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プロフィール
ぺコレラ学舎(株式会社木蓮)
所在地:北海道八雲町
業種:キャンプ場運営、観光事業、関係人口創出事業
商品:キャンプ場、合宿・研修施設
会社URL:https://pekolela.com/
会社の事業内容を教えて下さい。
元小学校のグラウンドをキャンプ場に、校舎を合宿や研修、イベントができる施設に改修し運営しています。これまでに、ワーケーション滞在型の合宿や学生団体、サークルなどの合宿、マルシェや音楽イベントなど、多くの合宿やイベントを受け入れております。
この場所を起点に一次産業の体験などの観光プログラムを提供したり、学生や社会人のインターンや実習、ボランティアの受け入れなども行っています。
商品(サービス)の魅力について教えて下さい。
1番の特徴は立ち上げから現在まで、延べ300名近くの方にボランティアとしてご参加いただき、施設を作り上げてきたことです。多くの人がどこか懐かしいと感じる学校の雰囲気を残しながら、キャンプ初心者にも優しいキャンプ場として運営できています。これもこの方々の力があったからこそです。
キャンプ、合宿、研修、イベントなど入口は色々ありますが、お客さんとして来てくれた方が、その後ボランティアとして来てくれたり、逆にボランティアとして来てくれた方が友人を連れてお客さんとして来てくれたりと、色んな関わり方ができることもこの場所の魅力だと思います。
お仕事のやり甲斐はなんですか?
仕事柄、お子さんから高齢者の方まで幅広い年齢層の方々と関わる機会が多く、日々多くのことを学べることにやりがいを感じています。
「遊べて学べる元学校」がぺコレラ学舎のテーマですが、私たちもそれを体現できるように日々活動しています。消費する楽しさだけでなく、自分の頭で考えて何かに向き合ったり取り組んだりする楽しさも提供していきたいと思っています。
これからも、そのようなきっかけを提供できる場所であり続けたいです。
仕事していて大変なことや困難だと感じることを教えて下さい。
あまり大変だと感じる場面はないのですが(笑)、強いて言えば、自然を相手にすることが多いため、スケジュールが流動的になることが難しい部分かもしれません。
例えば、天気が良いうちに草刈りや除雪をしておかなければならず、もともと予定していた事務作業を後回しにすることがあります。でも、私個人としては自然と共に暮らしている感覚を味わえるので、それほど苦には感じていません。
今後の展望や、挑戦してみたいことについて教えてください。
八雲町に新しい雇用や人の流れを生み出すことに、引き続き挑戦していきたいと考えています。特に、八雲町にはまだ存在しないクリエイティブ業や観光業、旅行業などで働く選択肢を増やしていきたいと思っています。
八雲町には大学がないため、大学進学を希望する若者は町を出ることになります。将来の職業選択の際に「都市部でやろうと思っていた仕事が、愛着のある八雲町にもある」という状況を作り出せるよう、事業を成長させていきたいと考えています。
地域の魅力について教えて下さい。
八雲町は北海道の南側、道南と呼ばれる地域にあります。この道南の中でも人口規模が大きく、交通機関や病院も整備されていることもあって、暮らすには困らない町だと思います。
そして、まだまだ元気な飲食店が多いことも、個人的には大きな魅力だと思います。オススメの飲み屋さんやスナックがたくさんあるので、ぜひ八雲町にお越しいただいた際にはご案内させていただきます!
移住して地方の仕事を志す方へメッセージをお願いします。
私自身、2年半前に東京から八雲町へ移住してきた移住者です。もともと札幌出身で、都市部での暮らしが長かった私から見ると、確かに地方はお店も少ないし、仕事の選択肢も多くはありません。
しかし、そんな環境だからこそ、「自分で何かを創り出したい、生み出したい。」「衰退する地域の人々の暮らしを出来る形で支えたい。」という思いを持っている方にとって、地方移住は良い選択肢になるかと思います。
私からお伝えできることがあれば喜んでお話しますので、ぜひご連絡をお待ちしております。