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プロフィール
株式会社AgriInnovationDesign
所在地:北海道上川郡東神楽町
業種:地方創生事業
商品:東神楽町地域商社・東神楽大学
会社URL:https://higashikagura-college.jp/
会社の事業内容を教えて下さい。
弊社は「小学生のなりたい職業1位を農家にすること」を目標に、農業支援を行っています。事業の柱は「農業支援」「地方創生」「マルシェ」の3つです。
2016年から東神楽町に関わり、農家と共同で設立した会社で八百屋の運営を行っています。また、マルシェは年間230日(2023年度)都内を中心に開催しています。
商品(サービス)の魅力について教えて下さい。
東神楽町では「東神楽町地域商社」と「東神楽大学」の2つを主に展開しています。
東神楽町地域商社
「東神楽町のもったいないを価値化する」をコンセプトに、町の事業者や商品、関係性、魅力など、まだ埋もれていることを発掘し事業化しています。町の既存事業者がやらないもしくはやれないことをベースとし、商品開発・販路開拓・地域内流通・給食納品・ふるさと納税などを手掛けています
東神楽大学
町で廃校となった小学校を活用した事業です。「地方に都会以上のきっかけを」をコンセプトに、町に不足する要素と町にあったらいいなと思う要素を組み合わせ、ゲストハウス・売店・カフェ・Nゲージスペース・シェアキッチン、オフィスなど20のコンテンツを展開しています。
世界中のお客様や町内の利用者、東京からの企業のオフィス誘致など、多方面から多様な関わり方が出来る働く・学ぶ・遊ぶの複合施設です。
お仕事のやり甲斐はなんですか?
地方創生においては、町はもちろん町民の方々が今よりもう少しワクワクでき、町にいる良さや楽しみが広がっていると実感できたときに大きなやりがいを感じます。
仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。
効果や成果に即効性がある仕事ではないため、先を見ながら周辺の方々にも理解や認知をしてもらいながら進めていく必要があります。そうした部分を常に説明や関係性をとりながら実施していくことが、大変というか慎重になる部分ではあります。
今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。
東神楽町の事業においてはようやく2つの柱が完成し、事業を展開している最中ですが、多くの利用や新しいきっかけが次々に生み出されています。そうした可能性を一つひとつ実現させていきたいと思います。
東神楽大学においては東京と1日7便つながる旭川空港から車で10分という好立地の為、チームビルディング研修先としても整備をしています。またバドミントン実業団チームの本拠地にもしたので、スポーツによる町の活性化などにもこれから着手していきます。
地域の魅力について教えて下さい。
東神楽町の魅力は住みやすさです。道内2番目に大きな旭川市(30万人都市)に隣接し、買い物や教育、医療などへの不足があまり無い一方で、町全体は農業の町なのでのどかな雰囲気です。
また町内には旭川空港がある為東京にもすぐ出れますので、日常生活とハレの活動の両方がコンパクトに行えるのがとても魅力です。
移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。
私は仕事で全国各地を巡り、今も銀座と東神楽町を往復する日々です。その観点からいうと、「比較しないこと」が大切だと思います。
どの土地にも良い面があります。一方で東京や大阪と比較してしまうと、あれがないこれがないと無いものねだりになり、地方の生活が楽しめなくなります。
その土地その土地の楽しさを見つけてください。田舎の方が○○だよねという考え方をしてしまうのではなく、東神楽町だとこういう生活が楽しい、都会だとこういう生活が楽しいという考え方がいいのかなと思います。