妹背牛町

北海道

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妹背牛町（もせうしちょう）は、北海道空知総合振興局管内北部にある町。

住宅新築支援(上限100万円＋移住者20万円＋18歳以下の扶養家族一人に対して20万円)、中古住宅購入支援(上限50万円＋移住者20万円)、引越し費用支援(単身世帯：5万円、夫婦等世帯：8万円、子育て世帯：10万円)

毎年空き家調査を実施し、所有者等へ町ホームページに登録するよう依頼。

民間賃貸住宅家賃支援(単身世帯：月額6,000円、夫婦等世帯：月額8,000円、子育て世帯：月額10,000円)最大36ヶ月分、結婚新生活支援事業補助金(結婚を機に購入した住宅及び家賃、引越し費用に対して最大30万円助成)※所得要件あり

住宅新築支援(定住を目的に床面積70㎡以上及び700万円以上の新築住宅に対して工事代金の10分の1(最大100万円)を助成。また新規移住者には20万円増額。さらに18歳以下の扶養家族1名に対して20万円増額。)中古住宅購入支援(定住を目的に中古住宅(70㎡以上)の購入費及び改修費に対して最大50万円助成。また新規移住者には20万円増額。)

医療費助成(18歳以下の町民が対象で自己負担額全額助成。)

国の無償化対象(3歳以上児)はもちろん対象外の3歳未満児も全て無料。

町民であり身体健康、学業優秀、性行善良などの条件を満たしている場合。大学等月額30,000円、高等学校及び工業高等専門学校月額15,000円、専修学校の高等課程15,000む円、専門課程30,000円

土地購入費支援(定住を目的に新築するため購入した土地代金の３分の1(最大50万円)助成)。高校通学費等支援(通学費の一部として月額2,000円助成)。学校給食費助成(小中学生の給食費無償化)など

<h2>地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。</h2><p>日本に来る前、日本語学校を卒業した後で、日本に残り働きたいという思いがありました。留学2年目になってから、先生と一緒に就職活動の相談をしていたところ、先生から妹背牛町地域おこし協力隊の仕事を紹介されました。</p><p>最初、どのような仕事をするのか、どんな役割を持つか分かりませんでしたが、先生が仕事内容を詳しく教えてくれた時に、「お、私の性格に合った仕事を見つけた！」と感じました。</p><p>元々、「色々な人と関わる仕事」「同郷のベトナム人のサポート」「日本の皆さんにベトナム文化を紹介」などの仕事が無いか探していました。妹背牛町地域おこし協力隊の活動は全て一致していましたので、応募することにしました。</p><p>&nbsp;</p><h2>北海道妹背牛町を選んだ理由について教えて下さい。</h2><p>面接で妹背牛町を訪れた際、私が育ったニンビンにとてもよく似ている地域だと感じました。妹背牛町は自然豊かで、空気もお米も美味しく、源泉かけ流しの天然温泉を楽しめる生活が出来ると思いました。</p><p>私の目標である「日本で働くこと」以外にも「働きたい仕事の内容」や「自然豊かな環境」など求めたものが揃っていたので、妹背牛町を選びました。</p><p>&nbsp;</p><h2>地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。</h2><p>地域おこし協力隊の仕事内容は、妹背牛町に在住しているベトナム人技能実習生の生活支援、町民と技能実習生等が交流できる事業の企画・開催などです。主な活動としては、以下の通りです。</p><ul><li>日本語勉強会の開催</li><li>通院時や役場窓口での通訳</li><li>役場からの通知(ごみの分別・ワクチン接種・商品券配布など)の翻訳</li><li>小中学校でベトナム文化を伝える授業</li><li>地域住民にベトナム文化を伝える事業の開催</li><li>地域住民とベトナム人技能実習生等との交流事業の企画・開催</li><li>その他地域振興に関する活動</li></ul><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/05/7983d181-.jpg" alt="ファム ティ モさんが通訳で参加した交通安全教室"></p><h2>地域おこし協力隊のやりがいはなんですか？</h2><p>技能実習生たちが、通院する際に通訳で付き添うと、お医者さんや看護師さんから「モさんが付いてきてくれたおかげで、スムーズに診察が出来て良かった。」と感謝されることや、母国の料理を町民の皆さんに食べてもらうため、イベントなどで販売すると「これ美味しいよね。楽しみに待っていた。」と笑顔で喜んでもらえることです。</p><p>私の活動が少しは妹背牛町の役にたっているなぁと感じます。<br>また、SNSや毎月の広報紙で活動内容の報告などを行っているため、町で会う方に「いつも頑張っているね。」と声を掛けられるととても嬉しく、もっともっと頑張ろうという気持ちになります。</p><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/05/b8ca2b8d-1.jpg" alt="ファム ティ モさんとイベント参加者"></p><p>&nbsp;</p><h2>地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。</h2><p>はじめは技能実習生等の生活サポート、地域で暮らす外国人と町民の橋渡し役を頑張ろうと張り切っていました。<br>しかし、着任した2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、思うような活動が出来なかったことが想定外でした。</p><p>現在では、当初から考えていた「学生や町民に向けてベトナム文化」の発信や、「外国人と町民の交流事業」が徐々に出来るようになってきました。また、地域の魅力発信ということで、SNSを活用した情報発信や美味しい特産品をイベントなどで町外の方に届けるため、物販なども経験することが出来ました。</p><p>今後も新しいことに挑戦し、さらに自分の経験を積んでいきたいと思います。</p><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/05/a665108e-1.jpg" alt="イベントで接客するファム ティ モさん"></p><p>&nbsp;</p><h2>卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。</h2><p>現在、地域おこし協力隊として3年目となりますが、2021年度採用のため、コロナの影響で思うように活動できなかった場合は、最長2年間延長することができると聞きました。私は活動の延長を希望したいと考えています。</p><p>今まで、コロナの影響で実施できなかった町民と技能実習生等の食文化交流、両国のお正月などの文化交流を行いたいと考えています。その延長期間が終了した後は、妹背牛町もさらにベトナム人が増えていく予定と聞いています。</p><p>もし、残ることが出来るのであれば継続して生活サポートや文化交流などの事業ができる仕事に就きたいと考えています。</p><p><img src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2023/05/d3259090-.jpg" alt="食文化交流会に参加するファム ティ モさん"></p><p>&nbsp;</p><h2>妹背牛町の住民と触れ合った際の印象と、裏付けるエピソードについて教えて下さい。</h2><p>様々な事業やイベントでたくさんの町民と触れ合いました。皆さんの印象としては、とても明るく親切で優しいと感じました。</p><p>小学校でベトナムと日本の違いなどを紹介する授業をしたときには、子どもたちと仲良くなり、何度も家に遊びに来てくれました。一緒にベトナム料理を作って食べ、とても楽しかったです。</p><p>また、町特産品の動画撮影で一緒に出演した方は、とてもお料理が上手な方で、お家に招待していただき、得意料理のラーメンや餃子を食べさせていただきました。お店で食べていると思うくらいとても美味しかったです。</p><p>他にも知り合いになった農家の方々はお米や野菜を分けてくれたりとても感謝しています。</p><p>&nbsp;</p><h2>妹背牛町の魅力について教えて下さい。（自然やグルメ、オススメスポットなど）</h2><p>妹背牛町は海も山も無く、平坦で面積の7割が農地の町です。災害もほとんどなく、自然豊かでとても過ごしやすいのが気に入っています。</p><p>特にベトナムでは感じることのできない四季を楽しめます。<br>また、町外から多くのお客さんが来るみそカツが有名な「紀州」、塩しょうがラーメンが人気の「ばにはつ」など美味しいお店もあります。</p><p>現在リニューアル工事中の「妹背牛温泉ぺぺル」は源泉かけ流しが自慢の温泉で私のお気に入りのスポットです。他にも人気スポットとして、夏は「遊水公園うらら」に無料で遊べる全長16メートルのウォータースライダー、冬には最近人気のカーリングが体験できる施設もお勧めです。</p><p>ぜひ、妹背牛町に遊びにきてください。</p><p>&nbsp;</p><h2>移住を検討している方にメッセージをお願いします。</h2><p>妹背牛町は、移住者に対して様々な助成事業があります。土地購入や新築住宅、中古住宅購入などに対して助成金があります。</p><p>また、引っ越し費用助成金、民間賃貸住宅家賃助成なども移住者には喜ばれています。<br>さらに、子育て世代には、高校生まで医療費無料、小中学校の学校給食費無料、保育料も3歳未満児でも無料でおやつなどの副食費まで全て無料と大変手厚い制度が盛りだくさんです。</p><p>私の所属している企画振興課が担当していますので、移住を検討する方がいましたら、ぜひご相談ください。</p><p>&nbsp;</p><p><strong>地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓</strong></p><p><a href="https://warp.city/features/2" target="_blank" rel="nofollow noopener">https://warp.city/features/2</a></p>

ワープシティ公式

「地域おこし協力隊」とは、地方自治体が地域外の人材を「地域おこし協力隊」として任命し、地域の魅力PRや、農業・漁業への従事、イベントやお祭りの運営など、様々な地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図る、総務省の取り組みです。

自治体から地域おこし協力隊に委嘱される地域協力活動の内容はさまざま。
地域おこし協力隊の方々は、ふだん一体どのような仕事をしているのでしょうか。

ワープシティは、全国の地域おこし協力隊の隊員にご協力いただき、応募動機や仕事内容、仕事のやりがいなどについてヒアリングをいたしました。
地域おこし協力隊への入隊をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください！

「地域おこし協力隊に聞きました！」第15回目にご協力いただいた地域おこし協力隊の方は、北海道妹背牛町のファム ティ モさんです。

北海道妹背牛町の地域おこし協力隊、趣味・特技：料理を作ること

ファム ティ モ

＃15 故郷ベトナムに似ている北海道妹背牛町。地域の外国人と町民の架け橋に

<h2>ご出身と、花の仕事に携わることになったきっかけはありましたか？</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">定講保男さん（以下、定講）</span>：</b>私は兵庫県出身です。大阪にある花市場で働いていた時、園芸店に勤めていた妻と出会ったのですが、「花に携わって生きていきたい」という彼女の想いに圧倒されたことを覚えています。</p>
<p>妻は大阪出身で、園芸高校を卒業し、神奈川県の短大で“園芸を専攻”するほど、「花一筋の人生」です。</p>
<h2>移住を考えたきっかけを教えてください</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">定講</span>：</b>二人とも花に携わるうち、「花を売るのではなく、花を育てる“花き農家”の道」を目指すようになりました。北海道を選んだ理由は、“花き農家で新規就農”をするにあたって、入りやすい雰囲気があったからです。</p>
<p>それからは、仕事の合間をぬって、大阪の“農業担い手センター”に相談し、市町村をある程度しぼって、各地へ経歴書を送って「就職活動」をしました。結婚後、まとまった休みもとれないことから、北海道への視察旅行が“新婚旅行”となりました。</p>
<h2>移住先を妹背牛町（もせうし・ちょう）にした決め手は？</h2>
<p><b><span style="color: #fe5782;">定講</span>：</b>結局は、「人」でした。研修を受け入れてくれた農家さんとの出会いから、「妹背牛町で就農」することに決めました。現在は4人の子宝にも恵まれ、農業と子育てに大忙しです。</p>
<p><img class="alignnone wp-image-86 size-full" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/-e1626675959642.bmp" alt="ビニールハウス内で「花き農家」の定講保男さん（右）、定講保男さんの奥様と息子さん（左）" width="1341" height="860" /></p>
<p><img class="alignnone wp-image-87 size-large" src="https://storage.googleapis.com/uploads.warp.city/2021/07/1-e1633195509481-1024x604.bmp" alt="満開のピンクの花が咲くビニールハウス内で定講保男さんご一家" width="1024" height="604" /></p>

妹背牛町（もせうし・ちょう）に移住をした定講保男さん。“花を売るのではなく、育てたい”という想いから辿り着いた「花き（かき）農家」という選択ー。4人のお子さんに囲まれ、大変ながらも充実した毎日を送る定講さんに、「妹背牛町への移住の経緯」「花への想い」について、お話を伺いました。

出身地：兵庫県、現住所：北海道妹背牛町、花き農家。

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＃15 故郷ベトナムに似ている北海道妹背牛町。地域の外国人と町民の架け橋に

花に囲まれて生きたい夫婦が、妹背牛町に移住した理由