小豆島・豊島は瀬戸内海にある人口27,000人弱の離島で、行政区としては小豆島の東側の小豆島町、小豆島の西側と豊島(てしま)が属する土庄町の2つの町からなっています。小豆島・豊島も他地域と同様、少子高齢化や将来にわたっての人口減少が地域課題となっています。一方、瀬戸内国際芸術祭やオリーブの島といった近年のイメージとあわせて、杉樽づくりの醤油・素麺・佃煮・ごま油といった食産業文化や江戸時代から継承されている農村歌舞伎舞台などの文化、そして寒霞渓や瀬戸内海といった自然、それらと人々の魅力から、ここ数年年間300人以上(人口に対して約1%)のUIJターン者が島で暮らしはじめています。今まで島を支えてきた島生まれの人たち、移り住んできた人たちとが、自分たちが住む小豆島・豊島の未来を考え、認めあい、チャレンジをし、次の時代に向けた島の未来を創り上げていってほしいという想いで、二町の行政と一体となって活動を進めています。