移住者プロフィール
三澤 恵美さん
出身地:茨城県、現住所:山形県飯豊町、職業:農業
目次
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移住のきっかけを教えてください。
三澤恵美さん(以下、三澤):将来は田舎に住みたい、農業がしたいと言っていた夫が、東京で開催された農業人フェアに参加したのがきっかけです。
その後、夫と農業を仕事にするためにどうしていくかなど色々と話し合った結果、応援することにしました。子供たちの小学校入学のタイミング、農業で独立する時のタイミングを考えた時に今しかないと思い決断しました。
最初こそ、知らないところに行くのは不安だなと思ったりもしましたが、それよりも楽しみな気持ちも大きくなり移住するのが楽しみになりました。
移住までの道のりはいかがでしたか?
三澤:移住まではとても早かったです。夫が農業体験に参加してから、家族で飯豊町を訪れ、役場の方に保育園、小学校、住宅などを案内してもらい、半年もしないうちに引っ越していました。
自分たちもびっくりするくらいの早さでしたが、スムーズに引っ越しができたのもいろんな人が協力してくれたおかげだと思います。
住まい探しは大変でしたか?
三澤:役場の方の案内でアパートを見せてもらい、その中から決めました。雪の心配もあったので、駐車場の除雪がされるアパートを選び、助かりました。
子供が通う小学校も気に入り、今の地区にしました。現在は空き家を紹介してもらい一軒家に住んでいます。
雪にも慣れてきたので除雪などで困ることもありませんでした。
移住して困ったことやびっくりしたことはありましたか?
三澤:保育園の準備で、「内ズック」って何?と思いました。上履きのことなのですが、初めて聞いた言葉だったので、すごく衝撃的でした。
方言も最初は分かりませんでしたが、今は慣れてきたと思います。
また、雪国が初めてだったので、雪の多さにはびっくりしました。テレビで見るような雪壁の道を歩くのがとても楽しかったです。
最初は困っていたことも年々と困らなくなってきたのかなと感じています。
現在の仕事について教えてください。
三澤:新規就農者として働き始めて4年目になりました。夫とともにトマト、きゅうり、わさび菜、ブロッコリーを作っています。
1年目はできないことばかりで難しく感じていたことも、今では楽しむことができる様になってきました。
作業は大変な事も多いですが、自分が育てたものを美味しいと言ってくれる人がいたりすると、とてもやりがいのある仕事だなと感じます。地域のマルシェなどにも出店し、育てた野菜を販売しています。
今後の展望についてお聞かせください。
三澤:ハウス近くに直売所を作って販売することや農業体験などの人を集めてのイベントなどもやってみたいです。
飯豊町の魅力は?
三澤:飯豊町は、自然豊かでとにかく空気がおいしいです。最近感動したのは白川ダムの水没林です。
友達にもおすすめしたいスポットになりました。夏は暑く、冬は寒い、当たり前ですがそれをしっかり味わうことができるのが飯豊町だと思います。
まだまだ行ったことのない、魅力的な場所があると思っています。不安はあるけどだんだん慣れてきますよ!
出典: 「農業がしたい!」夫の応援で。