<h2>プロフィール</h2><p><strong>有限会社小松組</strong><br>所在地：岡山県英田郡西粟倉村<br>業種：土木建築業・空き家事業・コンテナ事業・キャンプ事業<br>商品：リノベーション・解体・空き家管理、不動産賃貸・宿泊施設・レンタルスペース・キャンプ場など<br>会社URL：<a href="https://komatsugumi.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://komatsugumi.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p><span style="color:#000000;">小松組では、1968年創業からの事業実績と信頼を基に、土木工事業を柱としながら地域に根付いた事業を多方面にわたり行なっております。</span></p><p><span style="color:#000000;">現在では、足腰の弱った高齢者の方を始めとした「お困り事解決サービス」や、管理から賃貸活用のためのリノベを行なう「空き家事業」、移住者向け単身住宅・宿泊施設・レンタルスペース等の施設運営を行なう「コンテナハウス事業」、所有林と好立地を活かした「キャンプ事業」の運営を行なっております。</span></p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/HVhHHjT8lYHEn8kzl93du.webp"><figcaption>キャンプ場</figcaption></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><ul><li>お困り事の解決サービスでは、雨樋（※あまとい）の掃除や墓地の草取りなど、家周辺から墓地、田畑まで、数千円のサービスから提供しています。迅速な対応を重視し、お客様のニーズに応えることを大切にしています。</li><li>空き家事業では、空き家の管理をはじめ、修繕・リノベーション・解体に至るまで幅広く対応しています。また、補助金に関する情報提供や申請手続きの一括サポートも行い、所有者様の金銭の負担軽減を常に考えています。</li><li>コンテナ事業では、海上輸送コンテナをベースとして内装材に地域産材の木材を活用し、高気密・高断熱・機能性・デザイン性に富んだ施設を作っています。（<a href="https://anzendaiichi.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://anzendaiichi.jp/</a>）</li><li>キャンプ事業は、通常のオートキャンプ場ではなく、手つかずの自然を満喫してもらえるよう、源流の水が流れる川沿いに他客との干渉がない仕組みで、1日4組限定のキャンプ場を提供しています。（<a href="https://shinkitsu.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://shinkitsu.com/</a>）</li></ul><p><span style="color:rgb(71,71,71);">※雨樋（あまとい）とは、屋根から伝わる雨水をうけて、地上へ流すための樋。</span></p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/1dGYsZUpGniykUUp7kki2.webp"><figcaption>墓地管理作業風景</figcaption></figure><h2>仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>弊社では幅広い事業を行っており、敢えて少数精鋭で多様な業務に取り組む体制を大切にしています。そのため、スタッフは日々異なる業務に取り組むことができます。</p><p>それは非常に新鮮な毎日で、「いろんな経験ができて嬉しい」「やりがいを感じる」といった声が寄せられています。また、組織が一定のスタッフ数を超えると社内トラブルが発生しやすいことを踏まえ、最低限のスタッフ数で事業運営を行っております。</p><p>さらに、プライベートの時間を大切にしてもらうため、基本的に残業はありません。メリハリのある田舎の暮らしを楽しみながら働ける環境を提供しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/Q0HJCkw0Y31cC9WISMOc_.webp"><figcaption>スタッフ</figcaption></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>前述の通り、小松組では少数精鋭で事業を運営しています。そのため、スタッフが病欠などで欠勤する場合には、他のスタッフが代わりを務めることもあります。&nbsp;<br><br>この部分を大切にできて初めて「人の大切さ」を両者が分かり合えるものだと感じています。社内環境が良くないとお客様に良いサービスは提供できないからです。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/6R43xoOAvHA6m0b1Q1pmc.webp"><figcaption>空き家管理作業風景</figcaption></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>ワクワクするアイデアがたくさんあります。すぐに取り組みたいのは、私が心から愛しているコンテナの魅力をもっと多くの方に知っていただくことです。</p><p>既に多数の問合せがありながらご対応できていない、「オーダーメイド型コンテナハウス」を設計・施工し、提供していきたいと考えています。コンテナの魅力は、オシャレさや耐震性の強さ、移動可能な点だけでなく、他にもたくさんの良さを兼ね備えていることです。</p><p>通常の木造建築では家ごと引越しすることはできませんが、コンテナハウスは、他地域に移住したいときに家ごと引っ越しできるという点で非常に魅力的だと感じます。</p><p>その次にやりたいこともありますが、ここでは内緒にしておきます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/24/-9EMqEXy356ofznTj9ilP/q1NTbEwAjyr0l3Ih5kuda.webp"><figcaption>コンテナレンタルスペース</figcaption></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>西粟倉村は、兵庫県と鳥取県の境に位置する人口1,300人程度の小さな村です。戦後からは林業を主体とする村であり、これはどの中山間地域も同じような時代背景がありましたが、林業を諦めた地域は相当数を占めています。</p><p>そんな中、平成の大合併を拒否した西粟倉村では、「百年の森林構想」を掲げました。この村の資源は何かをいち早く見つめ直し、山の木をただ伐採するだけではなく、二次・三次産業も生みながら、林業、加工業、さらには販売業へと発展していきました。</p><p>メディアや視察者、移住者が絶えないこの村は、「奇跡の村」と呼ばれております。移住者が全体の約2割を占めているため、移住してきた人がすぐに仲間を作ることができる点もこの村の魅力です。</p><p>地元の方も心温かい人ばかりで、気がつくと自宅に野菜が届いていたりします。</p><p>交通アクセスについては、大阪市内から車で約2時間、鳥取市内まで車で約40分の距離にあり、高速バスや電車も通っているため、非常に利便性の良い地域です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/12/23/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/se0OOUopcAgN8Z4GUs3OV.webp"><figcaption>村風景</figcaption></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>私自身も都会に住んだ経験はありましたが、率直な感想としては疲れて、人の温かみに触れにくいと感じました。自分自身楽しく生きたいのは誰しも同じです。</p><p>人は不快な思いをすると、楽しく感じることはできません。それは相手も同じことです。大小なりとも愛を感じることができれば人は幸せを感じます。幸せを与えてくれた人へは恩返しをしたくなります。そうすると新たな幸せが生まれます。</p><p>幸せを掴むというのは、待っていて訪れるものではなく、相手を幸せにする事から始まるものです。日本の田舎には、それを教えてくれる人とそれを伝えてくれる良さがあります。</p><p>そして、その良さを多くの人たちに引き継ぎ、次世代にも繋げていってほしいと心から願います。素敵な方との出逢いをお待ちしております。</p>

ワープシティ公式

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第144回目にご協力いただいた企業は、岡山県西粟倉村の有限会社小松組です。

西粟倉村

岡山県

#144 西粟倉村の暮らしを豊かにする地域密着型事業。幅広いサービスで築く信頼

<h2>プロフィール</h2><p><strong>特定非営利活動法人まちサポ雫石</strong><br>所在地：岩手県雫石町<br>業種：地域コミュニティの構築・セミナー・イベント開催・施設管理など<br>商品：WS支援、まちづくりに関する活動支援、地域の物産販売、広告コンテンツデザイン<br>会社URL：<a href="https://shizukucan.wixsite.com/machisaposhizukuishi" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://shizukucan.wixsite.com/machisaposhizukuishi</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>「みんなでつくる私たちの未来〜私たちが関わる全ての人を幸せに〜」を企業パーパスとして掲げ、以下の事業に取り組んでいます。私たちは、これからも住み続けられるまちづくりを支援し、地域の未来を共に創造していきます。</p><ol><li>まちづくりに関するコンサルタント事業（セミナーの開催やWSによる話し合いの支援、まちづくりに関する相談）</li><li>商店街支援</li><li>子育て支援（子ども食堂や、県立高校総合的な探究の授業の支援など）</li><li>デザイン（シティプロモーションや、デザイン、SNSによるコンテンツの作成）</li></ol><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/17/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/0_h5jg-PvevpwIDT8vqcc.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><h3>「こうなったらいいなを形に、人と町のサポート」</h3><p>私たちは、年間100回以上の話し合いを支援し、「自分たちの町がこうなったらいいな」という夢を、地域の皆さんが自分ごととして捉えられるようにサポートしています。その結果、仲間づくりや自発的な活動が生まれるように支援しています。</p><p>主に岩手県雫石町を中心に、コミュニティ支援やシティプロモーション事業などを手掛けており、話し合いの支援（ワークショップ）では、会議運営をスムーズに進めるサポートを通じて、効果的な成果を生み出しています。</p><p>また、SDGsカードゲームを活用したセミナーの開催など、老若男女を問わず、まちづくりに関する学びを深める機会を創出しています。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/17/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/_lIKFXQ33tQD7Rin3cY0s.webp"></figure><h2>お仕事のやりがいはなんですか？</h2><p>私たち「まちサポ雫石」の職員は、もともと雫石町の出身ではありません。それぞれが移住者であったり、元地域おこし協力隊であったり、結婚を機に移住したりと、雫石町に住むようになったきっかけはさまざまです。</p><p>生まれ育った環境が異なる私たちが、「今暮らしている場所」を、これからも暮らし続けられる場所にするために、同じ気持ちで仕事に取り組んでいます。</p><p>これは、岩手県民や雫石町民が持つ「人柄」への恩返しでもあり、この豊かな地域を持続可能にしていくことが、私たちのやりがいであり、私たち自身の暮らしを支えることにもつながっています。</p><p>世界中の人を幸せにすることは難しいかもしれませんが、私たちが知っている人たちを幸せにし、笑顔にし、共に良い町をつくっていくことに、私たちは大きなやりがいを感じています。</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>仕事を始めた当初は、地域の現状やこれからの未来について、地域の皆さんにうまく伝えきれていないと感じることがありました。こうした情報を的確に伝えることは、非常に重要です。</p><p>地域の問題が地域の皆さんにとって「自分ごと」として捉えられなければ、自分たちの暮らしに対して「他人ごと」になってしまうからです。「他人ごと」として捉えられると、要望ばかりが増え、良いまちづくりを進めることが難しくなります。パートナーシップや協働の考え方をうまく共有することには、時間がかかりました。</p><p>しかし今では、要望や提案が相談に変わってきました。今後も引き続き、まちづくりに関するお互いの思いを共有し、その時々に合わせて形や仕組みを柔軟に変えていく必要があると考えています。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>2024年より、クラウドファンディングの構築サポート事業を行っています。これまで、まちづくりを行う上での活動の支援や相談を行ってきましたが、常に課題となるのが「活動資金」の確保です。</p><p>行政に要請する補助金や助成金以外での選択肢として「共感」を集めることで得られる資金の確保が、今後のまちづくりには必要だと考えております。その一つの手段として「クラウドファンディング」の支援を行っています。</p><p>「やりたいこと」や「挑戦したいこと」を持つ人たちが、その実現に向けて資金と共感を集められるよう、私たちは全力でサポートしていきたいと考えています。</p><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>岩手県の県央地域は、岩手県県庁所在地である盛岡市を含む地域です。盛岡市と秋田県に隣接する雫石町は、盛岡市より電車で3駅、盛岡ICより車で20分と、車を持っている方であれば便利な田舎です。</p><p>また、全国各地との交通網による所要時間は、東北新幹線（はやぶさ・やまびこ）では東京から盛岡を経由して雫石町までは約3時間、秋田新幹線（こまち）では東京から雫石町まで2時間30分となっており、都心とのアクセスも比較的良好です。</p><p>子育て支援策も豊富で、子育て世代には人気の自治体となっています。また、一度仲良くなると、気にかけてくれる地域住民も多いことから、近郊市町村からの移住者も多いのが特徴です。</p><p>観光と農業が主要産業となり、観光地ですので日常的に温泉に入れること、また旅行に行かなくても、ゆったりと過ごせるカフェや観光施設があることが魅力です。その他、市民活動（市民主体のイベント）も多数あることから、ローカルなイベントも楽しめます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/08/17/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/txvG1a__syV8ZeJb9o4lI.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>現在、働き方は多様化しており、自宅や働く場所にとらわれず、フリーランスとして活躍する方も増えています。私たちのスタッフも弊社で仕事をしながら、個人事業主として様々な仕事を手掛けています。</p><p>デザイナーやネイリスト、事務職など得意なことを活かしながら生活をしていくことは、働く＝お金を稼ぐだけではない価値があると思っています。</p><p>もちろん、高収入を得ることで金銭的な余裕が生まれるかもしれませんが、「金銭の余裕」から「心の余裕」へと価値観を変えることで、また違った世界が見えるかもしれません。</p><p>地方で仕事を志す人にとっては、「豊かな仕事＝やりたいことができる環境」が重要視されているのではないかと感じています。自身の価値観やなりたい暮らしや姿によっては、地方で働く、暮らすことがより良い人生を送るきっかけになると思います。</p><p>ぜひ、一度「お試し居住制度」を活用し、雫石町へお越しください。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第124回目にご協力いただいた企業は、岩手県雫石町の特定非営利活動法人まちサポ雫石です。

#補助金を使って

#補助金を使ってのお仕事一覧：2件

#144 西粟倉村の暮らしを豊かにする地域密着型事業。幅広いサービスで築く信頼

#124 移住者だからこそできること。雫石町での持続可能なまちづくりの取り組み