移住者プロフィール
松崎 寛之・ 松崎 瞳さん
出身地:兵庫県神戸市、現住所:兵庫県市川町、職業:農家
コンサルティング会社に勤務し、マーケティング調査に携わるなかで、農業への関心が高まった松崎寛之さん。九州に移り住んだのを機に、福岡のアイガモ農法で有名な農家のもとで、農業を学びました。その後、出身地の兵庫県で農業をしたいという思いと、市川町で有機農業を30年以上されている農家さんから有機農法を学ぶため市川町に移住しました。そんな松崎さんに、移住後の生活についてお話を伺いました。
移住後の生活について教えて下さい
松崎寛之さん(以下、松崎):市川町上牛尾地区にある、約1ヘクタールの農地で、合鴨農法による米づくりと、無農薬、無化学肥料、遺伝子組み換え技術を用いない有機農法で何十種類もの野菜を栽培しています。
自然に循環する山の腐葉土を畑で再現することを目標に、野菜づくりの基本である土づくりを重視した農業に励んでいます。現在は、神戸、西宮、京都のレストランなどに採れたての新鮮野菜を出荷しています。播磨富士とも呼ばれる「笠形山」から湧き出る澄んだ水と栄養を含んだ土があり、市川町は農業をするための、水と土が整った良い環境の町です。
移住検討者に向けてメッセージをお願いします
松崎:「田舎には何もない」という先入観だけで見ると、田舎の良さはわかりません。実際に住んでみると、何も不便はなく、生活にかかせないものは全てそろっていることを実感します。
車で10分ほどの町の中心部には、スーパー、ドラッグストア、ホームセンターもあり、食料品をはじめ農業で使用する道具などもすぐにそろえられます。今の時代を過ごすには、ちょうどいい田舎暮らしだと思います。
農業以外で移住を考えられている方も、車があれば約30分で姫路まで移動できるので、仕事は郊外、自宅は田舎。仕事のオン・オフがしやすい最適な環境だと思います。仕事は郊外でバリバリ働き、1日の疲れをゆっくり田舎で癒すことができる町だと思います。
出典: 松崎寛之さん