落支援員

川越広幸

【移住者インタビュー🎤】ワクワクする毎日が過ごせる場所～三原村～　私がここに住む理由【高知県三原村】

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>もともと50歳までに静かな田舎に移住したいと考えていました。しかし、いきなり移住して生活を始めるということに多少の不安やリスクも感じておりました。</p><p>そんな時に地域おこし協力隊の制度を知りました。そこで、希望するところに移住ができて、地域に詳しい自治体職員のバックアップを受けながら、地域に貢献して収入が得られるということに魅力を感じ、地域おこし協力隊に応募しました。</p><h2>高知県三原村を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>3年前、友人と旅行した際に三原村に宿泊しました。その時、三原村の大自然の風景、ゆっくりと流れる時間、そして美味しい食べ物（特にお米）に強く惹かれました。</p><p>村を流れる澄んだ川や、鳥のさえずりが聞こえる静かな環境は、都会では味わえない心安らぐ瞬間の連続で、とても魅力的でした。それに加えて、「美味しいどぶろくを好きな時に飲める」という点も、特に心を掴まれた魅力の一つでした。</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>私は三原村の「どぶろく」の後継者になるべく、地域おこし協力隊として活動しています。ほぼ毎日、どぶろく合同会社でどぶろくの仕込みを行っています。</p><p>仕込み方法は、まずこうじ、酵母、水を使って素を作るところから始まります。3日後に洗米を行い、1日浸透させた後、次の日に仕込みます。その後、蒸した米を冷まし、水を加えます。約1か月寝かせることで、美味しいどぶろくが出来上がります。</p><p>出来上がったどぶろくは機械で瓶詰めし、1本ずつ手作業でシールを貼り付けています。さらに、発送や事務作業、受注先への配達なども担当しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/02/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/CUA_CtXwI61c3z7lMjKbT.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか？</h2><p>どぶろく作りについて、いろいろなことを教えていただいています。早く後継者として独り立ちできるように、新しいことや、日々の業務を覚えていくことが今のやり甲斐となっています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/02/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/br9c3UrFlsxEkNP7GkyGX.webp"></figure><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>一つめは自治体が、新車をリースで用意してくれたことです。二つめは地域おこし協力隊等が参加する研修会に、他市町村の担当も参加することです。協力隊同士で情報共有ができることや、仲間が増えたことは嬉しい想定外でした。</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>どぶろくの後継者となりどぶろく作りをすることや、どぶろく作りをしながら、地域に貢献するためにいろいろなことに挑戦し、三原村を盛り上げていきたいと思っています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/02/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/cn0OMPMxwmJrlv6v6hF2U.webp"></figure><h2>三原村の住民と触れ合った際の印象と、裏付けるエピソードについて教えて下さい。</h2><p>頼りがいがあり、人情が厚い方が多いという印象を受けました。この地域では、人と人とのつながりが非常に強いと感じます。</p><p>例えば、私が「木の一枚板でテーブルを作りたい」と話した時、最初は「一枚板でテーブルを作るのは難しい」と言われました。しかし、その話を聞いた方々が協力してくれて、さまざまな人と連絡を取り合い、最終的に一枚板を安価で提供してくれる方を見つけてくれました。本当に感謝しかありません。</p><p>現在、そのおかげで一枚板のテーブルづくりに挑戦しているところです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/02/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/ECG5UqBWL7FNM1QOUFY6U.webp"></figure><h2>三原村の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>お米が本当に美味しいです。美しい山々、澄んだ川、野鳥のさえずりを聞きながら、村で作った米、味噌、豆腐、野菜などを使った食事を毎日楽しめるのは、何よりの贅沢です。</p><p>そして、満天の星空もまた素晴らしいです。こうした本物の自然を、日々の生活の中で存分に味わえることが最高の喜びです。</p><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>まずは、移住フェアなどで情報収集を行い、候補地が決まったらぜひ現地に足を運んでみることをお勧めします。また、候補地の自治体に直接問い合わせてみるのも良い方法です。何よりも、移住前に現地に行くことがとても重要だと思います。</p><p>私も移住を考える際、さまざまな不安がありましたが、実際に現地に行き、地域の人たちと触れ合うことで、不安以上に「ここに住みたい」という思いが強くなりました。その結果、移住を決断することができたのだと思います。</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong><br><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://warp.city/features/2</a></p>

ワープシティ公式

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その地域への定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやり甲斐などについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第127回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、高知県三原村の五百蔵友紀さんです。

高知県三原村の地域おこし協力隊、趣味・特技：シュノーケリング・ストレッチヨガ・果樹の収穫

三原村

三原村の移住体験談一覧：2件

【移住者インタビュー🎤】ワクワクする毎日が過ごせる場所～三原村～　私がここに住む理由【高知県三原村】

#127 高知県三原村で挑む伝統の味！どぶろく後継者への道

【移住者インタビュー🎤】ワクワクする毎日が過ごせる場所～三原村～ 私がここに住む理由【高知県三原村】

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