移住者プロフィール
黄木 さん
移住時期
1998年
出身地:山形県米沢市、前住所:アメリカ、現住所:山形県米沢市、職業:「時の宿 すみれ」経営
米沢で生まれ、東京・アメリカと生活拠点を移していった黄木さん。「祖父母の旅館『すみれ荘』を手伝っている時、このままずっと田舎で暮らしていくのかと思ったら虚しくなった」と語ります。米沢に住んでいた当時は、米沢の良さに気付かなかったそうです。1998年にアメリカから山形県米沢市へUターンし、長い海外暮らしで日本の風景や人情の素晴らしさ、美しさを懐かしく感じ始め、徐々に今まで気が付かなかった地元米沢の魅力を再認識されたのだそう。そんな黄木さんにお話を伺いました。
米沢へ戻ることになったきっかけは?
黄木さん(以下、黄木):米沢に戻ってきたのは、1998年です。父の病気が米沢に戻るきっかけでした。その時に初めて知った『すみれ荘』の成り立ち、写真や文字からは伝わってこない創業への想いを感じました。
東京、アメリカと移り住み、海外暮らしで日本の風景や人情の素晴らしさ、美しさを懐かしく思うようになりましたね。そして徐々に気が付かなかった地元米沢の良さを意識し始めました。
移住を考えている人へアドバイスをお願いします
黄木:家業を継ぐということは、先代の想いを受け継ぐということです。同じような境遇や米沢に家業がある人たちには、身内だからこそ分かる親や創業者の想いにしっかり向き合って、それを大切にして欲しいと思っています。
米沢の魅力を教えてください
黄木:心が落ち着く素朴な自然をはじめ、歴史・文化も素晴らしいですが米沢は温かく、輝く人たちが一番の魅力です。そこから生まれた素晴らしい食べ物が多いのも誇りに思います。