移住者プロフィール
廣田和也さん
利用した支援制度
地域おこし協力隊
山口県山口市の地域おこし協力隊、趣味・特技:DIY・キャンプ・温泉
目次
INDEX
地域おこし協力隊の応募動機について教えて下さい。
昔から田舎での生活に憧れがありました。
転職に失敗し、プライベートでも離婚を経験。ひとりになったことをきっかけに、これまでとは全く違う新しい生き方をしてみようと思い、地域おこし協力隊に応募しました。
山口県山口市を選んだ理由について教えて下さい。
自然豊かな土地で自分のやりたいことができる仕事を探した結果です。地域の課題を解決する「小さな仕事」を見つけ、その先に起業を目指すことができるということが、山口市を選んだ決め手となりました。
地域おこし協力隊の仕事内容について教えて下さい。
地元のスーパーの移動販売車の販売員をしています。
過疎化が進んでいる山奥で、免許を返納している高齢者がたくさんいらっしゃるので、ただモノを売るのではなく、買い物を楽しんでもらったり、お話をしたりするコミュニケーションが求められます。
3年間の活動を通じて、地域のことを知るだけでなく、住民との関係を深めることができるとても意味のある仕事だと感じています。
地域おこし協力隊のやり甲斐はなんですか?
お客さんから感謝をされることがやり甲斐になっています。
ちょっとした雑談で笑い合ったり、日々の仕事で私自身が元気づけられることの方が多いと感じています。
地域おこし協力隊になって想定外だったことを教えて下さい。
地域の方にこれほどまでにご支援いただけるとは思っていませんでした。
任期終了後に住む予定の古民家を改修中ですが、地域の方に知られているだけでなく、「何かあればいつでも手伝うよ」といろんな方から声を掛けていただいています。
卒隊後のビジョンがある場合は教えて下さい。
卒隊後に、古民家を改修して民泊を始める予定です。その他にも、頼れる相手がいなくて困っている方が多いので、地域の困りごとを請け負う「何でも屋さん」のようなこともやっていこうと思います。
山口市の住民と触れ合った際の印象と、エピソードも添えて教えて下さい。
近くにお住まいのおばあちゃんが私を夕食に誘ってくださいました。その後も地域の顔繋ぎやワークショップでの差し入れなど、いろんなサポートをしてくださいます。本当にありがたいです。
山口市の魅力について教えて下さい。(自然やグルメ、オススメスポットなど)
まずは「素晴らしい自然」です。
山に囲まれた盆地で、高い建造物は一切ありません。田園風景が広がり、石州瓦(せきしゅうかわら)の赤い瓦が目立つ古民家が多く残っていて、ただ見ているだけで本当に癒されます。
次に「人」です。
都会のような便利さはないので、みんなが協力して生活をしています。健康で体が動かせることに感謝をするとともに、地域の方のために汗を流せることに、自分自身の価値を感じられています。
移住を検討している方にメッセージをお願いします。
人にはそれぞれ自分に合った生き方があると思います。
今の生活に納得できないのであれば、思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
私の地域では60代が若手、70〜80代が現役であり、40歳前半の私は超若手です。人生まだまだこれからですよ。
地域おこし協力隊の詳細についてはコチラ↓
https://warp.city/features/2