移住者プロフィール
坂詰 将也さん
出身地:新潟県長岡市、現住所:新潟県長岡市、職業:フラー株式会社、新潟支社長
移住することになったきっかけを教えてください
坂詰 将也さん(以下、坂詰):実は、Uターンで少し躓いたかなって、当初は思っていました。でも、結論としては今すごく楽しいので、こちらに住みながら仕事をしています。
その“きっかけ”をくれたのが長岡高専の同級生です。私は5年間長岡高専に在籍していました。その同級生たちと一緒に地元で仕事をして、第2の人生を謳歌している…そんな感じです。だから、今回の撮影場所に長岡高専を選びました。
移住して見えてきたものはありましたか?
坂詰:帰ってきたことで、感じることがありました。新潟にある企業、新潟出身の人として、「こんなに頑張っている人や企業がある」ことを“自分から”発信する“責任感”です。
今日のインタビューも、Uターンのきっかけになってくれるような、そんな機会になったら嬉しいなと思います。東京は何もしなくても選択肢や可能性が無限に広がっています。でも地方は決してそうじゃない。
それは選択肢がないという意味ではなく、人口が違うので東京に比べれば少ないということです。だからこそ、新潟にいる僕たちができることは、インターネットサービスでしっかり情報発信をしていくことだと思っています。
新潟に帰ってきて、それができている会社が実はすごく少ないことに気がつきました。いい会社がたくさんあるのに、知らない人も多くて…地元の学生すら知らない会社がたくさんあります。
地元の会社にとって情報発信の良い例を示せたら嬉しいなとも感じています。きっと、ゆくゆくは地元の活性化に繋がっていくだろうと考えています。
新しい取り組みをする理由ときっかけは?
坂詰:意識はしていませんが、もともと“みんなのためになること”が好きなのかもしれません。今はどこでも仕事ができる時代に入ってきて、こっちにいながらも楽しく仕事はできます。地元を支えてきた歴史ある会社も多いことが分かりました。
僕が今興味があるのは、歴史のある会社がもっと元気になる方法を見つけてあげることです。しっかり活気づくような貢献をしていきたいと思います。それが“長岡に帰りたい”と思えるような環境づくりに直結していくだろうと思います。
ご家族との過ごし方に変化はありましたか?
坂詰:僕も妻も実家が長岡市ですので、家族と過ごす時間が増えたことがすごくいいですね。子どもが2人いますが、週末になるとしょっちゅう実家に帰ります。私の両親や祖父母に子どもの顔を見せることが簡単にできるので親孝行できていると感じています。
何よりも、私の妻が友達と会い、楽しそうな姿を見ると楽しんで生活できていると実感します。そんな時に帰ってきて良かったなと思います。
提供 ながおか・若者・しごと機構推進課
Photo|長岡工業高等専門学校