移住者プロフィール
梅田 はつみさん
移住時期
2017年
利用した支援制度
地域おこし協力隊
出身地:福岡県、前住所:福岡県、現住所:長崎県壱岐市、職業:壱岐島ファーマーズサンド 店主
なぜ壱岐でその仕事をしようと思いましたか?
梅田はつみさん(以下、梅田):もともと野菜がたくさん摂れるサブウェイというサンドウィッチ屋さんが好きで、移住前はよく食べていました。
「壱岐産の野菜たっぷりなサンドウィッチがあったらいいな」と思っていたので、もし作ったら喜んでくれる人がいるのでは?と考えたのがきっかけです。
島内パン屋さんにサンドウィッチ専用の特注パンを作ってもらい、フードロスのないよう配達のみで受注販売しています。
旬の食材を取り入れて、壱岐ならではのサンドウィッチになるようにしていますが、具材やパンの組み合わせなど、事業を始めてサンドウィッチの奥深さに気づきました。
特製ゆべしソースのチキン&アスパラサンド
こだわりの壱岐産食材
地域に馴染むまでにどんな出会い・経験がありましたか?
梅田:商売をすると考えた時に、自分だけが儲かれば良いというよりも、地域の協力してくれる事業者さんと一緒にしたいと考えていました。
野菜の仕入れ先の農家さんも、協力隊時代に知り合った方や、夫が趣味や仕事で知り合った方に尋ねて仕入れています。
農家さんやパン屋さんだけでなく、これまでに知り合った方が「応援するよ!」と注文してくださる事もあります。買ってくれる方がいて商売が成り立つので、繋がりのありがたみを感じています。
リピーターの方が7割ほどと多いですが、月ごとに変わる新しいメニューを楽しんでもらえているかなと思います。
驚いた壱岐の習慣・ルールはなんですか?
梅田:福岡のマンションに住んでいる時は“おとなりさん“がすぐ隣にいる距離でした。今は近隣の家と離れているので、ぽつんとしていることが、最初は怖かったです。夜も真っ暗で“本当の夜”を感じました。
今は外でBBQをする時に音楽をかけても近隣に迷惑も掛からないし、街灯がないので星も綺麗に見えるので、気に入っています。
自家製ハーブティー
あなたにとっての壱岐を一言で表すなら何ですか?
梅田:「いろんな挑戦ができる島」です。 にわとりを飼ったり、畑をしたり、船舶免許を取って運転したりすることは、街に住んでいたらできなかったと思います。
商売も福岡だったら怖気づいてできなかったと思います。やってみよう!と思い実現できたのは、島の人が応援してくださるからだと考えています。
だから私にとって壱岐は挑戦できる環境なのかなと思っています。