移住者プロフィール
トレバー ウエストさん
移住時期
2019年
出身地：アメリカイリノイ州、前住所：アメリカイリノイ州、現住所：長崎県壱岐市、職業：壱岐市役所観光課
目次
INDEX
日本に興味を持ったきっかけを教えてください
トレバー・ウエストさん（以下、ウエスト）：大学を卒業してからジェットプログラムに応募して壱岐に来ました。小学生の時から日本で作られたゲームをしていましたが、当時は日本のものとは知らずに無意識で遊んでいました。
中学～高校で音楽やアニメ、ゲームなどの“日本のポップカルチャー”を知って、日本の言語でやりたいなと思ったのが日本語を勉強しようと思った理由の一つです。高校2年の時から独学でインターネットの教科書を使って、漢字とか文法を勉強していました。僕の高校は日本語の授業が無かったから（笑）。
それからある日、友人の家で日本人留学生と知り合いました。でもこの時に自分の日本語も英語も相手に通じなかったんです。このときもっと日本語を勉強したい、そしていつか日本に行ってみたいと思いました。3年生の時から高校のカウンセラーと相談して、日本語の授業がある同じ地区にある他の高校に通うことになりました。
地域に馴染むまで戸惑ったことはありましたか？
ウエスト：最初は運転することに注意していました。アメリカで5年くらい運転していましたが、日本はアメリカと違って運転の道が逆だから、最初の1週間～2週間少し悩みましたが、大丈夫でした。
あとは、多くのアメリカ人はコミュニケーションが直接的、日本人は間接的だから、何を求めているか分からないことがありました。
移住後と移住前で気持ち・環境などの変化はありましたか?
ウエスト：以前住んでたシカゴの近くは日本より多文化が共生していて、言語は英語が多いですが、スペイン語とか、いろんな国の人がいて、その違いはありました。あとは、アメリカは24時間オープンのレストランがありますが日本にはあまりないです。
アメリカでは朝ごはん、パンケーキがいつでも食べられます。午前3時に食べに行ったり、それも懐かしいです、たぶん不健康ですが（笑）
壱岐の好きな場所を教えてください
ウエスト：一番に思い浮かぶのが、大浜。そのあとは牧崎、鬼の足跡。 壱岐に来てからすぐ大浜に行って、いい思い出があります。壱岐のどんな砂浜よりも大浜の砂浜が好き。そして大浜の右側の乙島（おとしま）も好き。
空港も近いし、撮影の時に飛行機を撮るのもいい。 私は飛行機を降りたら、スーツからスーツにすぐ着替えます、スイミングスーツね（笑）
あなたにとっての壱岐を一言で表すなら？
ウエスト：最初に思い浮かぶのは「自然」ですね。海、森、空、花などの自然です。壱岐は、植物が生えるのが早いので、壱岐島全体が生きていると感じます。朝日や夕日などを見に行くこともとても好きです。最近、朝に歩いたり、走ったりすることが気に入っています。
次は「楽しい」「優しい」「深い」が思い浮かびます。島での楽しい経験、島民のやさしさと壱岐の深い歴史・文化ですね。壱岐で経験したこと、人と出会ったこと、忘れられないです。
将来、また壱岐に遊びに来たいです。今回、アメリカの家族や友達も一緒に連れてきて、壱岐の素晴しさ、自然の美しさを直接に紹介したいと思っています。
