移住者プロフィール
堀永 圭佑さん
移住時期
2017年5月
出身地:福岡県、現住所:熊本県御船町、職業:地域おこし協力隊
目次
INDEX
御船町へ移住のきっかけを教えてください
堀永圭佑さん(以下、堀永):家族構成は妻と子供が2人おります。どうせ住むなら自然の恩恵を受けて生計を立てていきたいという思いがあり、農業の出来る移住先を探していました。
ひょんなことから御船の地元の人と一緒にお酒を飲む機会があって、自分の移住に対する思いを話していたら、その日のうちに空家を紹介してもらいました。その時にすごく縁を感じたんですよね。
移住後、お仕事は何をされていますか?
堀永:現在は、地域おこし協力隊として主にお米作りを行っており、採れたお米でポン菓子やアイスクリーム等の加工品を作っています。農業に関してもっと力をつけて、若い人がどんどんきてくれるように自分自身も成長したいですね。
どんなところが御船町の魅力でしょうか?
堀永:御船は、水も綺麗でお米作りにはとても環境が良いし、棚田もあって、景観も素晴らしいです。ゆっくりとした時間の流れの中で楽しく生活しています。移住してから、手仕事をする時間が増えました。干し柿や梅干をよく作っています。田舎に住むからこその発想ですよね。
地元の方との交流についてはいかがですか?
堀永:御船町の人は、まちづくりに対して熱く、キラキラした思いの人が多く、移住者を受け入れる気持ちが強いです。皆さん、若い人が来てくれて嬉しいんでしょうね。今後は僕が、中山間地でも住みやすい仕組みづくりをして、もっと若い人に来てもらいたいと思っています。
今後、取り組んでいきたい事があれば教えてください
堀永:今後は、マニュアル通りの作業ではなく、自分でいろいろ考えて試行錯誤しながら、有機栽培の技術や質を向上させて、吉無田水源米を広めていきたいと思っています。あとは竹林整備ですね。
竹林って、放置すると土砂崩れや獣害の被害に繋がるんですけど、ちゃんと整備してあげると農業や建築の資材としてとても利用価値があるんですよ。
街と山の中間地点である中山間地は、いい境界線になると思うので、これからは棚田の保護や農業従事者の継承をテーマに掲げて、この大好きな環境を守っていきたいと思っています。