弓削島の明るいパワーに惹かれて。島でしかできない仕事をする

愛媛県上島町

弓削島の明るいパワーに惹かれて。島でしかできない仕事をする

移住者プロフィール

ピーターセンマシュー・ももこ

移住時期
2019年1月

マシュー・ピーターセン、出身地:ニュージーランド・ニュープリマス市、前住所:ニュージーランド・オークランド、現住所:愛媛県上島町、職業:海の駅舎「ふらっと」管理、Kamijima Tours 運営、ももこ・ピーターセン、出身地:兵庫県西宮市、現住所:愛媛県上島町、職業:海の駅舎「ふらっと」管理、Kamijima Tours 運営

移住時期
2019年1月

マシュー・ピーターセン、出身地:ニュージーランド・ニュープリマス市、前住所:ニュージーランド・オークランド、現住所:愛媛県上島町、職業:海の駅舎「ふらっと」管理、Kamijima Tours 運営、ももこ・ピーターセン、出身地:兵庫県西宮市、現住所:愛媛県上島町、職業:海の駅舎「ふらっと」管理、Kamijima Tours 運営

ニュージーランド出身のマシュー・ピーターセン(マット)さんと、兵庫県西宮市出身のももこさんご夫妻は、2019年1月にご夫婦で愛媛県上島町へ移住しました。現在は弓削島で、日本はもちろん世界中から訪れたヨットが停泊し、町内でも国際色豊かな場所である「ゆげ海の駅舎ふらっと」を管理・運営しています。笑顔あふれるお二人の出会いから移住、今後の展望についてお話を伺いました。

マシュー・ピーターセン(マット)さん

上島町弓削島を知ったきっかけを教えてください

マシュー・ピーターセンさん(以下、マット)私はニュージーランドのニュープリマス市の出身です。父がニュージーランド人、母がマレーシア人のハーフです。大学時代にニュージーランドのオークランドで過ごしたあと、2018年6月に弓削島に住む友人のサムさん一家を訪ねてやってきたのが、島との出会いでした。

その時の島の印象は人がとても親切で、ちいさな規模の町というのが素晴らしいと思いました。ニュージーランドの田舎もいいのですが、1ヶ月滞在するなかで弓削島のほうが住むのにいいかも、と思うようになったんです。

窓際に座り笑顔で話す奥様のももこさん

マットさんとの出会いについて教えていただけますか?

ももこ・ピーターセンさん(以下、ももこ)私は兵庫県西宮市出身で、地元の大学を経てオーストラリアへワーキングホリデーで滞在していました。日本に帰って満員電車を見ていると、都会の人があまり幸せそうに見えないことに気づいたんです。そんな折、日本に来ていた彼と偶然出会って意気投合しました。その後結婚し、2019年1月に一緒に弓削島へ移住しました。

青いコントラストが美しい愛媛県上島町の弓削島の風景

弓削島を移住地にした決め手を教えてください

ももこ島のコミュニティが心地よかったですね。例えば、島の陶芸家の宗兵衛窯さんのところへ土ひねり教室に行くのに道に迷って困っていた時に、近くの自動車修理工場の富田さんが現地まで歩いて案内してくださったり。

それから食堂まるふ農園やKitchen 313 Kamiyugeといったオシャレな食べ物屋さんが、こんな小さな離島にあるのか!というのも驚きで楽しかったんです。長い滞在中にふたりとも「弓削島には明るいパワーがある」と感じ、ここを住む場所に選びました。

コーヒーを抽出するマシュー・ピーターセンさんの手元のアップ

移住してみて、新たに感じたことはありましたか?

マット住み始めると経済的な問題がありました。当初、私は日本語があまり上手でなかったため、働ける場所も限られていました。そこで妻は飲食店や観光協会の事務、児童クラブなどいくつものアルバイトを掛け持ちして家計を支えてくれました。あるとき事務職で正社員の仕事の募集がありました。

安定的な収入を得られる仕事でしたが、私は「都会でもできる仕事を収入のためだけにやるのは、そのうち島にいるのが嫌になるんじゃないかな」と思ったんです。

「ゆげ海の駅舎ふらっと」の外観

なるほど。では、どのようにして就職先を決めたのですか?

マットそうこうしているうちに、海の駅舎「ふらっと」の管理委託の話がありました。世界中から訪れたヨットが停泊し、町内でも国際色豊かな場所です。明るくて英語が堪能だった私達にはとてもマッチした仕事であるとお話をいただきました。

上島町役場との契約を経て、2020年6月から管理業務をスタートしました。ヨットの受付業務や観光案内だけでなく、持ち前のアイディアを生かして「ふらっと」を使ったイベントなども企画・実施しています。例えば、「ふらっと」のスロープの下にある天井の低いスペースの使い方を工夫しました。

もともと物置としてしか使われておらずほぼ生かされていなかった空間でしたが、ここをキッズスペースとして開放し、おもちゃや簡単な遊具を置きました。まるでちょっとした秘密基地みたいで、狭いところが好きな子どもたちはとってもうれしそうです。

「ゆげ海の駅舎ふらっと」のスロープ下に設置したキッズスペース

「Kamijima Tours」での外国人ツアーをするマシュー・ピーターセンさん

新たな事業も始めたそうですね?

マット「ふらっと」の運営と並行して、上島町を訪れる外国人向けのツアーガイドを始めました。その名も「Kamijima Tours」です。コンセプトは「素の島を体験してもらう」こと。特別な観光スポットを回るのではなく、島に住む私達の友人を訪ねてゲストと交流してもらったり、路地裏を案内して島の暮らしの様子を体感してもらったり。もちろん、希望者にはしまなみ海道にも足を伸ばして案内をすることもあります。

コロナ禍で外国人が入国できなくなる前には何組ものゲストを受け入れました。2021年春からは旅行者向けの原付バイクレンタルを始めるなど、着々と事業のカタチを固めていっています。

移住当初に懸念していたマットさんの日本語はどのように習得されたのですか?

マットKamijima Toursの事業に取り組みながら、移住してまもなくアルバイトさせてもらうようになった島の寿司居酒屋「ととや」で今も働いています。大将の岩越竜司さんとは息が合いました。「マットは真面目で飲み込みが早いんですよ。お客さんともすぐ親しくなってくれるしね」と言ってくれます。

もともと料理が好きだったので、店で出す料理もすぐに上達しました。今では寿司も握ります。接客のおかげで日本語も上達し、日常会話程度だとほとんど問題なく話せるようになりました。

マシュー・ピーターセンさんと島の寿司居酒屋「ととや」大将の岩越竜司さん

笑顔のマシュー・ピーターセンさんと奥様のももこさん

今後の目標があればお聞かせください

マット今後の目標はタイニーハウス(ちいさな家)を建てたい!と思っています。何でも、静かな浜辺の近くに自ら大工仕事をして家を作りたいです。今は自立を目指すために、面白そうなことには積極的にチャレンジしていきたいですね。家を建てるのもその一環です。

窓際に置かれたたくさんの小さな多肉植物の鉢

Kamijima Tours: https://kamijimatours.com/

出典: https://kamijima-life.jp/interview/1296/

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愛媛県の北東部、広島県境に位置し、瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ上島町は、平成16年10月1日弓削町・生名村・岩城村・魚島村の4町村が合併して誕生しました。25の離島で構成され、気候は瀬戸内海特有の温暖な多照寡雨、平均気温は15~16℃、年間降雨量1,000mm前後で、冬期にも積雪はほとんどありません。周囲は瀬戸内海国立公園区域に囲まれ、風光明媚な瀬戸内の景勝拠点地です。

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