<h2>プロフィール</h2><p><strong>株式会社 百</strong><br>所在地：宮城県柴田郡川崎町<br>業種：宿泊事業<br>商品：食とエネルギーの地産地消宿泊体験<br>会社URL：<a href="https://momo100sho.com/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://momo100sho.com/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>私たちは「食とエネルギーの地産地消」を体感できる宿泊施設『Ecommodation百のやど』を運営しております。平日は一棟貸しの宿として、週末には体験プログラムを提供する宿泊施設です。</p><p>主な体験プログラムには、収穫体験、薪割り体験、餅つき体験などがあります。 さらに、四季折々の自然とのふれあいを楽しむことができます。</p><p>また、建築物としては、「100年後の古民家」を目指しております。地産材料で建てられた伝統構法ならではの温もりがあり、地産地消するためのさまざまな技術を体感することができます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/10/08/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/t741ZhEvAx0onaOCVaj2b.webp"></figure><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>『Ecommodation 百のやど』は、設備が整った便利なゲストハウスやホテルなどとは異なります。夏は井戸水で涼を取り、冬は薪を燃やして暖をとるなど、ある程度の不便さを受け入れながら、未来に手渡せる暮らしを探求・実践する場を目指しています。</p><p>百のやどは、「食とエネルギーを地産地消する暮らし」を、百とともに体験し泊まることもできる、みんなの居場所です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/10/08/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/aNHQyQ6MHz7G8fB5Ma2tG.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>こちらの場所を訪れる方々が、日常とは異なる価値に気づき、それに充実感を得たときに、私たちはやりがいを感じます。</p><p>私たちのコミュニティでは、食べ物や薪を自給する暮らしを送っています。少し不便に感じたり、肉体的にも大変に思われるかもしれませんが、みんなで協力して行うことには、お金では計り知れない大きな価値があります。</p><p>その価値を伝え続けることが、私たちにとって大切な使命だと感じています。</p><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>一番難しいのは、『百のやどがどういう場所であるのか』ということを理解してもらうことだと考えています。単に、「温泉がある」とか「食事が豪華」といった、利用者の消費的欲求を満たすだけの施設ではありません。</p><p>百のやどの「コンセプトや伝えたい想い」を多くの方に如何に知ってもらい、そのうえで百のメンバーと一緒の時間を過ごし、その想いを体感してもらえるかが大きな課題です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/10/08/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/KYSIKjky1o22SF8XXmUyf.webp"></figure><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>現在、「まきこめいと」というコミュニティの運営をスタートしました。自分たちの暮らしに最低限必要なお米と薪の生産を中心とした、季節ごとの活動を参加者と一緒に行います。</p><p>このコミュニティを中心に、自然とともに暮らしながら自給自足を目指す仲間がさらに増えていくことを願っています。また、「百のやど」が位置する百の山には、まだ活用しきれていない入れないスペースがあるので、その空間を活用するアイデアも模索中です。</p><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>宮城県川崎町は、県庁所在地の仙台市と山形市の間に位置しており、都市部へのアクセスが良好でありながら、里山での暮らしも実現できる地域です。</p><p>町の約8割は森林に囲まれており、仙台市と生活用水を共有する大きな水源として、釜房ダムが存在します。自然豊かで、森と水に恵まれた地域です。</p><p>また、宮城蔵王の麓に位置する秘湯・青根温泉は、伊達政宗が湯治場として愛用したことでも知られる、歴史ある温泉地です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/10/08/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/xhBixd7UwOQC6s1goO1-J.webp"></figure><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>田舎への移住は、「えらい」とか「しなければならない」というものではありません。私たち百は、ここでの活動が楽しく、仲間と過ごす時間が喜びだからこそ、この場所で働き、暮らしています。</p><p>ぜひ、移住を考えている方も、すでに移住先で暮らしている方も、仲間を見つけて、一緒にご飯を食べたり、時間を共有してみてください。きっと、心も身体も満たされるような暮らしが見えてくると思います。</p>

ワープシティ公式

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第137回目にご協力いただいた企業は、宮城県川崎町の株式会社百です。

川崎町

宮城県

#137 ただ泊まるだけじゃないー。宮城県川崎町「百のやど」で体感する自然との共生

<h2>プロフィール</h2><p><strong>株式会社AgriInnovationDesign</strong><br>所在地：北海道上川郡東神楽町<br>業種：地方創生事業<br>商品：東神楽町地域商社・東神楽大学<br>会社URL：<a href="https://higashikagura-college.jp/" target="_blank" rel="nofollow noopener noreferrer">https://higashikagura-college.jp/</a></p><h2>会社の事業内容を教えて下さい。</h2><p>弊社は「小学生のなりたい職業1位を農家にすること」を目標に、農業支援を行っています。事業の柱は「農業支援」「地方創生」「マルシェ」の3つです。</p><p>2016年から東神楽町に関わり、農家と共同で設立した会社で八百屋の運営を行っています。また、マルシェは年間230日（2023年度）都内を中心に開催しています。</p><h2>商品(サービス)の魅力について教えて下さい。</h2><p>東神楽町では「東神楽町地域商社」と「東神楽大学」の2つを主に展開しています。</p><h3>東神楽町地域商社</h3><p>「東神楽町のもったいないを価値化する」をコンセプトに、町の事業者や商品、関係性、魅力など、まだ埋もれていることを発掘し事業化しています。町の既存事業者がやらないもしくはやれないことをベースとし、商品開発・販路開拓・地域内流通・給食納品・ふるさと納税などを手掛けています</p><h3>東神楽大学</h3><p>町で廃校となった小学校を活用した事業です。「地方に都会以上のきっかけを」をコンセプトに、町に不足する要素と町にあったらいいなと思う要素を組み合わせ、ゲストハウス・売店・カフェ・Nゲージスペース・シェアキッチン、オフィスなど20のコンテンツを展開しています。</p><p>世界中のお客様や町内の利用者、東京からの企業のオフィス誘致など、多方面から多様な関わり方が出来る働く・学ぶ・遊ぶの複合施設です。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/24/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/OiV40rgnL3EzaYMB5-Xtx.webp"></figure><h2>お仕事のやり甲斐はなんですか？</h2><p>地方創生においては、町はもちろん町民の方々が今よりもう少しワクワクでき、町にいる良さや楽しみが広がっていると実感できたときに大きなやりがいを感じます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/24/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/JeuFcYRnPmZfrvp0syf1C.webp"></figure><h2>仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。&nbsp;</h2><p>効果や成果に即効性がある仕事ではないため、先を見ながら周辺の方々にも理解や認知をしてもらいながら進めていく必要があります。そうした部分を常に説明や関係性をとりながら実施していくことが、大変というか慎重になる部分ではあります。</p><h2>今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。</h2><p>東神楽町の事業においてはようやく2つの柱が完成し、事業を展開している最中ですが、多くの利用や新しいきっかけが次々に生み出されています。そうした可能性を一つひとつ実現させていきたいと思います。</p><p>東神楽大学においては東京と1日7便つながる旭川空港から車で10分という好立地の為、チームビルディング研修先としても整備をしています。またバドミントン実業団チームの本拠地にもしたので、スポーツによる町の活性化などにもこれから着手していきます。</p><figure class="image"><img src="https://warp.city/storage/uploads/posts/2024/05/24/K2ZFzYT0mcjVgHAwvF-nM/7qr5Pgsf0vnQYPN2y0dPp.webp"></figure><h2>地域の魅力について教えて下さい。</h2><p>東神楽町の魅力は住みやすさです。道内2番目に大きな旭川市（30万人都市）に隣接し、買い物や教育、医療などへの不足があまり無い一方で、町全体は農業の町なのでのどかな雰囲気です。</p><p>また町内には旭川空港がある為東京にもすぐ出れますので、日常生活とハレの活動の両方がコンパクトに行えるのがとても魅力です。</p><h2>移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。</h2><p>私は仕事で全国各地を巡り、今も銀座と東神楽町を往復する日々です。その観点からいうと、「比較しないこと」が大切だと思います。</p><p>どの土地にも良い面があります。一方で東京や大阪と比較してしまうと、あれがないこれがないと無いものねだりになり、地方の生活が楽しめなくなります。</p><p>その土地その土地の楽しさを見つけてください。田舎の方が○○だよねという考え方をしてしまうのではなく、東神楽町だとこういう生活が楽しい、都会だとこういう生活が楽しいという考え方がいいのかなと思います。</p>

田舎暮らしに憧れる、自然の中で子育てをしたい、農業を始めたい、その土地の風土や農産物に惹かれる。地方移住をしたいけれど、まず気になるのが、移住先に仕事があるのかどうかではないでしょうか。

ワープシティは、地方の仕事に焦点を当て、仕事内容や働く方の生の声をお届けします。移住をきっかけに、心機一転、地方ならではの新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか。

第60回目にご協力いただいた企業は、北海道東神楽町の株式会社 AgriInnovationDesignです。

#ゲストハウス

#ゲストハウスのお仕事一覧：2件

#137 ただ泊まるだけじゃないー。宮城県川崎町「百のやど」で体感する自然との共生

#60 北海道東神楽町の未来を築くために。農業支援と地方創生への挑戦