移住者プロフィール
藤井雅さん
利用した支援制度
地域おこし協力隊
山形県村山市の地域おこし協力隊、趣味・特技:YouTube鑑賞
目次
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地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。
私は4歳から18年間新体操をしており、将来は新体操の指導者になりたいと思っていました。村山市では東京五輪の際にブルガリア新体操ナショナルチームのホストタウンとなり、交流活動を行っていました。
2019年(大学2年生)の時には、そのホストタウン活動の中で行われた公開演技会に招待され、村山市を訪れました。その後、大学の合宿でも村山市の体育館を使用して練習を行いました。
二度村山市を訪れる機会がありましたが、村山市民の温かいサポートや練習環境が整っていたことにとても感動しました。
そして就職先を悩んでいる時に、村山市で新体操指導者を募集していると聞きました。自分のやりたいことと募集内容が近かったため、村山市の地域おこし協力隊になることを決めました。
山形県村山市を選んだ理由について教えて下さい。
「生活したことのない新しい土地で、自分の力を試したかった」というのが一番の理由です。指導経験がほとんどなかったので、始まったばかりのチームで、初めての指導がどれほどできるか挑戦してみたかったのです。
また、村山市がブルガリア新体操ナショナルチームのホストタウンとなったことで、新体操が広まりつつありました。この機会に私も協力隊として、新体操の普及に貢献したいと考えました。
さらに、村山市がとても住みやすい場所だと感じたので、楽しい生活が送れそうだと思ったことも理由の一つです。
地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。
昨年までは生涯学習課スポーツ振興係に所属しており、仕事の後に、夕方から新体操教室で指導していました。現在は村山市内のスポーツ用品店で研修という形で仕事を教わり、夕方から新体操の指導を続けています。
その他の仕事としては、小学校の体育の授業で見本を示したり補助を行ったり、高齢者の方々に健康体操を教えたり、保育園で親子体操を教えたりと、市民の方々と積極的に交流しています。
地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか?
新体操という競技の魅力を市民の方々に知ってもらえることが喜びです。新体操はマイナーなスポーツですが、村山市内での認知度は上がっていると感じます。
新体操を始めるお子さんも増え、クラブは賑やかになっています。子どもたちが様々な挑戦を通じて成功した時、一緒に喜べることにやりがいを感じます。
また、年齢や性別に関係なく、体を動かす楽しさを多くの人に体験してもらえていることも、私のやりがいの一つです。
地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。
新聞やテレビ、ラジオなどで取材をたくさんして頂いたことです。こんなにたくさん取材をして頂けるとは思っていなかったので、はじめは驚いていました。
ですが、取材をして頂けたことで、私のことを知ってもらえる良い機会になりましたし、新体操の魅力発信にもなったと思います。
卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。
まだ決まっていませんが、新体操の指導は続けていきたいと思っています。
村山市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。
村山市の皆さんと街で会った時に、「市報に載ってた人!」とか、「新体操教えてる人!」などと声をかけてもらえることです。その時に、市民の方々に知ってもらえてることを知り、協力隊になって良かったと思いました。
また、果物や野菜などのお裾分けを頂くことも多く、とても嬉しいです。
村山市の魅力について教えて下さい。(自然やグルメ、オススメスポットなど)
村山市は歴史のある市で、農業が盛んでお米や果物が美味しいです。最上川が流れ、山々に囲まれた自然豊かな場所です。
また、居合道発祥の地でもあり、居合道の体験ができるのも興味深いです。東沢バラ公園では、6月と9月に様々な色のバラが咲き誇り、とても綺麗です。
移住を検討している方にメッセージをお願いします。
村山市はとても住みやすい場所です。食べるものは美味しいし、自然豊かで、地元の方々は優しく親しみやすいです。
様々な文化に触れることもできますので、ぜひ一度来てみてください!
地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓
https://warp.city/features/2