移住者プロフィール
高津 修さん
移住時期
2019年
利用した支援制度
地域おこし協力隊
出身地:東京都、前住所:東京都、現住所:群馬県沼田市、職業:地域おこし協力隊員
移住のきっかけと沼田市との出会いを教えてください
高津修さん(以下、高津):私は東京で生まれて東京で育ちました。幼い頃に田舎で遊んだことが忘れられず、大人になったら田園風景の広がる中で暮らしたいと考えていました。仕事も安定し、精神的にゆとりが出てきた頃、妻とバスツアーで沼田を訪れました。その時に車窓から見た風景が印象的で、いい所だなと思いました。
その翌年、妻から「今度はゆっくり沼田を訪ねてみよう」と話があり、ローカル線で3時間ほどかけて来て、周辺をのんびり観光しました。その後も毎年訪れるようになりました。玉原の星空観察会には毎回参加しています。
そうしているうちに、ペンションや食事に行くレストランのご主人など、徐々に人間関係も深まってきて、沼田に縁を感じるようになりました。
どのようなタイミングで移住に踏み切ったのですか?
高津:沼田への移住は、妻が仕事を辞めるタイミングでと思っていました。ですが「沼田から都内へ通勤するから行こうよ」と妻が提案してくれました。
そして、移住生活を体験できるトライアルハウスを借りた際に、市役所の担当者から〝地域おこし協力隊〟への参画を勧められたことが、決め手となりました。
私の職域であるITの知識が、地域の発展に生かせればと申し込み、採用していただきました。
地域の方々とのコミュニケーションについてはいかがでしたか?
高津:最初、地域の人からは、都会から来たことを珍しがられました。名刺代わりにと、猪や熊の肉を持って来てくれた人もいます(笑)。
高齢者ばかりの地域なので、50代の私が一番年下。考え方に世代の壁もありますが、そこはしっかり話し合いながら、乗り越えていきたいです。地域の皆さんの志は素晴らしいです。
この地域の未来のために自分の時間をすべて捧げるってなかなかできることではありません。私も何とか力になりたいと思い取り組んでいます。
出典: https://numata-kurashi.com/immigrate/interview/interview_takatsu/