移住者プロフィール
安武 隆信・ 安武史さん
安武隆信さん 大阪出身:高野山大学に入学をし、在学中にお寺に入り20~27歳まで高野町に住んでいた(住所は新城の祖父宅にしていた) 安武史さん 神戸出身:結婚を機に新城に(神戸といっても住んでいたところは、かつらぎ町の笠田地域のような田園地域) 現住所:和歌山県かつらぎ市
移住して感じたことは?
安武史さん(以下、史):空気がきれいで、人間関係がとてもいいです。国道に出るまで車で20分かかりますが、それを計算に入れて行動しているので、何の問題もありません。新城に来て嫌だったことは、虫がいっぱい出てきたことです。
蜘蛛の巣がすごくて、蛇が風呂場に出てきたこともありました。カエルとイモリは家の中にも出てきます(住んでいた家が古かったせいもあるでしょうが)。虫は嫌いでしたが、今では慣れました(笑)触ることはできませんが、共生しているような感じです。
安武隆信さん(以下、隆信):生活の中で、自然や生き物と共生していることを感じられるのは、子ども達にとってもとてもいいことではないかと思っています。
移住して生活に変化はありましたか?
史:こっちに来てから180度変わったと思います。昔は、学校でも目立たなく、おとなしい性格でした。
大学に入ったぐらいから人との交流に興味を持ち始めたのですが、新城地域に来て様々な人と知り合いになっていくうちに、交流が大好きになりました。地域活動にも積極的に参加しています。この地域での、自分の役割を見つけることができたので、今から都会に住もうとは思いません。
移住を検討している方へのアドバイスをお願いします
隆信:田舎と言えば農業ですが、農業1本でやるつもりできてはダメだと思っています。農業で食べていくには、めちゃくちゃ大規模でしなければ無理です。他の仕事を確保することが重要です。
新城地区は、車で20分走れば、国道に出ます。通える範囲にたくさん仕事を見つけられると思うので、その点は恵まれていると思います。
史:また、人との交流を積極的に楽しめる人であるということ。田舎で、ずっと家に引きこもっているのは無理なので。地域での会合に参加することが重要です。
新城地域の人たちは、呼びかけをしてくれるのですぐに入れました。「縁を無駄にしない。繋がりを大事にすること」が、田舎暮らしするには重要だと思います。
ご夫婦:これから新しく移住してくる人がいれば、手助けをできたらなと思っています。
出典: 新城・安武様