移住者プロフィール
棟方 南穂さん
移住時期
2019年4月
利用した支援制度
住宅建築費助成金
出身:北海道南幌町、前住所:北海道江別市、現住所:北海道南幌町
移住するきっかけを教えてください
棟方大地さん(以下、大地):2人の子どもたちが育ってきて、2LDKのアパート暮らしでは手狭になってきたのが引っ越しを考える理由でした。
移住先を南幌町へ決めた決め手は何でしたか?
大地:平成31年4月、江別市から移住しました。札幌への通勤がありましたので、札幌近郊でも引越し先を検討しましたね。南幌町を移住先として選んだ決定打は「住宅建築費助成金」です。
平屋建てのマイホームに住むことを思い描いていたので、希望を実現するためには100坪前後の広さの土地が必要でした。
しかし、札幌など都市部でその規模の土地だと高額となることは必至です。一方、南幌町の助成金を活用すると、平屋建てマイホーム暮らしの夢が可能になりました。札幌、江別、大麻などを探しましたが、南幌町で新築を建てた方が圧倒的にコストパフォーマンスは高かったですね。
移住にあたり心配なことはありましたか?
大地:南幌町外の人にとって、札幌など都市部への移動が大変だという印象があるようです。でも、南幌町出身の私達は、実は南幌町から札幌への移動はそんなに難しいものではないということを知っていました。
勤務先への札幌市内に通う不安もありませんでした。通勤は高速バスか自家用車。小一時間で到着するので、むしろ札幌市郊外に住んでいる人よりアクセスが良いかもしれません。飲み会が札幌市内であると帰宅で苦労しますが(笑)。
飲み会がある日は朝に高速バスで通い、最終バスで帰宅するか、終電で江別駅まで乗りタクシーで帰宅しています。
実際に移住してみた印象は?
大地:東西南北へのアクセスもよく、不便を感じないですね。引っ越してきた当時、新居を構えた美園地区はまだまだ建物がまばらな頃でした。それが今や、あちこちで新築工事が進められています。
棟方南穂さん(以下、南穂):子連れで歩いて公園に向かっているファミリーも多く見かけるようになり、街に活気が出てきているのが感じられますね。子どもが自ら家の外で遊びに行く姿が印象的です。
南幌町を中心に地図を見てみると、北西部に札幌、北に江別、西に北広島、南に長沼や千歳、東に栗山、北東に岩見沢があります。買い物やちょっとした遊びに行く用事でしたら、南幌町は東西南北どこかへ行けば事足ります。高速道路の入り口も近いので、遠方へのアクセスだって悪くないんですよ。
移住後の暮らしについて教えてください
大地:お米が美味しく野菜が新鮮で家族の時間がより充実しています。ことぶきやのザンタレ定食、地鶏亭の焼き鳥、きららのラーメン。南幌町内の飲食店は美味しくて、たびたび楽しませてもらっています。
夏になると活躍するのが、なんぽろジンギスカンです。週末ともなると町内のあちこちでBBQの狼煙(のろし)があがり、家族や友人たちと団らんする姿が見られます。
南幌町の風物詩的なBBQの風景ですが、我が家でも食べるのがなんぽろジンギスカンです。ことぶきやでは牡蠣やホタテが手に入ります。肉も海鮮も町内で仕入れられるんですよ。
南穂:南幌町ライフで私が実感しているのは、食材の美味しさです。農業が主幹産業の南幌町では、野菜やお米の生産が盛んです。収穫シーズンになると、スーパーや直売所などで町内産の食材が手に入ります。
南幌町産キャベツを使ったキャベツキムチが大好きなんです。新鮮な食材が身近で買えるのは贅沢。特に収穫シーズンの食生活は豊かですね。