御坊市

太地町

太地町（たいじちょう）は、和歌山県東牟婁郡に属する町である。

有田川町

有田川町（ありだがわちょう）は、和歌山県中央部の有田郡に属する町である。有田みかんや山椒などの栽培地として知られる。

みなべ町

南紀白浜空港から車で約30分。
関西国際空港より車、電車で約1時間20分の海と山に囲まれたまち、みなべ町。
みなべ町は梅の生産量が日本一のため梅にかかわる仕事が多く、2月は梅の花の香り、6月は青梅の香り、そして8月は梅干の香りがまちのあちらこちらから漂ってきます。
吉野熊野国立公園に指定されている海岸線は美しく、天然のアクアリウムや釣りが楽しめます。
こども医療制度があり高校卒業まで医療費が無料です。令和4年4月には新しくこども園が高台にオープンし、子育て環境のさらなる充実が望めます。
豊かな自然のなかで暮らしてみませんか。

みなべ町（みなべちょう）は、和歌山県日高郡にある町。梅の生産量は日本一であり、梅の代表品種として知られる南高梅発祥の地である[注釈 1]。青梅の生産量とともに梅干しの生産量も日本一である。南部町の木はウバメガシであり、ウバメガシを使った備長炭の生産では2005年に日高川町が誕生するまでは日本一であった[注釈 2]。

北山村

和歌山県でありながら県内のどの市町村とも隣接しない、全国唯一の飛び地の村です。村の97%を山林が占め、すぐそばを北山川が流れる豊かな自然が魅力です。北山川では全国で唯一、観光筏下りを体験できます。柑橘類「じゃばら」の原産地で、生産加工販売が盛んです。

北山村（きたやまむら）は、和歌山県東牟婁郡の村である。紀伊半島南部の山間部に位置しており、和歌山県全体でも最東端に位置する自治体である。平成の大合併で県内の他の村が消滅した結果、和歌山県で唯一の村となった。和歌山県に属しながら、周囲を奈良県と三重県に囲まれており、都道府県単位の飛地がそのまま領域になっている、日本では唯一の自治体である。また、1889年の町村制施行以来一度も他の市町村との合併をしていない。

岩出市

岩出市（いわでし、英: Iwade-City）は、和歌山県北部（紀北地域）に位置する市。

高野町

日本仏教における聖地「高野山」を有する高野町は、宗教と環境と道徳の町をコンセプトに町づくりを進めています。

高野町（こうやちょう）は、和歌山県北東部の町。高野山真言宗の聖地高野山を中心とする町で、貴重な文化財・建造物・名所が数多く存在する。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、日本のみならず世界中から多くの観光客が訪れている。

和歌山市

和歌山市は和歌山県の北西部に位置する県庁所在地で、人口約35万人の中核市です。
関西国際空港へは電車やリムジンバスで約４０分、大阪市内へはJR線、南海線の特急電車で約１時間の好アクセスです。
また、南海フェリーを使うと徳島にも接続します。 
暮らしの面では、地方都市としての機能を持ちながら、海・山・川の自然が身近に感じられる、「ほどよい贅沢な地方暮らし」が本市の特徴です。
テレワークやお試し居住による暮らし体験、ワーケーション等で一度お越しいただき、歴史・グルメ・自然を満喫しながら、まちの利便性や雰囲気、人の温かさを是非感じてみてください！ 体験に関する補助や動画コンテンツ等も要チェック！

和歌山市（わかやまし）は、和歌山県の北部に位置する都市。和歌山県の県庁所在地で、中核市に指定されている。県の面積の約4%ほどだが、県人口の約40%が暮らしているプライメイトシティである[要出典]。中世には海南市の一部とともに「雑賀の里」と称された。江戸時代には御三家の一つである紀州徳川家が治める紀州藩の城下町として栄え、「若山」とも表記された。

海南市

海南市は、和歌山県の北西部に位置し、気候は一年を通して温暖で、東は熊野古道が通る山々、西は紀伊水道の緩やかな海に囲まれた自然豊かなまちです。

海南市（かいなんし）は、和歌山県の北部沿岸部に位置する市。紀州漆器の産地。弥生土器や古墳なども見られ古くから人間が生活した痕跡が伺える。熊野古道もあり、古くから都と白浜の湯治場の中継地として栄えていた。市南部の藤白山の麓では有間皇子が非業の死を遂げ、遺恨碑も建てられている。戦国時代には全国を制覇しようと目論む織田信長側とこれを阻む雑賀衆との合戦も行われた。江戸時代、紀州徳川家は黒江地区を紀州漆器の生産地として特別の保護を与え、大いに栄えた。

古座川町

古座川町は本州最南端に位置する人口2500人あまりの町です。山林が面積の約96％を占め、信号、駅、コンビニがありません。その代わりに、深く高い夜空には満点の星空が輝き、広大な自然景観は四季折々の美しい表情をも見せてくれます。

紀美野町

紀美野町は、平成１８年の誕生以降、移住者の受け入れを積極的に始め、その移住者によるさらなる移住定住の推進をするために発足されたNPOきみの定住を支援する会とタッグを組んで、現在も活発に取り組んでいます。
子育て世帯の移住候補地ともなることから「子育て県下No.１」を目指し、支援を充実させています。
令和５年度から農山村でのなりわいづくりのきっかけが作れる多様性、多世代の学び、交流の場「きみの地域づくり学校」を開校し、田園回帰の環境が整っています。大学生や高校生も入校し関係人口、還流人口の創出にも寄与しています。

紀美野町（きみのちょう）は、和歌山県中部の海草郡にある町。

由良町

由良町は、和歌山県のほぼ中央に位置し、高齢化率は約40％と高く、平成22年度には過疎地域の指定を受けている町です。しかし、白崎海洋公園など豊かで美しい自然と金山寺みその発祥地として興国寺などの貴重な歴史・文化といった観光資源や、希少価値の高いゆら早生みかんをはじめとする農作物、伊勢えびやわかめといった海産物、金山寺みそ、醤油、釜揚げしらすなどの加工品といった優れた特産品にも恵まれ、個々の素材は十分な強みを持っています。また、マイホーム取得支援事業や民間賃貸住宅家賃補助事業などの移住定住施策や子育て支援も行っています。

九度山町

　和歌山県の北東部、高野山のふもとに位置し、古くは弘法大師空海のゆかりの地として栄えました。今では、慈尊院、丹生官省符神社など、関連史跡は世界遺産に登録されています。

　また、近世においては真田昌幸・幸村親子ゆかりの地であったことから、今なお多くの歴史・文化遺産が現存しています。

　町の産業は柿を中心とした農業が盛んで、特に「富有柿」は日本一の品質と高い評価を得ています。

　町には清流「丹生川」が流れるなど、自然豊かな環境でありながら、町内に南海電鉄の駅が４駅あり、九度山駅から終点の難波駅まで約７０分と京阪神へのアクセスが便利です。
　

九度山町（くどやまちょう）は、和歌山県北部に位置する町。

かつらぎ町

和歌山県の北東部、高野山のふもとに位置するかつらぎ町。古く万葉集に詠まれた情景や世界遺産をはじめとする多くの歴史的・文化的資源に恵まれ、フルーツ王国としても有名で一年中四季折々のフルーツが栽培されている、緑に囲まれた潤いと安らぎのふるさとです。

かつらぎ町は和歌山県北部に位置し、東西に京奈和自動車道が、南北には国道480号が通り大阪府など都市部へのアクセスが良く、大都市圏で働きながら自然に囲まれた暮らしができる、住みよい環境が魅力です。また「フルーツ王国」と呼ばれ、四季折々のフルーツが味わえます。

和歌山県は、日本の近畿地方に位置する県。県庁所在地は和歌山市。

日本最大の半島である紀伊半島の南西側に位置し、県南部には大規模な山地を有する。

和歌山市を中心とする県北部は阪神工業地帯に属し、沿岸部には製鉄所や石油製油所などの重化学工業が盛んであるが、太平洋ベルトから外れた立地条件の悪さや平地が少ないことと自然保護政策の一環で確保できる工業用地の貧弱さ、そしてそれによる機械工業の不振から大阪府や兵庫県の様な過密都市圏の工業と比べると生産量は至って少ない。その他、県全域で果樹栽培を中心とする農業が盛んで、特に県中部でのみかん栽培や御坊市を中心とする花卉栽培、田辺市を中心とする梅などの特産品があり、他に小規模であるものの水産業、林業が盛んで、各地でのブランド育成が進んでいる。

美浜町

美しい浜と書いて『美浜町』。
その名の通り、美しい浜辺と雄大な景色に囲まれた美浜町は、和歌山で2番目に小さな町です。
主要施設がまとまっていて、隣接する隣の市と生活圏を共有しています。
1年を通して温暖な気候で、冬場でも降雪はほとんど見られません。
都会が近く田舎を感られるバランスが美浜町の魅力です。

美浜町のPoint!!▶▶▶ ①30分以内の生活圏にお店や施設が揃っています。 ②高速道路や駅がないのに大阪市までは2時間など、都市へのアクセスが良好です。 ③地元の人が見守る環境のため、子育てに適しています。 ④空き家が多いですが、空き家バンクに掲載している物件については、改修するための補助金が揃っています。 ⑤山、海がある自然豊かな環境です。


美浜町（みはまちょう）は、和歌山県日高郡の町である。

日高川町

大阪から車で1時間30分程度でアクセスできる自然豊かな町です。町の大半を森林が占めており、全域を日高川が横断しています。キャンプ場や川遊び、山登りなどのアクティビティを楽しむために、夏には多くの方が遊びに来られます。また、特産品としては、紀州備長炭や川魚、農作物などが有名です。移住受入の歴史が長いというのも特徴で、先輩移住者の方が多く在住されています。

日高川町（ひだかがわちょう）は、和歌山県日高郡にある町。2005年（平成17年）5月1日に、日高郡川辺町・中津村・美山村が合併して発足した。東西約35 km、南北約10 kmである。中央部を日高川が流れ、総面積の約90%が森林である。和歌山県の総面積の約7％を占め、県下で3番目に広い面積を有する。紀州備長炭の生産量は日本一である。

田辺市

近畿地方で最も広いまちです。
世界遺産「熊野本宮大社」や「熊野古道」、日本三美人の湯として知られる「龍神温泉」、日本最古の湯といわれる「湯の峰温泉」などの温泉郷のほか、人々の心と身体を癒す魅力的で多種多様な地域資源に恵まれたまちで、余暇には熊野古道ウォーク、フィッシング、カヌー、トレッキング、キャンプなどのアクティビティを存分に楽しめます。
市街地はもちろん、山村部もほとんどの地域でインターネット環境が整備されています。
子育て環境を重視したい方、世界遺産にふれあい、大自然の中でまったりとテレワークしたい方、大歓迎です！

田辺市（たなべし）は、和歌山県中南部に位置する市。人口・経済の点で和歌山県第二の都市であり、和歌山県南部の経済・産業の中心地でもある。熊野古道の中辺路ルートと大辺路ルートの分岐点であり、「口熊野」と称される。面積は1000 km2を超え、近畿地方の市では面積が最大である（全国順位は20位）。

和歌山中央部に位置する御坊市は、海に面し、山に囲まれた自然豊かな美しいまち。
歴史・文化に溢れる伝統的な建物も多く残っています。
また、黒潮がもたらす温暖な気候が育む野菜や果物、紀伊水道でとれる豊富な魚介が人々のくらしを支えています。

市域は、東西約８．４ｋｍ、南北約１６．３ｋｍで南北に細長く、総面積は４３．９１ｋｍ２とコンパクトで、温暖な気候で、海、山、川に囲まれていますが、教育・文化・経済・医療などの都市機能が集積しており、非常に暮らしやすいまちです。
大阪にも東京にもアクセスしやすく、約２時間で移動できます。

また、御坊市は農業を基幹産業としており、温暖な気候に恵まれた御坊は、果物の産地として有名です。
産業振興のために企業誘致にも取り組んでおり、優れた交通環境や豊富な人材を持つことから、様々な業界の企業にとって魅力的な拠点となっています。

御坊市（ごぼうし）は、和歌山県中部に位置する市。和歌山県紀中･日高地域の中核都市である。また、熊野古道にも位置する。

橋本市

大阪都心まで電車で約40分と便利で自然豊かな田舎です。世界遺産高野山の麓に位置し、高野街道と伊勢街道が交わる紀州わかやまの玄関口で、山に囲まれた自然豊かな地形、水、おいしい空気が魅力のまちです。子育て環境は、こども園、子育て支援センターの充実、その中でも子育て相談の充実はどこにも負けない自信があります。また、小中学校ではあたたかい給食、小学校の教育プログラムでは農業体験などもあります。また、大阪に近いことからお仕事の選択肢も広がるため、先輩移住者の方は、お仕事を変えず大阪に通勤する方、起業、新規就農や、林業、地元就職など様々なスタイルがあります。田舎暮らし初心者大歓迎です。

那智勝浦町

那智勝浦町（なちかつうらちょう）は、和歌山県東牟婁郡の町である。

印南町

かえるをモチーフとした印南町のシンボル「かえる橋」には、町発展への願いが込められています。高級品として人気の「真妻わさび」発祥の地です。
かつお節発祥の地です。小玉スイカ、ミニトマト、えんどうなどの生産が盛んです。光ファイバー町内全域敷設済です。

印南町（いなみちょう）は、和歌山県日高郡にある町である。

白浜町

白浜町（しらはまちょう）は、和歌山県西牟婁郡にあるリゾート町。千葉県などにも存在する白浜という地名と区別する意味で、紀伊半島あるいは旧紀伊国（和歌山県）の南を意味する「南紀」を冠して南紀白浜と呼ばれることもある。古くは奈良時代から、温泉街として有名である。

上富田町

上富田町（かみとんだちょう）は和歌山県西牟婁郡にある町である。

広川町

広川町（ひろがわちょう）は、和歌山県の中央北寄りに位置する町である。町中央を広川が流れ紀伊水道に注いでいる。気候は黒潮暖流の影響を受けて温暖なため快適で、雨の多い太平洋側の表日本の中では比較的降水量の少ない地域となっている。1854年（安政元年）の安政南海地震によって発生した津波が町に襲来した際に、濱口梧陵が稲藁に火を着けて津波の襲来を村人に知らせて避難を誘導した逸話「稲むらの火」が有名である。

紀の川市

紀の川市（きのかわし）は、和歌山県の北部に位置する市である。

すさみ町

紀伊半島の南南西に位置し、海岸線は豪壮で、吉野熊野国立公園に指定されています。サップ、カヤック、トローリングなどのマリンスポーツが楽しめます。カツオ、イセエビ漁が盛んです。イノブタ肉が名物で、日本におけるレタス栽培発祥の地でもあります。

新宮市

新宮市（しんぐうし）は、和歌山県南部にある市。熊野川の河口に位置する。定数:15[3](そのうち2人が女性で、議員の13.33％が女性。)和歌山県南部の中心都市として地方支分部局などの出先機関が多く置かれている。※新宮市内の郵便番号は以下のとおり。旧新宮市域ではコマツナなどの葉物野菜栽培が行われている。旧熊野川町域ではユズ栽培が盛んであったが、近年は人気を受けてジャバラ栽培が盛んとなっており、生産量は北山村と並ぶ程度に発展している。三輪崎漁港、新宮港の拠点がある。「イワシ、サンマ」などの回遊地点にあり、また「イセエビ漁」などが盛ん。

串本町

串本町（くしもとちょう）は、和歌山県東牟婁郡の町。本州最南端の地である。

日高町

日高町では、美しい海岸線と緑の山々に囲まれた優れた自然環境・景観との共生を基本に、高校３年生までのお子さまを対象に医療費の一部を助成するなど子育て支援の充実、住環境の整備などを積極的に推進し、定住の地として選ばれるまちづくりを進めています。

湯浅町

熊野詣の宿場町として発展した歴史ある町です。熊野古道周辺には、名産品である醤油や金山寺味噌の老舗が軒を並べ、商家の町家や小路などが今も数多く残っており、これら一帯は、平成18年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」として選定され、平成29年には「醤油醸造文化」に関するストーリーが日本遺産に認定されました。農産物には三宝柑や田村みかんに代表される柑橘類があります。水産物ではシラスが高い漁獲量を誇っています。

湯浅町（ゆあさちょう）は和歌山県有田郡にある町である。醤油発祥の地として知られている。

有田市

紀伊半島の西海岸に位置する有田市は、海、山、川の自然に恵まれ、温暖な気候で住みよいまちです。
太陽と潮風を受けて美味しく育った「有田みかん」が特産品で、みかん農家への新規就農支援は内容が充実！
大阪から電車でも車でも約１時間半。
まずは、産直市場「浜のうたせ」で、海の幸と漁獲量日本一の「タチウオ」を堪能してみてはいかがでしょうか？！

有田市（ありだし）は、和歌山県中部に位置する市である。有田みかん発祥の地、蚊取り線香発祥の地である。熊野古道が市東部を南北に通っている。旧有田郡。

和歌山県

近畿地方

東京圏に一定以上在住等された方が移住される場合、2人以上の世帯は100万円、単身世帯は60万円を支援

子育て応援給付金（第３子以降）
保育料助成（第３子以降無料）※第２子は所得制限有

<h2><strong>御坊市の特産品スターチスをビジネス化</strong></h2><p>御坊市の特産品のひとつ、スターチス。和歌山県はスターチスの生産量が日本一で、その多くが御坊市で栽培されている。きれいなピンクのスターチスを指さし「これ実は花じゃないんです、ガクなんですよ」と教えてくれたのは、スターチス農家に生まれた上野和人さんだ。</p><p>大阪府門真市にある自宅から週1回のペースで、ご自身の実家がある御坊市に通っている。関西を中心にフラワーショップ「生花青果」「flowerlaboratory」を展開するフロリスト・コロナの代表として小売業を行いながら、約7年前に農業法人であるコロナ農業生産株式会社を設立。御坊市でスターチスを育て、それを小売店で販売するまでのルートを確立した。</p><figure class="image"><img src="https://furusato-gobo.jp/assets/img/voice/img_detail06_02.jpg" alt="上野 和人さん"></figure><h2><strong>アンチ農家からの脱却社会に出て見えた可能性</strong></h2><p>幼い頃から週末は農作業をお手伝い。両親は夜遅くまで働いているのに、働いた分だけの見返りが感じられない。そんな状況に「アンチ農家でしたね」と振り返る。将来的には家業を継がないといけない、でも継ぎたくない。複雑な想いを抱えながら、園芸や花の小売りに関わる仕事を続けてきた上野さん。</p><p>「農家が儲からないのは売価決定権がないから。いいものを作ったからといって、高い値段で売れるわけではない」と感じていた上野さん。自らが農業法人を立ち上げ売価決定権を持てば、フロリスト・コロナで買い取って販売できると、会社を設立。小売り側が個々の生産者から直接買う仕組みを作れば売価が固定され、農家が潤い、小売り側も仕入れ先の安定化につながる。農家と花屋、その両方の実情を知っている上野さんだからこそ確立できたビジネスモデルだ。</p><figure class="image"><img src="https://furusato-gobo.jp/assets/img/voice/img_detail06_03.jpg" alt="上野 和人さん"></figure><h2><strong>次世代につなげたい農家の息子としての強み</strong></h2><p>地方へ移住し農業をはじめる。今、注目されるライフスタイルだが、実は新規参入のハードルは高い。その理由は、田畑の売買は農地法による規制があるからだ。だが上野さんは家業が農家なため、土地の権利を持っている。それこそが自分の強みだと気付いたのだそう。</p><p>上野さんいわく、店舗を構えて商売をすると、都会だと売上の20～30%が家賃に充てられる。でも農業法人は一反（300坪程度）を借りても年間1万2000円ほどしかかからない。1反あれば約100万円の売り上げを見込めるため、家賃比率はわずか1%程度なのだ。「僕らの親世代は、子どもに農家を継いでほしいとはなかなか言わない。でも御坊は農業に適した温暖な気候。農地もたくさんある。後継ぎがいないがゆえに田畑が減るのはもったいないですよね」と上野さん。次世代へつなげるためにも、農業の発展に尽力している。</p><figure class="image"><img src="https://furusato-gobo.jp/assets/img/voice/img_detail06_04.jpg" alt="上野 和人さん"></figure><h2><strong>スーパーと生産者をつなぎ御坊市の農業を活性化させたい</strong></h2><p>「自社が潤うだけでは意味がない。もっと御坊の農業を発展させたい」と願う上野さんは、生まれ育った御坊市名田町にサテライトオフィスを開設。国が推進するデジタル田園都市国家構想交付金を利用し、2023年3月に完成したばかりだ。本格運用は4月からとのこと。</p><p>入居するのはイオングループの株式会社光洋、切り花市場の大手・なにわ花いちばなど。上野さんは、大阪という商圏と御坊市の農家をつなぐパイプ役を担う。「今、生産者と直接取引したいスーパーや量販店は多いので、これらをマッチングさせたいんです。和歌山は大阪という一大消費マーケットまで車で2時間、物流の面でも見ても有利なこの立地を活かさないのはもったいない」と上野さん。サテライトオフィスはドロップイン（一時利用）も可能なので、新しいビジネスが広がる拠点になればと期待を寄せる。</p><p>立地は国道42号線沿い、近くには観光農園ひだか、和歌山工業高等専門学校があり、あらゆる世代が行き交う場所。「ここが御坊の首都になる、それが今の夢ですね」。</p><figure class="image"><img src="https://furusato-gobo.jp/assets/img/voice/img_detail06_05.jpg" alt="上野 和人さん"></figure>

上野さんが感じる御坊の魅力
・農業がさかんで花も野菜も果物も豊富
・産業化できる資源がたくさんある
・一大マーケットである大阪が近い

御坊市生まれ。18歳で静岡県の第一園芸株式会社に就職。小売業の勉強をするため、花屋を展開する株式会社フロリスト・コロナに転職。現在は同社の代表取締役に。一方で実家のスターチスを仕入れ、販売するため2016年にコロナ農業生産株式会社を設立。

上野　和人

つながりの場をつくり ふるさとに貢献したい

<h2><strong>モデルとして活動しながらローカル情報を発信</strong></h2><p>今や広報活動に欠かせないツールがSNS。誰でも手軽に情報を拡散できるなか、影響力が大きい発信者はインフルエンサーと呼ばれている。御坊市から東京へ通う形でモデルを行いながら、地元のインフルエンサーとしても活躍するのは、全国美少女コンテストで最終選考40人に残ったモデルの坂尻夏海さん。御坊市公認PRキャラクター・みーやちゃんといっしょに、地元のお店や名産品、観光名所などの情報をInstagramやTwitterで発信している。</p><p>2023年2月、モデルにとって憧れのステージ「TGC（東京ガールズコレクション）」が和歌山に関西初上陸。モデルとしてランウェイを歩いただけでなく、テレビ和歌山で放送する特別番組のレポーターとしてTGCの舞台裏をレポートした。「東京にいた頃はオーディションのチャンスにも恵まれなかった憧れのTGC。まさか和歌山で参加できるなんて、夢がひとつ叶いました」とキラキラした笑顔で話す。</p><figure class="image"><img src="https://furusato-gobo.jp/assets/img/voice/img_detail01_02.jpg" alt="坂尻 夏海さん"></figure><h2><strong>思いがけず広がったUターン後の活躍の場</strong></h2><p>高校2年生でモデルデビューし、1年間は大阪でレッスンとオーディションを受ける日々。高校を卒業し念願の東京進出を果たすも、1年後にはコロナ禍の影響で仕事が激減。折を見て実家へ帰省するうちに、2022年には拠点を御坊市へ移すことを決意した。</p><p>一度決めたことには真っすぐ進むタイプだという坂尻さん。東京を離れることで仕事が減る覚悟はしていたが「それはご縁がなかったと諦めることができた」と前向きだ。だが予想外にもSNSを通じて御坊市にモデルがいると知れ渡り、御坊市観光協会キャラクター・みーやちゃんサポーター、日高広域観光振興協議会公式インフルエンサーに任命されるなど、次々と仕事が決まる。</p><p>今ではイベントMC、テレビ和歌山のお正月特番に出演するなど、タレントとして活躍の幅が広がっている。</p><figure class="image"><img src="https://furusato-gobo.jp/assets/img/voice/img_detail01_03.jpg" alt="坂尻 夏海さん"></figure><h2><strong>一度離れたからこそわかる地元の魅力を再発見</strong></h2><p>小さい頃から地域活動に参加するのが大好きだった坂尻さん。母親が館長を務める公民館で主事として働き、事務作業や管理業務、イベント準備などを楽しみながら励んでいる。毎晩食べるほど大好物な金山寺味噌のワークショップに参加し、母親と1年分の金山寺味噌を仕込んで冷凍していると話す様子もほほえましい。</p><p>絵と野菜が好きな坂尻さんは、祖父・祖母が営む御坊駅前のショップに掲示するポスターを描いたり、農家から仕入れたさつまいも「甘ちゃん」を自ら袋詰めし手描きのラベルを添えて販売したり、のびのびと自分の好きを突き詰めている。「生まれ育った故郷は気持ちの面でも落ち着きますね。御坊のみなさんはあたたかいし、水やお野菜も美味しいし。一度も地元を離れていなかったら、気付けなかった良さかもしれません」。</p><figure class="image"><img src="https://furusato-gobo.jp/assets/img/voice/img_detail01_04.jpg" alt="坂尻 夏海さん"></figure><h2><strong>同世代の夢を叶える架け橋になれたら…</strong></h2><p>インフルエンサーやレポーターとして活動することで、これまで知らなかった御坊市の魅力に出会えたという坂尻さん。「農園紀の国でイチゴ狩りを初体験。ハウスに入った瞬間のイチゴの甘い香りに感動しました。昭和初期に建てられた旧中川邸は、洋風の要素も混じった素敵な空間。野口オートキャンプではアウトドアの気持ちよさを実感し、いつかキャンプデビューしたいですね」。</p><p>地方で暮らしていると、モデルやタレントに憧れていても、どう夢を叶えていいかわからないという若者も多いだろう。そんな世代に「私のような働き方もあると伝えたい」と坂尻さん。Uターンするか悩む人へのメッセージをお願いすると、「私は御坊に帰ってきて後悔していない」と断言。「一度地元を離れたからこそ気づく御坊の魅力を、一緒に発信してほしい。Uターン仲間が増えればどんどん発信力が大きくなって、御坊の魅力がもっと多くの人へ届くはずだから」。</p><figure class="image"><img src="https://furusato-gobo.jp/assets/img/voice/img_detail01_05.jpg" alt="坂尻 夏海さん"></figure>

坂尻さんが感じる御坊の魅力
・野菜が安くて美味しい
・水と空気がきれい
・人のあたたかさを感じる

御坊市生まれ。高校2年生のときにモデルデビュー。卒業後に上京しウエディングモデルや旅雑誌などで活躍。2022年より御坊へ拠点を移し、現在は地元情報を発信するインフルエンサーや、イベントMC、テレビ番組のレポーターと、活動の幅を広げている。

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次世代の旗振り役　御坊のインフルエンサー

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