移住者プロフィール
中西宙生 さん 貴子さん
出身地:兵庫県/和歌山県、前住所:北海道帯広市、現住所:北海道音更町、職業:パン屋「toi」オーナー
中西 宙生さん・貴子さんご夫妻は、2015年帯広市内にある薪窯パン屋 「風土火水」の立ち上げのため、関西から移住。 その後独立し、 2019年に音更町の小麦畑のある丘の上に 「toi」 をオープンさせました。 自然栽培有機栽培小麦のみを自家製粉し、自家製のパン種と薪窯を使ってビオのパンを焼いています。そんなお二人に、移住の理由やパン屋開業の経緯についてお話を伺いました。
音更町に移住した理由について教えて下さい
中西 宙生さん(以下、宙生):パン屋の立ち上げが終わった後、 はじめは地元の神戸に戻りパン屋を開業するつもりでした。しかし思うような物件が見つからず、そんな中、自然栽培の小麦生産者とのご縁がきっかけで導かれた土地が音更町でした。
隣の畑で作られる有機・自然栽培の小麦をそのまま製粉してパン作りができるこの場所は、まさに理想の土地。きっかけとなった小麦生産者さんをはじめ、周りの人があたたかく支えてくれるので、とても心地よく暮らしています。
中西 貴子さん:移住検討者が相談に訪ねてくることもあります。そんなときは、「土地を好きになれるか」 が大切だと答えています。わたしたちも 「土地に根差そう」と決めてから、ご縁がどんどん広がりました。住んでみて、土地にも人にもますます愛着が増しています。
子育て環境はいかがですか?
宙生:学校で野菜を育てる授業があるなど、 この土地らしい良い教育環境が整っていると思っています。学校や保育園のない週末は、お店のまわりで畑作業を手伝ったり、ベリーの実を摘んだり、自然に囲まれながら子供たちものびのび過ごしていますね。