移住者プロフィール
近藤 さん
前住所:愛知県、現住所:山梨県中央市、職業:農家
目次
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地方移住しようと決めたきっかけは何でしたか?
近藤さん(以下、近藤):夫婦で名古屋市内のメガネ販売店に勤務していましたが、妻の実家が兼業農家で週末に手伝っていました。自分たちで育てた野菜が道の駅などで売れる喜びを実感し、「自分たちも農業をやってみたい」と思うようになりました。
移住を決断したのは、「ゼロから農業をやりたい」という強い気持ちが芽生えたからです。
移住地に山梨県中央市を選んだ理由を教えてください
近藤:山が好きで、以前訪れた時に観た星空の美しさが決め手となりました。そして農業大学校の先生の出張講義で中央市の農業振興公社の職員の話を聞き、中央市に魅力を感じました。
どのような作物を栽培していますか?
近藤:今はゴールドラッシュ(トウモロコシ)とキュウリをメインに栽培、出荷しています。 中央市は畑がすぐに格安で借りられ、農機具のレンタルも可能など、農業をゼロからのスタートで、すぐに始めたい僕らのような人には良い条件がそろっていました。
自宅も畑の近くで借りることができ、生活にも不便は感じていません。
地域の方々との交流についてはいかがですか?
近藤:とにかく周りの人たちが親切なのが有り難いですね。畑で作業をしていると、見かねて機械を貸してくれたり、余っているからと資材を提供してくれたり、「今年は気候がこうだからこうした方がいい」という貴重なアドバイスをたくさんしてくれます。
ウェルカムな雰囲気に溢れていて住民の方々がみな温かいので、農業を志す移住希望の方にはとてもおすすめの場所です。
これからチャレンジしていきたいことはありますか?
近藤:私達には叶えたい夢があります。農業の師匠から聞いた話で、昔は土手から見下ろす景色は一面トウモロコシを栽培するためのビニールシートでキラキラと輝いていたそうなんです。
生産者が増えてその景色を取り戻す事が師匠と私たちの夢なんです。また、今後同じように農業を志す若い仲間がもっと増えていったら嬉しいですね。