移住者プロフィール
渡部 景秋さん
出身地:福島県耶麻郡西会津町、前住所:神奈川県相模原市、現住所:福島県郡山市、職業:ゲストハウス運営、イベント企画
移住のきっかけを教えてください。
渡部景秋さん(以下、渡部):現在、郡山駅からおよそ17分、磐梯熱海温泉駅から1分の場所で「温泉ゲストハウス湯kori」を経営しています。源泉かけ流しの温泉付きゲストハウスとして築60年以上の旧旅館をリノベーションし、2019年4月にオープンしました。
何度も日帰り入浴で磐梯熱海を利用していて、泉質がとても好きだったんです。自分がやりたいゲストハウスを表現できる物件にここで出会えた事が移住のきっかけです。
前職はアパレル会社で販売や店舗管理などを担当していましたが、ネット販売の発展とともにモノを売る形の変化に疑問を持ち始めました。そんなとき旅行や仕事で利用した“ゲストハウス"で体験した人と人との距離の近さやその魅力に興味を持つようになりました。
実際にゲストハウスを始めていかがでしたか?
渡部:自分の知らない世界や仕事の話が聞けたり、宿泊者同士や地域の方がバースペースで仲良くなる姿を見ると、この仕事の魅力を感じます。宿泊客の半数が海外の方という日もあるんですよ。
まちの魅力を教えてください。
渡部:まちの魅力については水が本当に美味しい。これにはびっくりです。あとはやっぱり温泉!スベスベお肌になれる優しい泉質で小さいお子様でも入浴しやすい温泉だと思います。
いろいろなものを見てきたからこそ、美人の湯で親しまれる磐梯熱海温泉に魅了されました。
地域の方との交流についてはいかがですか?
渡部:住民や旅館の方が交代で毎日足湯掃除をしていて、みんなで温泉街を作り上げているのだなと感じました。
また、郡山市は新しく何かを始めたることに協力的で働きやすい街だと感じています。
今後の目標があれば教えてください。
渡部:定期的にイベントを開催しているので、宿泊者と地域の方が繋がることで新しい価値を発見してほしいと思っています。将来、福島県への観光の“ハブ”になれるよう盛り上げていきたいです。
出典: ローカルでつながる新しい生活