移住者プロフィール
栗山 しのぶさん
出身地:新潟県長岡市(旧越路町)、現住所:新潟県長岡市、職業:小学校教員
新潟県長岡市(旧越路町)出身の栗山しのぶさんは、大学進学を機に首都圏へ。その後、首都圏で教員になりましたが、子育てをきっかけにUターン。先生になった理由は「学校が好きだから」。子供たちに伝えていきたい自然の豊かさ。都会では得られない経験を、地元長岡で伝える栗山さんへお話を伺いました。
移住して良かった点を教えてください
栗山しのぶ(以下、栗山):長岡に帰ってきて一番変わったと感じることは、「心のゆとり」です。仕事をしているときも、我が子と向き合っているときも、全然違います。子育てで近くに親や頼れる人がいるのは、やっぱりいいなと実感しました。
環境も恵まれています。うちの子もずっと遊んでいられるくらい自然が大好きなので、そんな姿をみると、本当に帰ってきてよかったと思います。
教員としても移住して良かったことはありますか?
栗山:田んぼや畑、川や山、なんでも子育てや教育の素材になります。長岡花火もそうです。今年は6年生の子どもたちと、学区に住んでいる花火師の方にお話を聞いて、花火にかける思いについて子どもたち自身が学び、修学旅行先で発信をしてきました。
子どもたち自身が心を動かしたり、地域の宝だとわかったから、自信をもって“自分たちのこと”として積極的に伝えていました。
長岡の子供たちへ伝えていきたいことは?
栗山:恵まれた環境があるということだけではなくて、その中で“自分たちで気付く・感じる”ことを大切にしています。自分で考えて、経験をして、自分の考えをもつことが“未来を創る”ことに繋がります。自分で考えて自分が幸せになっていく方を選んで掴んでいってほしいです。
もちろん、自分の子どももそうですね。長岡で、この環境で、育てたいと思っています。うちの子は「虫とり名人になりたい」って言っていますから(笑)。
提供 ながおか・若者・しごと機構推進課
Photo|長岡市立小学校