移住者プロフィール
小餅谷 勝弘さん・ 昌代さん
移住時期:2019年11月 前住所:滋賀県 現住所:和歌山県すさみ町
すさみ町との出会いを教えてください
小餅谷勝弘さん(以下、小餅谷):僕は京都の老舗蕎麦料亭の職人、妻は理学療法士として働いていましたが、2019年11月に滋賀県から移住しました。和歌山にはよく遊びに来ていたのですが、紀南は白浜までしか知らなかったんです。
ある年にすさみ町の宿泊施設に泊まったことがあって、その時にすさみ町を知りました。まさかここで生活することになるとは当時は夢にも思いませんでしたが(笑)。
移住をするきっかけを教えてください
小餅谷:移住を決断した理由は「子供の健康のため」です。子供たちは体が弱くて、3歳になるまでに何度も入退院を繰り返したんです。さらに僕も妻も満員電車に乗っての通勤で、家族で過ごす時間も少なく、「何をやってるんだろう」と疑問を感じ始めました。
お金があっても現状は豊かな暮らしなのか、夫婦でずっと話し合い、子供が小学校に入学する前にすさみ町への移住を決めました。
移住してお子さんの健康とご家族に変化はありましたか?
小餅谷:この1年間子供は一度も熱を出さず、ものすごく健康になりました。ウソみたいに元気です。収入は二人合わせて半分以下になりましたが、とても満足しています。仕事の帰りに妻に電話で「夕焼けが綺麗だよ、見て」なんて言っている自分がいるんですよ。
地域の人たちが子供を見守ってくれていることも実感しています。ここに移住して思うのは、人に恵まれ、たくさんの感謝に溢れる毎日を過ごせているということです。
ご家族の移住満足度は高いのですね
小餅谷:家族の健康が一番です。不便な生活ではありますが不満はありません。田舎ですから都会と比べると不便なことはたくさんあって当たり前です。都会にはない素晴らしい点に注目すればいいだけの話です。