柳井市(やないし)は、山口県南東部の市。農業産品の集積地としての柳井は、商業を中心としながら零細な製造業も存在した。山陽鉄道(現在の山陽本線)敷設当時は鉄道機関区がおかれ、通常の列車は停車していた。大戦後の農村景気までは繁栄を謳歌し、美空ひばりが訪れたこともあった。それ以後、柳井は工場誘致や商業開発がある程度進んだ。しかし、地理的な関係から国道2号や山陽新幹線、山陽自動車道が柳井を経由せずに整備されたということもあり、軍需都市からの転換で高度経済成長期に発展した周南地区や岩国市と比べ、時流に十分乗ることができなかったという指摘がある。出典:柳井市 - Wikipedia