移住者プロフィール
澤 祐介さん
群馬県下仁田町の地域おこし協力隊、趣味・特技:読書
目次
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地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。
移住前は群馬県前橋市で会社勤めをしていました。30代前半の頃、半年ほど農家さんのお手伝いをしたことがあり、以来、会社勤めをするより、自分で農業をやりたいと考えるようになっていました。
といっても、どうしたらいいのか分からない状態でした。農業ができる手立てや場所はないかと探していました。
そんなとき、インターネットで地域おこし協力隊の制度を知り、下仁田町で農業の協力隊員を募集していることを知りました。自分の年齢を考えると、最後のチャンスだと思いましたし、後悔するよりやってみようと応募しました。
群馬県下仁田町を選んだ理由について教えて下さい。
群馬県内で農業をさせてもらえる場所を探しており、下仁田町で農業振興の地域おこし協力隊を募集していました。 農業を学びながらいろいろな農家さんと知り合うチャンスだと思いました。
また、下仁田ネギは全国的にも有名です。下仁田ネギを基盤に農家として独立できると考え、下仁田町を選びました。
地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。
- 下仁田ネギの栽培方法を習得していくことです。
1年目から下仁田ネギを自分でも栽培し始め、徐々に圃場を広げています。 - 農家として独立していくためにレタスやキャベツなど様々な野菜を栽培しています。
地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか?
たくさんの農家さんと知り合うことができ、栽培のコツなどを皆さんから教えていただいています。
また、耕作放棄地の開墾を1年目からしています。耕作放棄地だった土地を、野菜を育てられる状態にしていくことがとても嬉しいです。
卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。
下仁田ネギを中心に据えた農家になることです。
下仁田町の住民と触れ合った際の印象と、裏付けるエピソードについて教えて下さい。
耕作放棄地を開墾する際に、近隣の牧場の方が「下仁田を選んで来てくれたんだから、頑張ってほしい」と、サブソイラーという大型トラクターに取り付けられた農具で、何度も耕起してくださいました。
また、「下仁田を選んでくれてありがとう。応援しているよ。何か分からない事があったら何でも聞いてね」と、いろいろな農家さんが声をかけてくださいます。
そういったお言葉をいただき「この土地に来て良かった」と心から感じます。
下仁田町の魅力について教えて下さい。(自然やグルメ、オススメスポットなど)
下仁田町は世界遺産「荒船風穴」や「下仁田ジオパーク」など、とても自然豊かな土地です。
下仁田ネギの伝統栽培は唯一無二のものだと思っています。下仁田という名前は全国的にも知られており、農業を始めるにはとても入りやすいと思います。
移住を検討している方にメッセージをお願いします。
「農業は楽しいですか?」と聞かれますが、辛いことも多いです。 農業は炎天下の作業など辛いことも多く、決して楽ではありませんが、とてもやりがいがあります。
自分の作ったものを買ってくださる人がいた時、食べてくださる人がいた時「やってきて良かった」と、とてもやりがいを感じます。
もし、農業に興味を持っている方は、まず体験から始められてはいかがでしょうか。
地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓