移住者プロフィール
持家 恭子さん
移住時期
2017年
出身地:北海道厚岸町、前住所:東京都、現住所:北海道厚岸町、職業:漁業を手伝いながら子育てに奮闘中
厚岸に移住を決めたきっかけは?
持家 泰子さん(以下、持家):家業を手伝うためUターンすることを決めました。私の実家は厚岸で漁業を営んでいるのですが、父が他界してからは、母と叔父の二人が支えてきました。
そんな母も高齢になってきたことから、娘2人を連れて厚岸に戻り、母の手伝いをしようと決心しました。今は漁に出る乗組員さんのお弁当を作ったり、船が戻ると水揚げ作業をしています。
二地域居住という暮らし方を選択した理由は?
持家:主人が東京の会社に勤めているので、東京と厚岸の両方に拠点を置くことを選びました。コロナ禍の影響でリモートワークが増えたことから、主人の仕事も厚岸でのテレワークと東京での仕事が半々になり、 家族揃って過ごせる時間も増えています。
二地域居住を選択してよかったですか?
持家:東京を離れる選択をしたことで、子ども達の環境を変えてしまうことが心配な気持ちはありました。でも、そんな心配は無用だったようで、娘達はおばあちゃんの作るご飯を喜び、厚岸の生活にもなじんで友達と楽しく過ごしてくれています。
それからは、“必要があればいつでも東京に行くことできる”という現在の状況は恵まれている、と考えるようになりました。二地域居住は私達にとって思い切った決断でしたが、おかげで厚岸の良さを再認識できました。
好きな景色とお気に入りの過ごし方は?
持家:厚岸漁港の市場から見る景色が好きです。特に早朝の港の風景が大好きで、朝日の中を漁船が戻ってくるシーンは、何度見てもいいものです。
厚岸を訪れた方にしてほしいことは?
持家:桜の季節に訪れた方には、子野日(ねのひ)公園で満開の桜とバーベキューを楽しんでほしいです。公園の桜越しに見る厚岸湖の景色は素敵ですよ。
娘たちを連れて、公園をお散歩するのがお気に入りです。厚岸の気候は、本州に比べると本当に涼しくて快適です。いろいろな地域の方にまずはお試しで過ごしてもらい、厚岸の自然と食を楽しんでほしいです。