移住者プロフィール
徳原 裕治さん
出身地:神戸市出身、現住所:岐阜県飛騨市、宿泊施設「館弥兵衛(やかたやへい)」経営。
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飛騨市で宿泊施設を始められたきっかけは?飛騨市には何かご縁があったのでしょうか?
徳原裕治さん(以下、徳原):いいえ。実は飛騨市には縁もゆかりもなかったんです。でも、昔から自然が好きで、アルプス縦走などの経験もあります。それで2~3年前から田舎暮らしを検討していたところ、この宿泊施設経営の話に巡り合ったんです。これも何かの縁と、“運と恩”を感じています。
新たな生活は大変ではありませんでしたか?
徳原:厳しい冬は初体験でしたので、やはり苦労しましたね。雪おろし、雪かき、水道管の凍結に破裂・・・(笑)。でも、1年間暮らしてみて、「経験が自分を育ててくれた」気がしています。また、同業で地域の身近な方にはとても親切にしてもらっています。
例えば、ビニールハウス作り(夏にバーベキューをしたり、洗濯物を干すスペースとして使います)を手伝ってもらったり、他にもいろいろ教えてもらっています。仕事を通じて知り合えた方々にも大変お世話になっています。協力して暮らしていくことは大切ですよね!
それに、何より、合宿の子どもたちを見ていると、可愛くてこちらまで楽しくなれるんですよ。
飛騨の好きな所を教えてください
徳原:水がおいしいところです。近所の湧水はよく汲みに行って、料理やコーヒーなどに利用してます。あと、野菜の美味しさにも驚きました。ほうれん草、トマト、山菜。都会で売っているものとは全然違います。
今後の目標はありますか?
徳原:合宿だけではなく、一般の観光客の方々にもっと来ていただきたいと思っています。宿と飛騨市のファンを増やしたいです。そのためにはどんな料理を出したら喜んでいただけるかな、なんて考えるのが楽しいです。
これから飛騨市に移住しようと考えている人にアドバイスをお願いします
徳原:まだまだチャレンジ中なので、僕のほうがアドバイスをもらいたいくらいです。でも、皆さんもチャレンジしたいことがあったら、まず“失敗を恐れずやってみる”ことをお勧めします。
やってみないと分からない事のほうが、人生には多いはずですから。やってみてダメだったら、再びチャレンジすればいいのですから。