移住者プロフィール
渡部 裕樹さん
移住時期
2016年12月
現住所:福島県郡山市
移住を考えるようになったきっかけを教えてください。
渡部裕樹さん(以下、渡部):2016年の12月に郡山市に移住しました。東日本大震災当時、関西地方の大学院の学生で大手企業への就職は決まっていましたが、自身も阪神淡路大震災で被災したこともあって、何か復興に役立てないかと考えつつも、その後は技術者として働く 日々を送っていました。
そんな中、SNSでふくしまの方と知り合ったことがきっかけでふくしまを訪問する機会が増加しました。夢を持って県内で活動するたくさんの人たちとの出会いを通じて、移住を意識し始めました。
ある時知人に、「 郡山市の酒蔵である仁井田本家は、ふくしまの未来を考えた酒造りをしている。」と教えられました。それが転機となりました。
そこから、どのような経緯で移住されたのですか?
渡部:そこから早速、蔵の見学やイベントへ参加をしてみました。
すると、知人の言葉のとおり、生産者として未来を見据えた酒造りをしていることを確認できました。「ここで働きたい」と強く心惹かれ、仁井田本家への転職と郡山市への移住を決意したという背景があります。
郡山市は、都市と田舎のバランスが良く、 生活に便利でお米や野菜がとても美味しいです。すっかり郡山へ馴染みました。
これから移住を考えている方にメッセージをお願いします。
渡部:移住を検討するにあたっては、郡山市では沢山のイベントが開催されています。積極的に参加して、郡山市の素晴らしい魅力を体験したり、いろいろな方と交流してみるといいと思います。
今後の目標はありますか?
渡部:郡山市を観光地として発展させるお手伝いがしたいです。分野を問わず、 様々な生産者をつなぐことで、市内にたくさんの人を呼び込めるよう、今の仕事を通じて活動していきたいです。